先日罰金5万円の実刑に処せられ、今日は行政処分です。
速度超過31km/h、6点な私は30日の免許停止処分ですが、13,800円ポッキリで29日短縮の権利が買えるとあってはもう「印紙お買い上げ~」、でございます。家族も居ないし、仕事でクルマ使わないので30日でもイイっちゃイイんですが、GWに乗れないのは厳しいですからね。
まあ、お買い上げしたところで、考査で「優」を取らないことには29日短縮にはなんないんですが、問題自体がアホみたいに簡単、宅建や司法書士のように問題の本質より言葉のあやみたいなヤラしさは皆無なので、金払った時点で短縮は貰ったようなものです。
とは言え「処分」と引き換えですから、講習自体は寝る暇等無く、真面目にきっちり一日受けなければなりません。
さて、昼前に実技講習がありました。自分の場合は二輪での速度超過でしたが、そんなのはお構い無しに四輪での講習となります。
二輪の場合はライスクだろうが、教習所だろうが、教官の言う事には絶対服従な私ですが、こと四輪とあっては「俺様に講習とは10年早い!(爆)」とちょっと不満です。
・・・と云いたいところですが、まあここ二年くらいマトモに乗っていなかったので基本に忠実に、検定での手本みたいな走りと安全確認に徹しました。
乗り終わって。
「いや、俺ってやっぱウマいわ。」(爆)
いや、クルマの免許取って20年、検定走りがこんなに完璧にできるとは思ってもみませんでしたよ。
どうだ、減点あったら付けて見ろ!なんて悦に入っていると、
教官「運転に慣れていますし安全確認も良く出来ていました。ただ・・・。」
オレ「タダ?」
教官「踏み切りで窓開けるときは止まってサイド引いてからにするともっと良いですよ。」
オレ「・・・そこかい!(心の叫び)」
まあ、別に試験じゃないからいいんですけど。
そんなこんなで、朝の9時から夕方16時過ぎまできっちり受講し、考査も無事「優」にて終了。免停は今日一日で終了いたしました。
明日からまた、事故を起こさぬよう、捕捉されぬよう(笑)、兎に角緊張感ある走りを心がけますっ!
余談:
さてさて、久しぶりに検定コースを走って思い出したこと。
私が大学生の時には体育会自動車部に「フィギア」と言う競技がありました(今もあるのかな?)。
教習所の道幅をもっと狭くしたような決められたコースで、クルマを線から脱輪させずに、早く美しくクランク、S字、切り返し等を行う競技です。
多分自動車警ら隊なんかも同じような訓練してるんじゃないでしょうか。
各大学の自動車部員はスピード競技と同じくらいの意気込みで、それに勝利するために、日夜訓練を重ねるワケです。
キモは、”ハンドルを回すスピード” と “車両サイズの把握” 。
パワステの無いクルマのボンネットに部員2~3人乗せて、半クラで微速前進しながらロックトゥロックを毎日延々と繰り返す練習を思い出しました。地獄でした。血豆できました。やっぱり体育会なんだ、と思いました。
あと、バックでガーッと走っていって、置いた空き缶の5cm以内で停止させるとか、助手席側の後輪だけで道に落ちている空き缶を踏み潰す(前輪で踏んじゃダメ)とか。
一見くだらなく見えるこんな練習が、スピード競技のステアリング操作や車両感覚にも意外と役立つんです。
歳をとってもクルマの運転は上手く居たい、と思いますが、今またこれをヤレって言われてももう勘弁です。クルマにそんな情熱もうないし(笑)。