カテゴリー : 2014年 7月21日

ライディングスクール(5回目)

今までのスクールとはまた別の、虎の穴というスクールに参加してきました。

今回も前回に引き続き14Rでのライスク参加です。
ただ、前回はクローズドコースではあったもののほぼオーバルの小さなコースだったのですが、今回はサーキット。
14Rでちゃんとしたサーキットを走るのは初めてなので、緊張です。

場所は福島県のエビスサーキット。
家からきっちり300km。3時半起床、4時出発。眠い。。。

ゆっくり行ったので、7時半くらいに到着。
今日は雨の予報ではなかったですが、エビスサーキットは山の中なので、
zx14r214
てるぼうも虚しく霧雨。路面はウェット・・・マジか。

が、朝の座学中に雨も上がり、午前中のXR100を使っての定常円と8の字膝擦り練習ではなんとかドライに。
8の字はレース形式で、結構白熱して楽しかったです。

昼休みを挟んで準備し東コースに移動。
zx14r215
ミラー外して燈火類は全てテーピング。
ゼッケンはサーキット走行時はフラッグなどの指示のため必ず要るようです。

ラッキーなことに、天気が良くなってきました。
zx14r217
いよいよ本コース走行。
最初は先導車についてピットアウト、ピットインの練習がてら慣熟走行。
慣熟走行だからゆっくりなんだけど、もの凄い高低差でいきなりビビらされます。
こんなとこ全開で走るの???
ebisumap
2kmのコースで60mの高低差、ストレートから右コーナーを抜け、急勾配の下りの途中にS字、下りきってヘアピン。
また思いっきり登ってヘアピン、そして下りながらの100Rで下りきったところに直角、からの回りこんで絶壁のようなS字の登りで、その先は全く見えないままホームストレート。
もう何がなんだかわかりませんwww

特に、下りのS字と、後半の下りながらの100Rのライン取りが全然わかりませんでした。
S字では突っ込みすぎてショートカットし飛ばされそうになったり、100Rでは膨らんで危うくコースアウトしそうになったり、かなり怖い思いをしました。

座学では、スピードを上げ遠心力で荷重を掛けてタイヤのグリップを活かすというのは理解しているつもりだし、今までのスクールでも何度も体感している筈なんだけど、今回はスピード域が今までと全然違うし、ハイスピードで下りながらのコーナーなんかでは、14Rのような重量級バイクでタイヤのグリップを信用しきれていないヘタレっぷりが思いっきり露呈してしまい、全然ダメなのが自分でもわかります。

最初の5周回でのベストは1分22秒台。
これでも頑張ったんですよ(笑)

別のフリー走行枠を挟んで2回目は50分くらいの枠で走りまくり。
S字と100Rのライン取りは最後まで手応えが掴めないまま、でも無我夢中で走り、数回のピットインを挟みながらの20周走ってベストは1分16秒台半ば。
10周目くらいからフロントブレーキが1タッチ目でスカスカになってしまい、それ以降は17〜19秒台あたりで、これ以上はしんどくなってきたので終了。

ちなみに、同じパドックだった写真後ろのZX-10R、この方メチャ速くて1分05秒台。
zx14r220
似たような重量級では、隼で走ってた方が10秒台くらい。
あ、そう言えば、一人異次元の走りをしていた高校生(GSX-Rだったかな?)が00秒台!www
まあ彼はプロを目指してるみたいだから別格としても、みんな速過ぎです!w

絶対にコケないようにとかなり慎重に走ったので、慣れればあと2秒くらいは縮まりそうですが、10秒台で走るにはかなり修行が必要な気がします。

空気圧は前後250kPa。
zx14r218
ドロドロですが、端まであと2mmくらい残ってます。
でもバックステップを入れたおかげか、外足がステップから離れそうになる感じもなく、1コーナーとヘアピンでは両膝とも擦れました。
高速コーナーでは恐怖心でまだ擦れませんw

フロントは、こんな感じ。
zx14r219
フロントへの荷重が全然ですね。

このスクールは、今までのライスクとは速度域が全然違うので、より実践的な練習が出来、とても勉強になりました。
また是非参加したいのですが・・・丸一日必死に走って、しかも往復600km移動が辛過ぎる。
帰りは疲労困憊で、腰がヤバかったです。
次は前泊とかなんか考えないと体力的にキツイかな。

それにしても、14Rはホントに重い。
10R欲しいなー。
ま、10Rに乗ったとしても5秒台で走れる気はしませんが(笑)