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ZX-14Rで行く北海道ツーリング day2 小樽〜富良野

※8/5更新。

新潟から乗船した新日本海フェリーは定刻4:30に小樽港へ到着。
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いよいよ、念願の北の大地上陸に心が昂ぶる。

荷物を括りつけて準備。
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そして順番に下船。スロープを下り、遂に北の大地に上陸。
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まあ、仕事とかゴルフとかでは散々来てるんだけどね(笑)
バイクでは初めてなので感動の瞬間。

この後、同じ船から下船したライダー達は自分のプランに合わせて全道に散って行った。
自分は取り敢えず内陸部を目指して札幌市内を抜けることに。
途中、24時間営業の釣具屋に寄り、ツーリング前に買う時間の無かったキャンプ用のガスを購入。
さらに東を目指し、岩見沢経由で夕張を目指す。

それにしても北海道は距離感が掴めない。
もっと遠いかと思っていたけど意外と早く岩見沢を通過。そして山間部を抜けて夕張へ。
小樽に着いた時から厚い雲に覆われていた空も、山間部に入ると本格的に雨に。

夕張に到着。
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朝早かったというのもあるけど、思ってた以上に何もない(失礼)
取り敢えず夕張市役所の軒先でレインウェアを着こみ雨宿り。

夕張メロンのアイス乗せとか、快速旅団さん訪問とかネタはいくつか仕込んでいたのだが、朝早く店が何処もやっていないので、仕方なく北海道上陸の儀式を執り行うことにする。
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セイコーマートでカツゲンの儀w
カツゲンは普通のソフトカツゲンにすれば良かった。

セイコマで休憩していた富良野まで行くというチャリダーにエールを送り、時間も無いので自分も富良野を目指すことにする。

夕張から富良野へ向かう国道452号線(夕張国道)は山間部を抜ける高速ワインディングで気持ちのいい道であった。天気が良ければもっと綺麗なんだろうなぁ。
そこから道道135号(美唄富良野線)で富良野市街へ。
雲は多いけど、なんとか天気は回復してきた。

ここで上陸後初のホクレン給油でフラッグ「赤」Get。

最初は
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「北の国から」の五郎の石の家。
一応こんなミーハーなところも抑えちゃう。家の中の写真は撮れるけど、ブログとかにアップしちゃいけないらしいよ。

そして関東ではなかなか見られない丘の風景を楽しみながら、十勝岳へ。
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途中無料の混浴露天温泉「吹上露天の湯」に立ち寄るが混んでいたので止めた。

十勝岳の駐車場で旭川からタイヤの皮むきに来たというドラッグスター(だったかな?)に乗ったオヤジさんに缶コーヒーをご馳走になりながら談笑。

ここでトラブル発生。
そう言えば十勝岳の写真を撮ろうとしたらコンパクトカメラが無い。
仕方なく十勝岳の写真はiPhoneで撮ったのだが、カメラを仕舞いそうな場所をあらためて必死に探すも見当たらない。

・・・どうやら五郎の家でシートバッグの上にカメラを載せたまま出発してしまったような気がしてきた。
引き返して探そうか迷ったが、道路に落下しているとしたらカメラ自体が無事である保証もないし、結構な距離を戻らなくてはいけないので諦めた。
カメラ自体は決して安物ではないがそんなに惜しくない、それよりそれまで撮っていたデータを紛失したことの方がショックが大きかった。
(というワケなのでここまでの写真はiPhoneで撮っていた予備の写真、そしてこれからの写真も全てiPhoneのものです。)

こういうショックは意外と引き摺るもので、この後、どうせiPhoneだから凝った写真も取れないし、などとモチベーションがダダ下がりしてしまった。

さて。
富良野はドコ走ってもラベンダーが咲き乱れてるのかと思いきやそうでもなく、そういうスポットに行かなければ見れないようだ。
十勝岳を下りた時点で美瑛に近づいていたので、先に美瑛を見て回ることにする。

取り敢えず丘のある風景に入って先ず目についたケンメリの木に立ち寄る。
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木をナメ〜の東の丘の方角を撮るのが構図としては良さそうだが、木の周りに記念写真の人集りが出来ていてアレなので、ちょっと離れたところでバイクと一緒に収める。
んー、これは東の丘入りの構図が非常に重要なんだな。

そして北西の丘展望公園へ。
取り敢えず、
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ラベンダーソフト。なんだこの巻きは。ヤル気無さすぎだろ。
味はいたって普通。

丘の風景はといえば、
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天気も悪いし、iPhoneの画角も狭いのでなんだかなぁ。

そして、
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マイルドセブンの丘。
曇天でどの写真もあまりに味気ないためちょっと補正を掛けているが、多少はマシかな?

