カテゴリー : ヒルクライム

第5回Mt.富士ヒルクライム

Mt.富士ヒルクライム当日です。

「準備」
朝4時起床。昨晩は21時頃寝て、0時頃寒さで起きてから3時くらいまで「寒くて眠れねー」てな感じで辛い夜でしたが、それでも3時から4時くらいまでは知らない間に寝ていたようです(笑)。
起きてコーヒーを沸かし、昨日買っておいた小さめの菓子パンを3つ程度ほおばりながらテントの撤収。雨と跳ね上がった土でドロドロのテントとブルーシートは畳む気にならず、持ってきたゴミ袋に無造作に放り込んで終了。寒さと濡れたテントをイジッたせいで手がかじかんでます。

さて、4時半過ぎに会場の北麓公園至近であるキャンプ場を後にし、5km程遠ざかった指定の富士急ハイランド駐車場へ。
早めに駐車場に入ってローラーでアップしようと思っていましたが、駐車場入り口が大渋滞でローラーを回している余裕が無くなってしまったので、着替えて自転車で会場へ向かいます。
会場まではちょっと遠回りして富士スバルラインの取り付け道路をアップがてら登っていき心拍も結構上げられたのでまあヨシとしましょう。

会場には6時ちょっと前に到着。6時15分までに下山用の荷物を預けなければならなかったのでカメラを入れたバッグを預けて画像はありませんがご容赦を。というか実は密かに気合いが入っていたので写真を撮っている余裕が無かったというのが本音です(笑)。
そんな静かな闘志を燃やしながらスタート時間を待ちます。
昨日の大雨が嘘のように晴れ渡り、富士山もくっきりと見えて気分が盛り上がります。日差しが強くかなり暖かいのでトイレの心配も無さそう。
時折、チームP○sitivo(笑)の面々を探しにうろうろしてみますが、流石に4,700名の参加者の中から探し出すのは難しく断念しました。

「レース」
さて、本番。レースは自己申告のタイム順にスタートです。
私は確か申し込み時に「2時間」とか適当なこと書いたので、7:35スタートの最終組。ゼッケンは8,000番台です。
6時から待ってたので結構待ちくたびれましたが、アスリートクラス、女子クラス、そして各組が順調にスタートしていき、ようやく自分のクラスの番。

7:35会場をスタート。先導車について約1km程度走りながらなるべく先頭に上がっていきます。
スバルラインの料金所付近から計測開始。先頭集団で、さて誰に着いていけばいいかな、と周囲を物色。私も人の事は言えませんが、8,000番台の中にも申告タイムを相当遠慮がち(笑)に書いている人もいるハズなので、飛び出していく選手に着いていきながら見定めます。
エラくぶっ飛ばして行く人は放っておいて、淡々とそこそこのペースで走る黄色いジャージの人を発見。着いていくことにしました。
既に7,000番台の選手がどんどん落ちてきて、常にコースの右端を走るという自分としては経験したことの無い展開。

案の定最初に飛び出して行った人が降って来て後方へ。2人で淡々と進みますが、サイコンを見ると平均速度は15km台後半。このままだと1時間半切る事が難しそうなペースです。
ペースは安定していていいのですが、このままではマズいので10km地点辺りで先行しペースアップ。傾斜の緩い所でギアをかけながら平均速度を上げようとしますが、なかなか上がらず。
スバルラインは最高でも7~8%くらいでそんなに辛くないので、一気にスピードを上げることも可能でしたが、八ヶ岳で最初に心拍を上げすぎて最後ダラダラと終わってしまった反省が頭を過ぎり、思い切って行くことができないまま。
黄色いジャージの人はいつの間にかいなくなり、その代わりずーっと着いてくるMTBの人と降ってくる先行クラスを延々と抜いていきながら、どこでペースアップしようかな・・・等と考えてとうとう15kmまで登ってしまいました。
そろそろ行かないとマズいな、と思ったらケツが痛くて力が入らない。心拍も下がってきてしまい、結果的に最後追い込めなかった八ヶ岳と同様の展開に。
あまりに痛いんで傾斜のややキツい所ではダンシングで登っていきますが、座るとケツに激痛が走ってペースが上がらず。
21kmを超えた平坦部分でも痛くて30km/h程度までしか速度が上げられません。もう1時間半まで2分ちょっとしかありません。
そうこうしている内に、ゴール前最後の急傾斜前でサイコンは1時間29分台後半。
あ゛ー、こりゃ間に合わない・・・と思ったら萎えました orz

