カテゴリー : バイク

ドゥカティラリー

ドライブイン湯河原峠で開催されたドゥカティラリーに行って来た。

7時半に出発し東名、小田厚経由。Ferrari348軍団とかロータス軍団を横目に激走し、小田原に着いた時点で時間に余裕があったので、真鶴旧道から椿を登って大観山を抜け、ドライブイン湯河原峠に9時過ぎに到着。

なんか早く着きすぎたみたいで、貸切の駐車場はまだガラガラ。MOCの待ち合わせ場所をスルーしてしまったので、メンバーの到着を待つ間アンケートに答えて豪華景品(笑)をゲット。
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会場の特設テント横には、今日行われるオーストラリアGP中継のオーロラビジョン。
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デスモセディチとドカギャル。
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最新モデルの試乗会も開催。
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そして、なんとDUCATIチャリ。中身はビアンキ、コンポはカンパミラージュ。
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と一通り見て回った後、MOCメンバーをお出迎えしご歓談。
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前回MOC定例が5月だったので実に5ヶ月ぶりの再会だったが、お互いのブログとかでコメント残しあっているし、近況もなんとなく判っているので(笑)、そんなに久しぶりな感じがしない。

予報では芳しくなかった天気はなんとか持ち堪えているものの、あまりの寒さに気分も滅入ってきたので、有志で沼津に昼食へ。下界はあったけー!
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「どんむす」にて駿河丼。人気のお店が長蛇の列だったので、近くで空いていた店に入ったがおいしかった。
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食ったら眠くなってきた。って子供ぢゃないんだから!(爆)。
皆それぞれまったり気分になってきたので、ここらへんでお開きに。

海老名でちょい休憩しnobuさんとお別れして帰宅すると、大好物のすき焼きが待っていて、食って満腹になったら眠気にトドメを刺された。
ちょっとのつもりでベッドに入ったが、起きたら2時。ちょうどやっていたMotoGPを見ながらコレを更新。

さて、ふたたびおやすみなさい。

本日の走行距離260km。
TOTAL7,085km。

ノリック・・・。

“ノリック” こと阿部典史さんが事故で亡くなった。
一般道でスクーターに乗っていたノリックの行く手を、Uターンしたトラックが塞いで激突してしまった事故であったようだ。

長髪をヘルメットの裾からなびかせ、長い手足を折り畳んで背筋を伸ばした独特の前乗りスタイルの彼の姿に一気に大ファンになり、WGPでの彼の活躍に一喜一憂したものだった。
当時250で活躍していた原田哲也以外に、最高峰の500でタイトルが取れる日本人が出てきたと興奮したものだ。

WGPを去った後も、レースや子供向けのライディングスクールなどで活躍していたし、ついこの間のMotoGPもてぎRdの解説での明るくて熱い独特な語り口に頬を緩ませていたばかりだ。
自身のblogでも安全に対して日頃から非常に神経を尖らせていたことが判るだけに、未だに信じられなし残念でならない。

彼の底抜けに明るい笑顔がもう見られないなんて・・・。
ご冥福をお祈りいたします。

松本城

薄曇で涼しい朝、ツーリングにはもってこい。ということで出かけたのはいいものの・・・。

相模湖あたりで雨に打たれながら中央道双葉SA。天気悪っ。
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諏訪湖。
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普段ならここらでソフト画像のはずだが、あまりに寒くて味噌おでん(笑)。
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で結局どこにいったのかというと。

城跡巡りが好きとか言っておきながら、実は見たことなかった国宝松本城。
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平城なので小振りに見えるが流石に美しい。

その後松本市街を散歩。静かだし歴史を感じさせる建物がそこここにあって、なんとなくいい雰囲気。

腹が減ったので松本城から5分程度の「こばやし」にて天ぷらそば。
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蕎麦好きの自分としてはあまりにコテコテな店構えにちょっと不安を覚えたが、蕎麦自体はかなり、いやマジで美味かった。もう一枚頼もうかと思ったが、お客さんが結構並んでいたのでヤメた。

腹もいっぱいになったので、上田に抜けて帰る。
えっ!?
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写真はイメージです(爆)