移動途中にひまわりが綺麗だったんで停まって撮影してみた風景
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そして「ジェットコースターの道」
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写真では判りにくいが、丘の地形に合わせて真っ直ぐ急勾配で降りて行き、底辺からまた真っ直ぐ登る。この落差が凄い。

この辺であまりに空がどんよりしているので萎えてきた。
ということで富良野に戻ることにする。

国道を戻っているとラベンダーが咲いているらしき丘を発見。
でもよく見るとラベンダーだけでなく色々な花が咲いているようだ。取り敢えず行って見ることにする。
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施設の名前を失念してしまったが、ラベンダーだけでなく他の花やハーブが沢山植わっている。
観光バスも沢山寄っていて、園内は中国人をはじめとする外国人でごった返していた。
無料だし、天気が良ければラベンダー越しの十勝岳を望むことも出来てなかなか良いのではないか。

同園の入口で売っていた切り売りのメロン
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のどが渇いていたので思わず買ってしまった。
確か200円くらいだったと思うが結構美味しかった。

この辺で17時近くとなりそろそろ寝床を確保しなければならない。
雲は多いものの天気は持ちそうなので、朝日ヶ丘公園のキャンプ場へ向かう。

キャンプ場にはツーリングライダーだけでも20台近く。
他にイベントがあるようで家族連れキャンパーでかなり混んでいた。
施設自体は整備されているし、コインシャワーやトイレなども清潔で居心地は悪くない。

寝床確保。
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そして
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近くのコンビニで冷凍のジンギスカンを買って独りBBQ。
冷凍ジンギスカンの袋の写真に野菜も写っていたからそういうもんだと思っていたけど、どうやらタレ漬けのラム肉しか入っていないようだ。そりゃそうだわなw
もやしくらいは欲しかったな・・・仕方ないのでひたすらにラム肉とおつまみチーズなどをつまみながらチューハイをチビチビ。
結構駆け足でいろいろ回って疲れているからかチューハイ程度で酔いが回る。

そう言えば、今日はマトモな飯らしいものを食ってない。
明日からはちょっと考えよう。

シャワー後フルーツ牛乳飲んで寝床へ。
おやすみなさい。

本日のルート
走行距離:380km

ZX-14Rで行く北海道ツーリング day1 自宅〜新日本海フェリー

※8/4更新。写真が多いので全部更新には時間がかかるかも知れません。

いよいよ待ちに待った北の大地へ旅立つ日、北海道ツーリングへ出発である。
3:30出発予定なので昨日の朝から寝ていないが、期待に胸膨らんでいるので気分はハイである。

いよいよ自宅出発。
ODOメーターは2,685km。
自宅から環七、目白通りを経由し練馬で一旦給油。関越自動車道を通り新潟港へ向かう。

途中駒寄PAで休憩し再出発。沼田を超える辺りで空もだいぶ白んできた。
荷物満載のバイクもチラホラ。北海道へ向かうライダーだろうか。

新潟の黒崎PAで給油。

8:00頃新潟港に到着。ODOメーターは3,015km、自宅から330kmだった。

9:30乗船なのでちと早過ぎたが既に15台くらいのバイクが待っている。
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初めてなので知らなかったのだが、本当は写真手前側が先頭で奥側の端に停めなければならなかったようだ。失礼しました。

元々曇りの暗い空だったが、程なくして雨がザンザン降ってきたのでターミナルに避難。
朝飯食って時間を潰す。

9:30乗船。
スロープを登っていよいよ車両甲板へ。
いろいろと初体験でテンパっていたのかこの辺の写真が無いが、端から停めて行ってハンドルロック、ギアを1速に入れて荷物を下ろすと係の人がベルトで車体を固定してくれる。
ヘルメットや手袋等は車両前にある網棚に置けるようだが、荷物は降ろさなければならない。
荷物をうまく分割してあれば、船内で使う手荷物(着替えやタオル、洗面用具など)だけ持って残りの荷物は網棚に置いておけるようだが、自分はシートバッグ1つに全て入れてあるので船内に持って入るしかなかった。
30kg弱のバッグを担いで移動は腰がヤバい。