結局最後の登りはダンシングで最後の力を振り絞ってみたものの、あまり気合も入らず。

結果
手元の時計で、1時間30分55秒でした。
悔しい(泣)。

あとで考えてみたら、ケツの痛みは尋常では無かったものの、ゴール後は八ヶ岳より全然疲労感が少なかったし、20km超えて延々とダンシングが出来るということは多分余力が残っていたんだと思うと、完全にペース配分の失敗でした。
もっと早い段階で出せるだけ力をだしてみても良かったかなぁ、と思っても後の祭り。始まる前には絶対に「1時間半を切る!」と気合が入っていただけに余計に悔いの残るレースでした。

コースも判ったし、来年は申告タイムもちょっと早めにして頑張りたいと思います。

「レースデータ(サイコンのデータ)」
走行距離:23.7km
走行時間:1h30min55
平均速度:15.64km/h
ケイデンス平均-最高:82-101
心拍数平均-最高:163-170
消費カロリー:1,216kcal

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後半心拍が下がっていますが、これはケツの痛みでペダルが思うように回せなくなったことによるもので、八ヶ岳の時とは状況が違うと思います。
実際には足も心肺もまだ余っていた感触です。

※6/3追記
RUNNETに公式記録出ました。ほぼサイコン通り。
距離:24km
タイム:01:30:57
年代別順位(35~39歳): 282位/860人
総合順位(ロード男子):1162位/3972人
LAP
5km  :20分06秒
10km :18分39秒
15km :19分06秒
20km :20分15秒
Finish :12分53秒

「レース後」
さて、登りきってようやく写真。
五合目も綺麗に晴れ渡り山頂が綺麗に見えました。
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5合目に集ったドMの皆様(笑)。
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登り切ってアスリートにあるまじき”一服”をかましていたら、隣にいたシャ乱Qのまこと氏と目が合って、「お疲れ様です」と声を掛けると気さくにお話してくれました。凄くいい人でした。
奥様も参戦しておられて、夫婦で共通の趣味を楽しまれているのは凄くいいですね。
他にも鶴見辰吾氏や片山右京氏も参戦してました。

そしてチャリに乗ってもソフトバカ。山桃ソフト、味は普通。晴れてるけど流石に富士山五合目、食ったら寒気がしてきました(爆)。
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真冬の装備に着替えて下山。
坐骨が痛いのかと思ってたら太腿裏側の付け根の筋肉の痛みで、帰りもペダルを回すと痛いのでひたすら惰性で。それでも25kmのダウンヒルは豪快で気持ち良かったです。

計測チップを返却したら、表彰式はパスしてそのまま富士急ハイランド駐車場へ。振舞われていたうどんが嫌いなので、さっさと着替えて帰途につき、13時半に帰宅。
帰ってまったりするとダルくなるので、そのままテントとシュラフを洗って干したり、ドロドロのクルマを洗車したり、チャリに油を挿したり。
そして、再び襲ってきた悔しさでふて寝・・・。(笑)

まあ、言い訳はイヤなんで、次に向けてまた努力あるのみです。
ケツ、というより太腿裏内側の筋肉は、どうやって鍛えるのだろうか・・・。先ずはそっからかな。

「本日の走行データ」
走行距離:56.2km
走行時間:2h32″47
平均速度:18.4km/h
ケイデンス平均-最高:**-***
心拍数平均-最高***-***
消費カロリー:1,683kcal

Mt.富士ヒルクライム前日

ついにMt.富士ヒルクライムの週末がやってきました。このイベントは受付が前日のみなので前泊しての参加です。ということで、午前中に準備。
外は土砂降りです。明日は晴れてくれよ。