・・・もういいって。

本日の走行距離515km。
TOTAL6,825km。

ウインターグローブ

最近チャリのジャージとかばっかで普通の服買ってないなぁ、とムルティに跨り街に繰り出す。
とか言いながら、スウェットとかパーカとか秋口に着られるのを探しに、最初に行ってしまう先がDainese shopなのがアホ。

欲しかったウインターグローブ “JERICO GORE-TEX” が開店2周年記念だかで30%offだったので、まだ真夏のような陽気に関わらずお買い上げ。
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他にも、ジャケットとかも軒並み30%offで非常に危険だった。

予定外の買い物だったので、その後取り敢えず代官山の行きつけに行くだけ行ってみるが、運良くというか何というか秋冬物が未入荷でセールのTシャツ1枚だけ購入し、あと近所のUNIQLOに寄ってTシャツとか買って帰宅。

房総半島一周ツーリング

朝、さてどこ行こうかな、と行き先も決めないままバイクに跨って第三京浜へ。

んー、西湘バイパスは大変なことになってるし、今日は千葉か・・・。
とあまり考えずにアクアライン。

いきなり海ほたるで休憩。
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お店の人に「おすすめっ!」と言われるままに朝飯代わりのピーナッツソフト。
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・・・微妙。めっさピーナッツ。枇杷ソフトにすれば良かった orz

こないだは銚子から時計回りに回ったので、今回は内房を南下して逆回り。
面倒なので館山道でビューっと。
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洲崎を右に見ながら気持ちよく快走。

白浜。台風の後で浜が荒れ放題。そこらじゅうで打ち上げられたゴミとか海草とかを野焼きしていて、臭いが酷く長いこと居られない。
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とっとと退散して外房を北上。

野郎一人で寄るにはちょっと気恥ずかしいが、ローズマリー公園。
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なかなか素敵な雰囲気。
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英国田舎調の建物とハーブ。気持ちいい。
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本当のお目当てはコレ(笑)。ローズヒップソフト、美味。
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さて、そのまま北上し九十九里浜沿いの有料道路をガンガン走る。
途中本降りの雨。片岡義男作品風にジャケットを脱いでTシャツにジーンズ姿で雨に打たれながら走ったら気持ちいいかもと思ったが、危ないのでやめた。でもジャケットのままでも涼しくて気持ちいいぜ!

終点まで行って、銚子まで北上するか、西に向かって帰るか迷いながらフラフラと走り、本当に迷ってしまう。
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本当にどこにいるのかわからなくなりますた。地図持って無いし(爆)。

その後、出てくる地名が頭の中の地図にプロットできずウロウロ。昨日のチャリ練でケツが痛いのが治ってなく早く帰りたい。
ようやく東関道の標識を発見して高速に乗ってからはもう爆走。

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「!」どこ? 家です(笑)。
疲れてくると写真が手抜きになるのは毎度のこと。ご勘弁を。

本日の走行距離445km。
TOTAL6,285km。

スクリーン修理

夏休みの東北ツーリングで行方不明になってしまったスクリーンのボルトを物色しにナップス港北店へ。

ANTLIONのキャップスクリューフランジが良さそうだったので、それに合いそうなキャップボルトと、ナイロンストッパー付のナットを購入して帰宅。

早速取り付けようとしたら、フランジの内径よりキャップボルトの頭がデカくて入らない。このまま使えないのも悔しいので、金ヤスリでキャップボルトの頭をシコシコ削り、なんとか入った。
でも、2本加工したところで面倒くさくなり、残りの2本は脱落せずに残った元のボルトを使用。

んー微妙(笑)。
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元のボルトで留めている方がなんとなくマシ。これはボルトだけ再調達だな。

全体図。赤が浮いている。ガンメタにすれば良かったかな。
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本日の走行距離30km。
TOTAL5,840km。

みちのくひとりたび(4)

東北ツーリング4日目。

・新潟(新潟県)~自宅(東京)
17日の旅行の前に15日には帰宅していたかったので、もう一日余裕はあったが、ケツと右の手首が痛くて帰宅を決意した。昨日の段階でもうその気だったんだけど(笑)。

昨日泊まった宿。
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ビジネスホテルだけど、チェックイン時に対応してくれたおねえさんは綺麗で親切だし、バイクを停める場所もワザワザ案内してくれるし、大浴場付きだし、清潔な部屋が安価でかなり当たりの宿。ツーリングマップルで紹介されているからか、バイクが結構多かった。