そして客室へ。
本当はツーリストSという1人用ベッドを予約したかったが、6月中旬の予約で空きが無かったので、ツーリストBという2段ベッドへ。しかも上段 orz
巨大なシートバッグは置く場所が無く、仕方なくベッドに上げた。
ベッドの長さは190cmくらいはあるので、バッグを置いても自分の身長では体を斜めにすればなんとか寝るスペースは確保出来た。

2段ベッドは向かい合わせで2つずつ、4人で一つのブースを利用するカタチとなる。ベッド部分をカーテンで仕切るだけなので神経質な人には絶対に無理だろう。
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自分のスペースはベッドしかないので、基本は船内をウロウロすることになる。
食堂とカフェテリア、売店があるが、食堂は値段が高いので、昼は売店でカップ焼きそば、夜はカフェテリアでそば。
19時間もこの状態かと思うと憂鬱になるが、船内をひたすらウロウロ。そして寝られる時はなるべく寝ることにして時間が過ぎるのを待つことにした。

意外にも沿岸に近い所を航行するのでauでは辛うじて3Gのアンテナが立ったり立たなかったりだが、面白いのは北行(新潟→小樽)では右舷側(当然南行では左舷)の方が受信状態が良い。というか陸地側じゃないと受信できないギリギリのところを航行しているようだ。
なので、メール程度は普通に受信可能。

日没
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実際にはこのあと雲に隠れて日の入りは見られなかったのだが、何も遮るものがない海上での夕陽は格別だ。

あとはもうひたすら時間が過ぎるのを耐えるばかり。
早く北海道に上陸したい。

ZX-14Rで行く北海道ツーリング prologue

※本記事は8/4更新です。

バイクに乗り始めて27年。
ずっと憧れ続けていたが、未だに実現出来ていないことがあった。
それが・・・

北海道ツーリング

北海道は本州と自動車道が陸続きで無いためフェリーなどを利用するほかなく(バイクを先に送り飛行機で移動という手もあるが費用がかかる)、往復の移動に丸二日を要することなどもあり、実質的に長期休暇を取らなければ実現出来ないという意味でかなりハードルが高かった。

学生時代は自動車競技に夢中になり常に金が無い状態だったし、社会人になってからは会社の休暇が旅行には最悪の盆を挟んだ一斉取得な上、地方勤務で実家に帰省が優先となり、そして結婚して憧れは憧れのまま終わるかに見えた。

しかし人生とはわからないものだ。
その後また独身に戻り、そして今年(本来は去年だが繰越し)勤続年特別休暇というまたとないチャンスが巡ってきた。

いつ行くか? 今でしょう!

既に旬が過ぎた感はあるが、この言葉は正にこの瞬間のためにあるようなものであったのだ。

6月初旬頃、なんとか7月最終週に休暇が取れそうな確信を得て準備を開始。
フェリーの予約もギリギリ、そして納車されたばかりのZX-14Rの慣らし運転もやっと終わらせた。
ツーリング用のシートバッグも新規に購入して、永年の夢を動画に残すためGoProも購入・・・勢いというのは恐ろしいね。

そんな勢いと永年の想いを胸に北海道を駆け抜けた9日間(道内は7日間)の記録をお送りします。

随時更新予定。

[ZX-14R] 江ノ島でプチミーティング

最近お世話になっている同じ14R乗りの方々に、ツーリングではない、コーヒーブレークな会を呼びかけたところ、急な誘いにお二方が賛同していただき、自分も含め3人で集まりました。

お二方ともナイスガイで紳士で、とても有意義な時間を過ごしました。

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最終的に箱根・大観山P(写真)まで一緒に走りましたが、
・渋滞する前に解散
・家族サービスに支障を来さない
がコンセプトの基本ユルい会なので、気の合う方々と近場で定期的に行いたいと思います。