さて、順調に荷物や機材をクルマに積んでいき、最後に決戦用タイヤの空気圧を上げようといつものポンプで空気を入れようとしたら入りません。
ムシが固着してるのかとバルブを何回か押してみると、「プシュ」とちゃんと機能しているようなのですが、どうやっても入らないしさっきの「プシュ、プシュ」で圧が下がってしまって、困った挙句にP○sitivoさんに駆け込み見て貰うことに。
永井さん、自分が使っているポンプと全く同じものを手に登場し、あっけなく入れてくれました。更にタイヤにデカいガラス片がめり込んでいるのを発見、取り除いて亀裂を埋めてくれました。見て貰って良かった。
ところで自分のポンプはイカレてるのか、やり方がマズいのか・・・。

早めに出て下道でのんびり行こうと思っていましたが、結局昼を過ぎてしまったので中央道で河口湖へ。
早速今日の宿泊地であるPICA富士吉田にチェックインしテント設営。土砂降りなのでテントの下に持参したブルーシートを敷いてその上にテントを設置しますが、割り当てられた区画が傾斜地でシートの端の処理が非常に面倒。

設営後、キャンプ場の直ぐ上の受付会場である北麓公園へチャリで出向きます。
受付前にやっていたメインステージでの今中さんのトークショーは、受付を終えて戻ると終わってしまってました。
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Funrideのイベントはメーカーやインポーターのブースが沢山出ます。大雨なのに結構盛り上がってました。
ちなみにBMCブースではバイクの展示も無く、非常に地味に小物を売ってましたが、アスタナからの撤退でBMC自体が盛り上がってないせいか、小物自体も大したモノが置いてなく残念。一応BMCロゴ入りのボトルを1個買いました。
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テントに戻り明日の下山用のウェアをパッキング。風呂に入ってまったりした後コンビニで買ってきた食料で夕食。調理が面倒なのでお湯だけ沸かしてレトルトのスープパスタと調理パン、そしてコーヒー。
ちゃんとしたキャンプ場でのソロキャンプは非常に虚しいです。まあ、大雨だったので、宿泊者が殆ど明日のヒルクライム参加者ということもあり、ソロキャンパーが結構いたのが救いですか。
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読書をしたり明日のコース図を見たりしていましたが、21時を回っていい加減やることも無くなってきたのでシュラフに潜り込みます。
それにしても寒いです。長袖のTシャツとスウェットを着て床に就きましたが、0時頃あまりの寒さに起きて折角パッキングした下山用の荷物から冬用のアンダーとウインドブレークジャージを取り出して重ね着。その後も体は大丈夫でも頭が寒くて何度も起き、結局マトモに寝られたのは計4時間くらいだったかな。春夏用のシュラフはかなり失敗でした。

ということで前日のドタバタはこんな具合でおしまい

ツール・ド・八ヶ岳リザルト

昨日の八ヶ岳のリザルトが出ました。

タイム   :1時間35分12秒
トップとの差:27分32秒
平均時速  :15.75km/h

男子Dクラス(36~40歳)順位/出走者:86位/165人

んー、微妙(^^;

初参加のイベントなので根拠は無かったのですが、距離と平均勾配からヤビツの2倍くらいかなと思って、実は密かに1時間半切りを目標にしてたんです。
あと、今年の目標としてヒルクライムでは「年齢別クラスで半分より上」って以前書きましたが、微妙に達成できてないところがなんとも・・・。

それでも昨年の順位は裏磐梯では後ろから10%、龍勢は後ろから15%でしたから、格段の進歩ですかね。「半分より上」って目標もシーズン終わりまでに、というイメージでしたから。まあ、イベント色の強弱とか、時期的なものもあるので一概に比較できませんが。

これから他の皆さんも努力、調整されてくると思うので、簡単ではないと思いますが、もう少しハードルを高くしてもいいのかな。・・・ちょっと甘いか(^^;
また頑張って練習して、次のヒルクライムMt.富士の結果次第で今シーズンの終わりまでの目標を修正したいと思います。

「レースデータ」
走行距離:23.2km(ボタン押し忘れで実際よりも1kmちょっと短いです。)
走行時間:1h35min12(公式記録)
平均速度:15.75km/h
ケイデンス平均-最高:80-105
心拍数平均-最高:162-170

スタート時サイコンのボタン押し忘れ&ゴール後も押し忘れで、実際のタイムより1分くらい誤差がありますが、反省材料としては十分。
クラス最後列付近からスタートしたために最初に飛ばしすぎで心拍がいきなり高く、その後上げられずにヘタったのが良く判ります。結局MAXまで上げきれないまま終わってしまいました。
軽いギアでクルクル回したので、何とか最後までもったというところでしょうか。