ホテルで朝食バイキングを程ほどに摂った後、朝のニュースを見ながら帰宅の準備をしていると、今日の夕方がUターンラッシュのピークとのことで、当初予定していた下道での帰宅は中止。とっとと北陸道、関越に乗って家路を急ぐことにする。

いきなり上里SA。
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途中何度か休憩したが、空いてるしまあまあいいペース。登りは空いていたが下り車線は大渋滞だった。SAの駐輪スペースもガラガラ。
灼熱の中を高速で連続運転したので、リアタイヤの真ん中だけドロドロに溶けていた。

7時半に新潟を出て、12時ちょっと前に自宅に到着。海岸沿いを長時間走ったり、舗装の悪いところを走ったおかげでドロドロの車体を洗車し注油などした後、テントを干したり洗濯したり。
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なんと、4日間で2,000km走破という無茶な強行軍で疲れたが、今迄行った事の無いところ、子供の頃以来だったところ、駆け足でいろいろ見て回れて楽しかった。

本日の走行距離320km。
今回のツーリング総行程2,010km。
TOTAL5,810km。

みちのくひとりたび(3)

※この記事は8/14に更新しました。

東北ツーリング3日目。

・竜飛岬(青森県)~鯵ヶ沢(青森県)
今日も4時半に起床。駐車場一杯だった割に、テントサイトは閑散としていた。
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5時にキャンプ場を後にして、昨日到着しただけで満足に見られなかった竜飛岬周辺の観光。取り敢えずお約束の階段国道。国道339号線の一部が階段になっているもの。
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こんなの。
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津軽海峡冬景色の碑。真ん中のボタンを押すと、曲が流れるそうだが早朝のため自粛。
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青函トンネル竜飛基地。当時の掘削機の一部などが展示してあるが、業界の人間としてはこんなんで掘ってたの? という驚き。人も沢山亡くなったようで、あらためて先人の苦労に敬服。
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竜飛から339号線で日本海側を南下。竜飛の断崖からヘアピンカーブの連続で一気に海岸まで降りていく途中、野生のサルに遭遇。写真を撮ろうとカメラを向けたら逃げられた。

海岸線をどんどん南下していくがこのような工事信号が多く、しかもことごとく赤。中には変わるまで3分とかいうものもあり、しかも3分間対向車なんて全く来ない。無視して行ってしまう車もいたが、律儀に待つ。
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しばらく行くと日本海側に多い干潟。朝もやで幻想的だが、直ぐ横でラジコンヘリが農薬をガンガン撒いているのでとっとと退散。
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干潟なのでしじみが名産なのか、いたるところにしじみの看板。朝定食をやっている食堂があったので食す。しじみの味噌汁に佃煮、確かに旨かった。

さて、鯵ヶ沢というところのコンビニで休憩中異変に気付いた。なんとカウル右側のボルトが抜け落ちいる。
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仕方なくコンビニでビニール紐を購入し縛って応急処置し再出発。

・鯵ヶ沢(青森県)~白神山地(秋田県側)
さらに五能線と並行する国道101号線を南下。写真は途中の駅中最も寂れた感の漂う駅の中の一つだが、撮影スポットとしてはこれのちょっと北にある千畳敷駅の方が画としては良かったかも知れない。
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目的が無いままひたすら海岸沿いを南下するが、兎に角暑い。あとでニュースで知ることとなったが、この日は日本海側は37度まで上がったようで、どうりで・・・。
秋田県に入ると、街道沿いでおばちゃんが何やら売っている。何かと止まってみるとかの有名な「ババヘラアイス」。なんかシャリシャリした食感のアイスで懐かしい感じ。おばちゃんに写真撮っても良いか、と聴くと「勘弁して」とのことだったので自粛(爆)。

休憩地から遠くに見える白神山地。特に宛も無いので行ってみる事に。
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八森というところから秋青林道という道を登っていく。青森県側にも長大なルートがあるがダートということで断念、こちらは全線舗装。
途中100mくらい突然ダートが出現してアセったが。