[ZX-14R] USB電源取り出し

GoProとかiPhoneとかの電源をバイクから取るためにパーツを買っておいたのですが、ここのところの猛暑で作業する気が起きず放置。

しかし、27日から北海道に行くので、その前にはなんとかしないとということで重い腰を上げました。

着けるのはコレ。
ニューイング(NEWING) USBステーション・ダブル NSMS-005
ニューイング USBステーション・ダブル NSMS-005

電源は直接バッテリーから取り、ACC電源は適当にポジションライトあたりにラインを噛ませばリレーを介してON-OFFをやってくれる、文系脳にはとても便利な一品。

取付けで一番面倒なのはカウルの脱着。
と言っても外すのは2ヶ所なんだけど、バイクのカウルって立て付け悪いから結構面倒なんだよね。

以下取付手順
最初は右側のメーター横のパネルを外します。
ヘックス4mmが3本。
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パネルはこじって外しますが、パネルのツメが壊れそうでちょっと怖い。

次いでバッテリーにアクセスするためにサイドパネルを外します。ヘックス5mm2本と同4mm1本を外し、上側のツメを折らないように注意しながら後方に引き抜きます。
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ボルトの長さが違うので、取り付ける時に間違わないように注意。

バッテリーカバー(ヘックス5mm/1ヶ所)を外して、バッテリーを押えている下側のステー8mm2ヶ所を外し、ゴムバンドを外してバッテリーを引き出します。
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+端子の赤いカバーをめくって、本製品の+側のコードを端子に共締めしてバッテリーを元に戻します。

-側はアース端子のここに共締め。
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本製品の赤いラインはキーをONにして電源が入るところに噛ませれば、リレーが勝手にスイッチしてくれるので、今回はリレーを仕舞う場所に近いところで右ポジションランプから取ります。
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自分のバイクの場合、+は赤い線です。さっきのアースのところに黃/黒線が接続されているので、黃/黒はアースと判ります。
(一応テスターで確認してください)

ここで、線の取り回し、リレーの固定、カウル取付などする前に、iPhoneを繋いでテスト。
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繋いでいる状態では充電されませんが、イグニッションをONにした瞬間にiPhoneの充電が始まりますので、これでOKのはず。

後は配線の取り回し、リレーの固定、USB取り出し口の固定場所を決めて、固定したらカウルを逆の手順で取り付けて完了。
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製品の配線長さの関係から、リレーは右カウル内に両面テープで固定、ラムエアダクトの下に配線を回してイグニッションキーの下にUSB取り出し口を設置しましたが、配線は当然ハンドルの稼働角分の余裕をもたせる必要があるので、リレーはバッテリー室に設置し、リレー以降の配線を延長してタンク下のフレームに這わせてステム下に持ってきた方が、スッキリするかも知れません。

念のため、バッテリーからのラインにヒューズを追加しておこうかな。

[ZX-14R] マフラー交換

14Rの純正マフラー
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これね。
凄い迫力だよねー。
静かだし、これで200ps叩きだすセッティングになってるから、バランスとしてはベストなんだと思います。

しかし、やっぱりデカいし重いんだよね。
デザイン的にももう少しすっきりさせたいし、重量も両方で14.6kgもあるんです。

慣らし運転終わったら変えようといろいろ検討してました。
14Rも現行型が発売されてから1年半経ってますから、各メーカーからフルエキからスリップオンまでいろいろ出揃って、選択肢としてはかなり豊富です。
ただ、実物を見たり音を聴いたり出来る機会がなかなかないので、本当に迷いました。

最終的に、実車に着いているところを見せていただけたヨシムラジャパンのスリップオンか、TwoBrothersのスリップオンで迷ってたけど、
結局
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LeoVince Slip-On FACTORY R EVOLUTION 2 にしました。
レオビンチは、アクラポビッチと並びヨーロッパを代表するマフラーメーカーです。

前にR1とかFZ-1で着けていたことがあるので何となく音も想像出来るし、SBK(スーパーバイク世界選手権)でカワサキワークスも装着してるということ、そして更にYouTubeで見つけた動画が非常にわかり易かったことが決め手でした。
参考にした動画

また、レオビンチは本国のサイトで詳しい技術情報とかサウンドが聴けるというのも親切ですね。
http://www.leovince.com/en/catalog-kawasaki/terminale_factory_r_omologato_evo_ii_passaggio_standard_kawasaki_zzr_1400_i_e_2012/285221642
※但し、日本の正規代理店はヤル気がないのか現行14R用は取扱いが無いので、海外の通販か、国内で並行輸入しているところで買うしかありません。