今後の参考として、また精進します。

ツール・ド・八ヶ岳

今シーズン初参加となる第22回ツール・ド・八ヶ岳に行ってまいりました。
レースの為に交通規制された国道299号線を、標高830m地点から最高点の麦草峠2,127mまで25km上り続けるヒルクライムレースです。

さて、昨日は18時に就寝、24時に起床。1時半まで寝ようと思っていましたが、目が冴えて眠れなくなりました。

本降りの雨の中2時半に家を出ましたが、関越に乗って埼玉西部に入る頃には雨も止み、上信越道で佐久ICで降りて八千穂高原に5時到着。
まだ余裕があった駐車場にクルマを停めて1時間仮眠。

6時の気温は3℃。流石八ヶ岳の麓、寒いです。
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6時半からの受付に向けて皆さん準備中。
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自分も着替えておにぎりとバナナ、アミノバイタルプロを補給。取り敢えず大会本部まで自転車で乗りつけ受付を済ませて戻ってから、ローラーで30分弱アップ。冬用アンダーの上に半袖ジャージを着て出る予定でしたが、アップ後体が温まったので半袖アンダー+アームウォーマーに変更。
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8時前になったので、スタート地点にて待機。
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この後、カメラも防寒具と一緒にバッグに入れて頂上まで運んで貰ったので、画像がありません。

いよいよレース。
9時にチャンピオンクラスからスタート開始。以後、年齢別で若いクラスから順に2分間隔でスタート。

ヤバイ、スタート直前だってのにトイレ行きたくなってきた。
と言ってももう直ぐにスタート時間だったので我慢。

自分はDクラス(36~40歳、男子ロード)で9:06のスタートでした。
去年の各イベント参加時は落車だけには巻き込まれまいと極力前列近くに陣取っていたけど、今回は身の程を知って最後部あたりからのスタート。
クリートを嵌め損なってちょっとロスしたけど、後方集団のスピードが予想外に遅かったのでどんどん前に上がって行きます。

スタートして5kmくらいはまあまあいい調子だったのですが、最初に飛ばしたので25kmの長丁場はもたないと思い、その後は軽いギアで回転を高めにして淡々と。

その内後ろの40代の速い方々にパスされながら、自分も若いクラスの人をパスしながら、なるべくイーブンペースで登っていきます。
さらに半分も行かない内に、50代の人にもパスされ始めました。いや、速い、格好いい。

12km地点辺りで長い平坦部分が現れたので、ギアを掛けて35km/h程度まで引っ張ります。後ろに50代の速い人が付いてきたので、精一杯引きました。
その内またキツイ登りが始まったので後ろの50代の人に先に行って貰い、またまた淡々とクルクルと。

20km辺りから尻が痛くなってきて、ついでにスタートから我慢していた膀胱が既にパンパンな状態で集中できないし力が入りません。しかも、九十九折の急勾配。あ゛ー、漏れそう(笑)。

あとは気力で漕ぎ続け、ゴール前に一人ちぎってなんとかゴール。

ゴール後ちょっと奥まで行って、じょろじょろと。全然止まらない。
すいません、もう少しで漏れそうだったので(爆)。

ゴール地点からちょっと下って、荷物を受け取り完全冬装備に着替え。登ってるときは汗ダラダラだったのに寒いこと。
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そっから更に数km下って表彰式会場にて無料で振舞われた豚汁と300円のおにぎり。おにぎりが旨かったです。300円は安すぎる、と思える程旨かったです。
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この時点で11時半前。表彰式は13時半からとのことで、それまで待てないのでリザルトも見ず下山。
麓のクルマまで戻り、とっとと着替えて退散しました。
表彰式が行われている頃、私は横川でソフト食いながらp○sitivoさんへのお土産を購入してました(^^; よって、渋滞にも巻き込まれず非常にスムースに帰京。

さてタイムは・・・そんなもん知らん!(笑)
スタート時にサイコン押し忘れ、ゴール直後も押し忘れで正確なタイムがさっぱり判りません。多分1時間40分くらいかな。
主催者から結果が出るまで気長に待ちますか。