舗装とは言え車一台分の狭い道をひたすら上がっていく。森の中なので時折苔むしているところや、砂がたまっているところが多く注意が必要。
青森県境に近い開けたところから白神山地を望む。
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途中の沢。十和田の奥入瀬渓谷は十和田湖の水だが、こちらの渓流の水は本当においしそう。でも藪に阻まれて川に近づけない。
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途中で休憩。涼しくて本当に気持ちいい。
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世界遺産に指定されている白神山地だが、バイクで走れるこの道はそもそも緩衝地域で本来の指定地域とは違う。だからブナの原生林も目に付く範囲ではあまり見ることができず、奥多摩の森と何が違うのか判らない(爆)。
ちなみに世界遺産に指定されている本来の地域は林道すらなく(開発されていないから指定されているのだが)、一般人は入れないようだ。

白神山中で燃料警告灯が点灯し、遭難したくないので早々に下山。引き続きどんどん南下。
この辺を走る頃には観光の車で道が渋滞してきて、もうイライラ。とにかく暑いので国道7号線をひたすらに走り続けて、能代、八郎潟、秋田等ことごとくスルー。ってかスルーし過ぎ。

・白神山地(秋田県)~鳥海山・温海(山形県)
スルーしまくって今度は鳥海山。
秋田側を登る鳥海ブルーラインはチャリダーが多く、頑張れー!と声を掛けながら走った。当のチャリダーは「うっせー」という顔だったが(爆)。
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ブルーラインを山形側に降りて行き引き続き7号線を走る。またしても沿道の町々をスルー。

道の駅あつみで休憩。
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だだ茶豆アイス、かなりヒット。
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そういえばこのツーリング中、ソフトとかアイスとか焼きりたんぽとか、なんかジャンクばっかで、名産の魚とかマトモなもの食べてなかったなぁ。

・温海(山形県)~新潟(新潟県)
暑さと渋滞とケツの痛さで限界に達していたので、またしてもどんどん南下。もうこの時点で帰る気満々(笑)。ということで新潟まで降りてきた。
折角だから新潟で日本海に沈む夕日を、と思い新潟空港近くの海岸にやってきた。しばらく落ちていく夕日を眺めていて、そろそろ海に沈む頃かなぁ、と見ていたらなんか様子が変。沈む日に山の稜線が・・・。
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唖然としていると、近くにいたおじいさんが教えてくれた。「佐渡に沈むんじゃ」と。
なにー! 迂闊だったorz。

ということで宿探し。そろそろ体も疲れてきたので、綺麗な風呂に入って、ベッドで寝たくなってきた。そりゃそうだ、3日で1,700kmも走ってるんだもん。相変わらず無茶である。
新潟駅前で、ツーリングマップルに載っていた宿発見。即効で風呂入って、飯食って、テレビでニュース見て、寝た。

本日の走行距離575km。
TOTAL5,490km。

みちのくひとりたび(2)

※この記事は8/14に更新しました。

東北ツーリング2日目。

・一関(岩手県)~遠野(岩手県)
昨晩は寒くて何度か起きてしまったものの、4時半に起床。

室根山頂から望む朝日。
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ムルティの黒いボディに朝焼けが映り綺麗。
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5時半にはテントを片付け6時に出発。室根高原牧場付近、気持ちのいい朝。
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そこから高原の気持ちの良い道を北上し一気に遠野まで。期せずして観光道路から外れた道を走っているのか、それとも単に朝早いからなのか、どの道も信じられないくらい空いていて気持ちいい。

遠野に到着、道の駅遠野。8時だというのに結構な賑わい。ここでもソフトクリーム。昨日から既に3つ目。
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南部曲り家千葉家住宅。
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千葉家住宅の開館が8時半からとのことで、その前にツーリングマップルに出ていた高清水山トオヌップ展望台からの遠野全景を見に、高清水山に登る。集落の中の道が非常に判り難くて迷った。

辿りついた展望台。市営の牧場が広がる小高い山から、遠野を見下ろすの図。
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遠野の市街地はロードサイド店舗の並ぶ普通の街並みなので、市街とは逆に降りていき、のどかな農道を走る。こっちの方が栄えてる市街より遠野っぽいのかな。
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・遠野(岩手県)~盛岡(岩手県)
さて、遠野にお別れし北上。ここからもひたすらに高原の気持ちいいワインディング。東北はワインディング天国だ。