マフラー自体はイタリア製にしてはかなりマトモな作りで満足のいくものですが、取付説明書とか取付けに使用する部品のクオリティが、流石のイタリアンクオリティで酷いですw
明らかに着く筈のないサイズの部品が入っていたり(自分のは東南アジア仕様で、レオビンチは欧州仕様を前提にしてるということもあるかもだけど)、取付けてる最中に付属のボルトがナットに届かないことに気がついて、炎天下の中自転車でボルト探しの旅に出ました。
最悪です。

取付け途中で右側だけ装着したところ
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これだけ違います。

見た目もスッキリして悪くないし、純正のマフラー14.6kgから9kg減の5.6kgと、大幅な減量に成功。
268kg中の9kgなので大したことないかと思いきや、押し歩きでも軽さが実感できました。

音量はバッフルを着けていれば重低音が増すものの結構静か。
バッフルを外すと・・・まあそれなりの音はします(笑)
アクセルを開けると、ピックアップが鋭く吹け上がりが軽くなったことが実感できるので、バイクの動き自体も軽くなったように感じます。

[ZX-14R] 吾妻磐梯〜猪苗代

午前中に福島市内で仕事というか、実際は業務なんだけど形式上は業務扱いにならないというか・・・まあいいや。
そんな用事があったので、折角だから吾妻磐梯スカイラインと猪苗代湖畔を走りたいということで、14Rで行ってきました。

郡山に居る学生時代の友人にも久しぶりに会いたかったのですが、生憎スケジュールが合わず日帰りで。
福島日帰りは結構キツかったw

一応動画を撮ってきたので、よろしければ御覧ください。

※注意:冒頭から音楽が流れます。
720p HDモード推奨
(動画右下の歯車マークをクリックして720HDに合わせてお楽しみ下さい)

ひできんさん見てる〜(^^)/
ちょっとご地元とは遠いかな?

[ZX-14R] GIVIエアロダイナミクススクリーン

14Rのノーマルスクリーンはカウルに伏せない状態だと、肩でずっしりと風を受ける上、ヘルメットのシールドに風が直撃するのでちょっと山の中を走ると虫の死骸だらけになり視界が悪くなる程です。

伏せた状態で200km/h Overで走行するには最適な設計になっているとは思いますが、そもそもそんなスピードで走らないし、高速に乗っている間中伏せているのも現実的ではないので、防風効果の高いツーリング向けのスクリーンに交換することにしました。

選ぶ際の拘りは、
・防風効果が高いこと
・GoProの撮影に支障が出ないようにクリアかライトスモーク

ということで、買ったはGIVIエアロダイナミクススクリーン。
左がGIVIで右がノーマルです。
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同じく高さ比較。
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取付けはノーマルのボルト6本と、スクリーン後ろ側のゴム付きナット4つを流用します。
作業時間は10分もかかりません。
ボルトの締め過ぎに注意。

車体に取付た際の比較です。
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後端部がかなり反り上がっています。

スクリーンの面積がデカくなり間延びした雰囲気になったような気がして、切文字ステッカーをちょっと貼りました。
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スクリーンのボルトは黒に替えたいな。

700km程度走ってのレビュー:
・流石にカッコ良くはない(^^;
やっぱり14Rには低くてスモークとかミラーシールドの方が似合うね。
・防風効果は絶大。肩に当たっていた風も解消。ヘルメットに付く虫の死骸も大幅に減った。
・防風効果は上がった筈なのに、風の音が大きくなった。
スクリーン直後で風が大きく渦巻いているのかも知れない。

結論:
・もしかしたら近々また変えるかもw

Ninja ZX-14R ABS SE ファーストインプレッション

慣らしが終わったので取り敢えずの簡単インプレ。

2013.8.27:2ヶ月・6,000km時のインプレはこちら

・エンジン
慣らしは800kmまで4,000rpmまで、1,600kmまで6,000rpmの制限があり、ここまではLパワーモード固定で走った。
Lモード4,000rpm上限でも普通に走る分には充分。
Lモード6,000rpm上限でも、ヤル気満々のポルシェとかに煽られさえしなければ常に交通の流れをリード出来る。
そして慣らしが終わりFモードに設定変更。回転数の縛りも解く・・・もはや正気の沙汰ではないw