25km登りっぱなしは想像してたより距離を感じませんでしたが、なんせ足が重かったです。軽量化と共に筋力アップが今後の課題ですかね。
疲れた。

「本日の走行データ」
走行距離:約60km
走行時間:–
平均速度:–km/h
ケイデンス平均-最高:–
心拍数平均-最高:–
消費カロリー:–kcal

2008年走行距離:3,265.6km
総走行距離:6,940.1km
(内ローラー:708.4km)

龍勢ヒルクライム2007

裏磐梯HC(8月)、もてぎED(9月)、富士チャレ(10月)と、ド素人が立て続けに無謀なチャレンジをして来たが、一応総決算のつもりで今年の締めくくり(の予定)のレース、龍勢ヒルクライムに参加してきた。

朝4時半起きの予定が、気づかぬ内に目覚まし全部止めてて5時起き。そして5時10分出発(笑)。
会場の秩父までは順調で7時ちょっと前に着いたけど、到着してドリンクボトルとアミノバイタル忘れに気づく。最悪だ。

7時前に受付を済ませて、5km程離れた駐車場に移動し、準備をしてまたスタート地点に戻る。その後荷物を預けて6~7km程アップ走。

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9時前にスタート地点集合。周りの人は皆速そうだ。アミノバイタルを服用できなかったので足攣りが心配だが、代わりに何故か持ってきていた梅を固めた錠剤のようなモノをボリボリと貪り食って塩分補給。

さて、自分のクラス男子C(36~45歳)は9時16分スタート。
最初の3km程度はほぼ平坦でロードレース状態。40km/h程度で集団になんとか食らい付いていくが、途中の登りでやや千切れ気味。
そして、細い道に折れていよいよ登り開始。

最初はめちゃめちゃ緩斜面でアウターでも結構いけたが、程なく5~6%程度の登りが始まりインナーへ。既に太腿が痛い。
平坦部で中盤より前にいたが、この辺りから同じクラスの人にどんどん抜かれていき、気がついたら3分後ろからスタートしてきた男子B(30~35歳クラス)にも抜かれ始める。えっ? もうですか?

今回は裏磐梯より少しは力もついているはず、とついていこうかと思ったが、この後激坂が控えていると聞いていたのでマイペースに登る。
傾斜がどんどんキツくなってきて、レース前に周りの人が話していた一番傾斜のキツいという鳥居のある坂へ差し掛かる。雨で濡れた落ち葉とグレーチングで何度もリアタイヤが空転し、無駄にパワーが奪われてしんどい。
34-27Tのシッティングで止まりそうなくらいしんどかったので、気合一発ダンシングでなんとか登りきる。

心拍はずっと170台に入りっぱなしでもそんなに苦しくなく、寧ろ今の激坂で足が終わりかけ。まだ先があるのに・・・。

なんとか気力で漕いで、平均的にさっきよりは傾斜が緩くなってきたので頑張っていると、あと2kmの看板。スタート前に食った梅が効いているのか脹脛は攣る気配が全く無いが、太腿は相変わらず痛い。

あと1kmというところで最後の力を振り絞り、さっき抜いていったBクラスの人を追いかけ始めるが、僕に気づいたのか逃げ始めた。クソー、着いていってやるぞ! とヨダレと鼻水を垂らしながら頑張るもジリジリ離されていく。こういうのが精神的に一番辛く、途中で足も果てた。
最後は目の前で悶えていた人とレベルの低い(笑)ゴールスプリント。フロントがアウターに入らずアタフタしている間に、その人にもちぎられた(自爆)。

ガーッ、疲れた。

ゴールの時計は54分と表示されていたけど、そんなにかかったか?
おかしいなぁ、と思ってたら自分のサイコンのボタン操作もすっかり忘れていて、自転車を置きに行った時には時計回りっぱなし。正確な時間がわからない。走行していた時間を見ると49分程度だから、良く考えたら最初のクラスのスタートからの表示だね。
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自転車を置きにエラく遠いところまで行って、ゴール地点に戻り預けていた荷物とあったかい玉こんにゃく煮を貰い、また自転車の所へ戻る。
あ、リザルト見てくるの忘れた。面倒くせー、いいや、と放置。
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下山直前に暫定リザルトをチラ見したら男子Cクラスで120位台だった。同クラスのエントリーは180人くらいだったので、裏磐梯のように後ろから1/10とかいう情けない事態は免れたが、足が攣らなくてもこんなもんか、と考えると虚しい。
心臓が限界に達する前に足が終わってしまうということは、踏むペダリングが癖になってしまっているのだろうか。回すペダリングを意識して練習しなければダメ、なんだな。たぶん。