いきなり盛岡。
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実は、既に昨日からNikon D50のバッテリー残量が心許なくなっていたので市街地にやってきた。本来D50のバッテリーはいつ充電したかも忘れるくらい持ちがいいとの評判だが、今回は単に準備不足なだけであった。
盛岡西口の巨大なコジマには在庫が無く、カメラのキタムラを紹介されたが4号線を戻らなければならないとのことで、面倒になりやめた。

折角盛岡に来たので、ちょっと西に向かい小岩井農場。
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ところで「小岩井」って当時の創始者3人の頭文字(小野、岩崎、井上)だったって知ってました? 常識なのかも知れないが、私はこの歳になるまで人名か地名だと思っていた。ちなみに頭文字中「岩」は三菱財閥の岩崎家で、言われてみればなるほど。

子供の頃、学校のスキー教室で岩手山に何回か来たことがあるが、バスで向かう途中に必ず小岩井農場で絞りたての牛乳を調達していたのを思い出し、久しぶりに行って見たくなったのだった。雪の積もる牧場の風景が今でも脳裏に焼きついている。

牧場内に入らないとソフトクリームにアリツケナイので、入場料500円を払って入る。ソフトクリーム売場に長蛇の列。
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夏季限定レモンソフト。画像では白く見えるが、実際はほんのり黄色。レモン風味だがチーズケーキのような濃厚な味で美味。
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場内でジンギスカンやBBQが食べられるが、一人で注文するのもアレなのでやめた。結果、500円の入場料払って300円のソフト食って終了。

農場から岩手山を望む。広場でフリスビーなどで遊べる。家族連れが行くところ。
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小岩井農場を後にし、東北道の滝沢ICへ向かう途中。岩手山をもう一枚。
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・小岩井農場(岩手県)~十和田湖(秋田県・青森県)
東北道を激走し、数多の名所をスルーしながら小坂ICで降り、十和田大館樹海ラインで十和田湖へ。
途中の七滝で昼食休憩。
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気温32度かぁ、やっぱここいらは涼しいわ。とか思ってしまうくらいの連日の暑さ。
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ツーリングマップルには蕎麦が名物となっていたが、蕎麦じゃなく稲庭しかない。私はうどんが嫌いなのでスルー。替わりに岩魚。
養殖モノだと言っていたがおいしかった。
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快適なワインディングを抜け十和田湖。有名どころだけあって流石に人出が多かった。旧車会とか称するタダの珍走も沢山湧いていた。
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乙女の像。中学生の修学旅行で来て以来だが、昔はこんな立派な台座は無かったような気がする。
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これまた修学旅行で散策した想い出が強烈に残っている奥入瀬渓谷だが、画像の後ろを見ていただくと判るように大渋滞。抜けるのに有り得ない程時間がかかった。
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それでも一応川に下りてみる。非常に涼しい。
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・十和田湖(青森県)~青森(青森県)
さて、十和田湖を離れ青森市街に向かう。今度はランタンのマントルの予備を持参し忘れたため調達しに。相変わらず準備がいい加減。
青森市街で給油し、お金を下ろしたところでマントルを売っていそうなところを探すが結局見つからず。途中教えてもらった上州屋では売っていなかった。

・青森(青森県)~竜飛岬(青森県)
諦めてここで運命の分かれ道。大間へ行くか、竜飛へ行くか・・・。
この時間だったら竜飛から夕日が沈むのが見れるかな? などという全くいい加減な理由で津軽半島に決定。さらに北上。
途中の道すがら下北半島が対岸に見えてきた。
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下北半島や北海道へ向かうであろうフェリーを右手に見ながら、海岸沿いの松前街道をひたすら走る。この辺りは前走の車がことごとくのんびりしていて、時計を睨みながら我慢の走行が続く。

北へ進むにつれ、杉板張りの古い家が海岸沿いに立ち並ぶ寂しい集落が続く。寒村を中心に見られる新興基督教の黒い看板がやたら増えてきた。こんなこと言っていいのかわからないが、やはり厳しい地なのであろうか。
我慢の走りを続けながら、津軽半島の北岸に差し掛かる。東岸を走っている時に、もう日の入りを見るのは難しいと思っていたが、太陽は意外としぶとく残っていた。普段山に沈む夕日しか見ないので、その分少し余裕があるのかも知れないと思い頑張る。