一方で、フルパワーモードで最高出力147.2kw(200ps)、ラムエア時154.5kw(210ps)、圧縮比12.3:1、とスペックだけ見れば超過激だが、街中でも低回転から強烈なトルクを発揮しとても乗り易い。
街中では4速、高速では6速でほぼオートマ状態で粘る粘る。

・トランスミッション・駆動系
慣らしが終わってなんとなく渋さが取れてきた感じ。
停止時にNから1速に入れると「ガコンッ」と派手な音がするのはカワサキ特有のようだ。
手が小さいのでクラッチのリーチ調整ダイヤルを4にしているが、やはり切れが悪くなるようで、たまにきちんと入らなくて焦る。
もう少しクラッチが軽いと楽なんだけど、大パワー車なのである程度は仕方ないだろう。

駆動系は割りと騒音が多い気がするが概ねスムース。
スリッパリークラッチが装備されているので、ラフな回転合わせでもギクシャクしないしスペックからは想像出来ない程フレンドリーなバイクだ。
発進時に雑にアクセルを開けるとトラクションコントロールが効いている表示がメーターパネルに出て、もっさりとした動きになる。
コーナーなどでトラコンを効かせる勇気はない。

・シャシ・サスペンション
バイクは完全に我流・下手くそなので、サスペンションの動きを評価できるレベルに無いが、
SSとは違い非常に乗り心地がよくしなやかだ。
車格の割に足つきは良いと思う(170cmもあれば充分だろう)が、自分の身長(162cm)では片足爪先しか着かず不安なのでローダウンリンクで25mm車高を落としている。
これでも両足爪先が着くか着かないかの状態だが、重心が低いため怖さは消えた。
ただ車重は268kgと超重量級なので、一旦傾いたら間違いなく踏ん張れないだろう。

ローダウンしているのでコーナリングのシャープさはスポイルされていると思うが、切り返しなども思ったほど重くなく、リズムは掴みやすい。
純正のショックがヘタったらリンクは元に戻して、社外のローダウンサスペンションに変更したいと思う。多分その方が本来の動きに近くなるかな。

シャシーについては、300km/hオーバーのポテンシャルがあるバイクなので、車体の剛性はそれはもうハンパない。
バイクは安定しきっているが、自分のビビリミッターの方が先に働いてしまう。

・ブレーキ
ABS付きだが、まだ効かせたことはない。
フロントは強烈に効くが、リアは怖いくらいに効かない印象。
BMWのインテグレーテッドブレーキに慣れているからか。

・快適性
名古屋往復した印象だけど、正直言ってGSより圧倒的に疲労が少ない。
GSはほぼ直立した楽な姿勢で乗れるから14Rに変更してちょっとしんどくなるかな?との懸念があったが、全くの杞憂だった。
理由としては、高速域での振動の少なさが大きいと思うが、もう一つ「乗っている時間が少なくて済む」というも大きい(笑)

一方でネガな部分としては、スクリーンが低すぎて、ヘルメットのシールドに見え難くなる程の大量の虫の死骸が着くこと。
ジャケットの肩口も虫の死骸で汚れるし、ちょっと姿勢を立てると首に当たってめちゃくちゃ痛い。

後は高圧縮比、高出力エンジンならではの熱。
走っている時は上手く後ろに排熱されるように設計されているらしいが、信号待ちなどは地獄である。

積載性が皆無なのは承知であったが、意外とシートバッグの固定などはしやすいので、これは気にならなくなった。

取り敢えず初回はこんなところ。
また気がついたことがあれば追記するかも知れません。

ZX-14R 慣らし終了

本日名古屋に出向いた帰りに、取説に書いてある1,600kmの慣らし運転を終えました。

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フルパワーモードに設定変更して封印解除。

スゲー。スゴすぎる・・・。
正気の沙汰ではありません。

アクセルのツキが良くなって、車重が2/3くらいになったようなリニアな動き。
以前YZF-R1に乗ってた時、全開加速で離陸しちゃうんじゃないかと思ったけど、これは車体の剛性感がハンパなくて地面に張り付いてどこまでも車速が乗って行く感じ。

こんなの公道で全開できるワケないわ。
免許がいくつあってもとかそう言うレベルじゃない。
自分が正気を保ってないと確実に死ぬレベル。

能ある鷹は爪隠す。
世界最速バイクに乗るには理性が必要です。