ま、何はともあれ、心配していた雨は全く降らず、薄日も差すくらいの天気で、これが一番有難かった。
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下りは流石に寒かったが、登りの時には見る余裕が全くなかった里山の素晴らしい景色を堪能しながら下山。地元の方々が選手が帰る時まで道路際に立って手を振ってくれていたのが有難い。
やはり、こういうイベントは地元の方々のご好意によって運営されているんだな、と感謝。
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昼飯を食う元気がなく、そのまま帰宅。
午後2時頃家に辿り着き、自転車を片付けていると、フロントシフトワイヤーのアウターがバラバラに裂けていて、これでフロントのディレーラーが動かなかったことが判明。
P○sitivoさんにシフトワイヤーの交換をして貰いに行って、帰って夕飯まで死んだように寝た。

※11/12追記
公式記録出ました。
127位/150人中(男子C)
48分27秒578(トップとの差17分29秒)
平均速度15.1km/h
って、裏磐梯の後ろから1/10が1.5/10になっただけじゃんか orz
やっぱ向いてないのかな。

「レースデータ」(サイコンのデータ)
走行距離:12.4km
走行時間:49min
平均速度:14.9km/h
ケイデンス平均-最高:76-111
心拍数平均-最高:164-178
消費カロリー:734kcal

「本日の走行データ」
走行距離:35.2km
走行時間:1h37min
平均速度:21.6km/h
ケイデンス平均-最高:**-112
心拍数平均-最高***-178
消費カロリー:1,382kcal

総走行距離2,282.1km

ヒルクライムの記録証届く

裏磐梯スカイバレーヒルクライムの記録証が届いた。
公式順位は総合で321位(406人中)、ロードレーサー男子Aの種目順位で163位(179人中)。

結局、ガイドブックに掲載されていた参加者の内出走しなかった人も大勢いるわけで、実のところかなり情け無い記録となってしまった。

でも、ヒルクライム面白い!
ヨダレを拭う暇も無く攣った足を気力で回して必死の思いでの完走、辛かったことには間違いないんだけど、ゴールした時の達成感はやっぱり登山と一緒。
完璧にM系スポーツだな(爆)。

めげずに頑張ります。

悔しい!

昨日のヒルクライムで両足攣ったまま強行したせいか、入念なマッサージも空しく今朝起きたら激しい筋肉痛。特に階段の上り下りは辛かったー。

昨日は「足が攣ってしまうのも、現時点での実力」と意外に冷静だったが、脹脛に痛みを感じるたびに自分の不甲斐なさに悔しさがこみ上げて来た。
ヒルクライムは漕ぎ続けるしかない分誤魔化しが利かないので、本当に今の実力が出てしまうんだなぁとあらためて身に沁みた次第。

今年の既エントリーは残りエンデューロ2本だが、目標を持って練習するつもりでもう一本ヒルクライム入れようかなぁ。

第2回裏磐梯スカイバレーヒルクライム

乗り始めて2ヶ月、累計走行距離1,000kmのオッサンがどの程度できるのか。
全く未知数だったが、人生初の自転車レース(子供の頃出場していたミニアスロンを除く)に参加してきた。

※携帯で沢山写真を撮ったのだが、調子が悪く全てピンボケだったので昨日撮った写真から。

あの湖の畔から走って上がってくる。
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上がってくる道はこんな感じ。
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昨日の14時頃、裏磐梯到着。クルマでコースの下見をした後、宿泊先で温泉など入ってゆっくり。10時頃床に着くが、緊張なのかなかなか眠れず結局しばらく寝られなかった。
今朝は5時に目覚ましをかけていたのに、起きたら6時。おにぎりを頬張りながら急いで着替えるが、出際になって腹が下ってしまいなかなか出発できない。
なんとか6時半過ぎにチェックアウトして、宿泊先から自転車で会場に向かい、受付を済ませたのは7時前。