夕焼けが映る対岸の北海道。幻想的。
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そして竜飛岬到着! 疲れた~。
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して、日の入りに間に合ったのかというと・・・。

なんとか間に合いますた。ってか間に合ってるよね、コレ。惜しいことに遠くが雲でかすんであまりはっきりしてないけど。
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と写真のとおりこのあと直ぐに暗くなってしまったので、龍飛崎シーサイドパークにてキャンプ。駐車場は一杯だった。テントサイトは空いていたものの、ここが空いてなかったらどうするつもりだったんだろう(笑)。

ここのキャンプサイトは異常な風と湿気で寝苦しかった。あとシャワー室がばっちくてかなり不快。FMは入らない代わりにハングルの放送がやたらと入るのは場所柄かな。
あと、キャンプ場の真上に、廃墟と化した海自の警備隊宿舎跡の建物が並んでいてちょっと不気味だった。

本日の走行距離525km。
TOTAL4,915km。

みちのくひとりたび(1)

※この記事は8/14に更新しました。

ワケあって夏休みの予定が直前まで立たなかったのだが、結局11日~19日まで全日フリーになってしまうことに。
17日になんとか取れた温泉にオフクロを連れて行く予定だけいれて、後はどこへ行こうか考え始めたのが2日前のこと。残った休みの内、前半の5日間で適当にツーリングに行くことにした。

・自宅(東京)~松島(宮城県)
何のプランもないまま北を目指すことにして、取り敢えずテントとランタン、ストーブを引っ張り出してムルティに積み込み、朝8時30分に出発。
東北道の下りは朝のニュースで既に50km近い渋滞とのことで、常磐道経由で行くこととした。

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取り敢えず先を急いでいたのでいきなり菅生SA。
名前のせいか、バイクの数が他のSAより多いと思うのは気のせいだろうか。

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仙台で有料道路に乗り換え、最初に到着したのが松島。宮島、天橋立は行ったことがあったので、これで全制覇。

と言っても周囲はよくある観光地の風情で長居しても仕方が無いので、近くの石巻市街に向かい、本屋を探す。というのも、ツーリングマップル東北版を購入するため。今頃かよー(爆)。
家出るときに探したのだが、どうしても見つからなくて仕方なく・・・。

・石巻(宮城県)~気仙沼(宮城県)
石巻で既に15時を回っていたので、直ぐに女川を目指しリアス海外沿いの国道398線、「リアスブルーライン」を北上。
沿岸部の398号線は、休日だというのに殆ど車がおらず最高に気持ちのいいワインディングロード。木立から時折見える断崖上からの太平洋が非常に綺麗。

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あまりに気持ちいいので走りっぱなしで写真も無し、気が付いたら北上川。

この時点でそろそろ泊まる所を探さなければならない時間となってきました。そう言えば朝から飯も食ってない(笑)。

気仙沼まで北上し、適当なラーメン屋でふかひれラーメン。なんかイマイチ。
気仙沼のビジネスホテルでも良かったのだが、折角テントを持参したので、近所のキャンプ場を探す。ツーリングマップルP53で最初に目に留まった岩手宮城県境の室根山望洋平に決定。早速向かってみる。

・気仙沼(宮城県)~一関(岩手県)
室根山頂のキャンプ場に到着、県営キャンプ場のようだ。
結構広々としているが、オートサイトに数台、サッカーグランド並みのフリーサイトにはテントが一張りのみと貸切に近い状態で、好きなところに張り放題。

テントを張るともう暗くなっていたので、清潔で熱いお湯の出るシャワールームでシャワーを浴びる。このキャンプ場は使えるなぁ。
シャワーから出てくると満点の星空。天の川も久しぶりに見た。しばらく見入っていると蚊やらブヨやらに集られるので、堪らずテントに避難。蚊に効くカトリスを持参して正解。

延々と懐かしいアイドルソングが流れてくるNHK-FMを聴きながら、ツーリングマップルで明日のルートをプランニング。
疲れて直ぐ寝たが、流石に山頂は寒く持参したタオルケット一枚では何度も起きてしまった。ちょっと失敗。

本日の走行距離590km。
TOTAL4,390km。