7:30から開会式で8時にスタート。
最初にアスリートクラスがスタートし、1分置きに女子ロード、女子MTB、そして自分の組である男子ロードAと続く。
スタートを待っている間はそれ程緊張も無く、ストレッチなどをしながら前方の組を見送る。直ぐ後ろで「パーン」とタイヤのパンクする音。この時点でのパンクは気の毒としかいいようがない。

いよいよ自分の組の番。右足のクリートをはめてカウントダウンを待つ。
スタートの合図が切られていよいよスタート。50人が集団となってダッシュ。自分としてはタイムアタックではなく完走目的なので、落車にだけは巻き込まれないように最初だけダッシュして前に出て、後はコースの左端を35km/h程度のペースで淡々と走る。右側をガンガン抜かれて、その内1分後にスタートしてきた集団にも抜かれ始めた。
6km程小さなアップダウンと急カーブの続く湖畔の道を走った。ここまでの平均速度は33km/h程度で、抑えたにしてはまあまあのペースだ。

さて、ここからいよいよヒルクライム。
最初は緩やかな斜度の坂を登るが、後半バテないようにマイペースで登る。右側を速い人がガンガン抜いていってもキニシナイ。
8km地点辺りから九十九折りのきつい傾斜の坂がこれでもか、とばかりに出てくる。結構キツイがもうギアは残ってないので、黙々と回す。

10km過ぎで右足のふくらはぎが攣ってしまう。が、絶対に止まらないことを目標にしていたので堪えて回し続ける。その内、右足を庇いながらだったからか左足のふくらはぎも攣ってしまい、踏み込む際に踵を下げて両方のふくらはぎを伸ばしながら回し続けた。
頭に浮かぶ息子の顔だけが気力となって足を回し続けている、そんな状態である。
こんなのが3km程続き、スピードも10km/hを割って8km/h程度まで低下してしまっている。
この辺で40歳以上のクラスやMTBのクラスにもバンバン抜かれてしまい、辛いやら悔しいやら。

残り3km弱でふくらはぎの痙攣が止まってくれたので、また少しだけペースアップ。関門での給水は辛くて取れない。
ペースアップしてからずっと、回りにいるのは同じ面々だ。中学生、同い年位の女性ローディー、年配のクラスの人数名と同じクラスの人数名である。
残り1km地点で、年配のクラスの内二人がダッシュ。それを見た中学生と女性ローディー、自分と同じクラスの人が続き、自分も負けじと着いていく。
残り500m、年配クラスの人が一歩抜け出し、中学生と女性ローディーが横一線、自分は女性ローディーの真後ろ50cmから横に抜け出そうとするが、速度差がそれ程無く並びかけるまでに至らない。
他の人たちは脱落し、残り250mは文字通りオンナコドモ(笑)との勝負となったが、二人とも速く大人げないなどと言っていられない。結局中学生に千切られて終了。女性と並びかけそうになるが、ゴールレーンが迫ってきたので後ろに引いた。しんどかったー!

ゴール地点の時計は9時03分。くそー、一時間切れなかったかぁ、無念。
結局公式タイムは1時間00分24秒。
総合順位、321位/453人
クラス順位、163位/206人

であった。
足さえ攣らなければ1時間切れたなぁ、などと言い訳してみても、結局これが今の実力である。心臓の方が売り切れたワケではないので、この辺がトレーニングのポイントかな。

一番速い人は同じクラスの人で36分台。シンジラレナイ。
ちなみにアスリートクラスの優勝者は37分台。自分のようなヘタレには関係ないが、同じクラスで惜しくも入賞を逃した人には、「アスリートクラスに出ろよ」だったに違いない(笑)。

初レースは惨憺たる結果に終わったが、これが始まり。
来年は1時間切るという目標も出来たし、ますますの精進を心に誓ったのであった。

「レースデータ」
走行距離:15.5km
走行時間:1h00min24sec
平均速度:15.4km/h
ケイデンス平均-最高:64-116
心拍数平均-最高:166-174
消費カロリー:846kcal

「本日の走行データ」
走行距離:47.3km
走行時間:2h16min
平均速度:20.9km/h
ケイデンス平均-最高:73-116
心拍数平均-最高***-174
消費カロリー:1,578kcal

総走行距離1,062.6km