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ZX-14Rで行く四国ツーリング2014GW day-1

※5/1更新

今年のGWはセガレとの予定も無いので、ツーリングに行ってまいりました。
直前まで九州に行く計画を立てていましたが、GWの前半4日の休みではあまりに遠すぎるので、四国に行く先を変更。
その模様をお送りします。

一日目。
金曜夜に会社から帰宅し、シャワーを浴びて飯食ってから一旦仮眠。
AM1:00ちょっと前に出発。
新東名→伊勢湾岸→新名神→中国道経由で、神戸から南下し淡路島へ着いたのが8:30頃
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17〜8年くらい前に仕事で神戸に居た時はまだ明石海峡大橋は完成していなかったので、「♪海のハイウェイ、淡路フェリー」で淡路に渡ったものですが、今回は橋でビューンと。

ところで、ココでツーリングマップルが無いことに気づきました。
どうやら家に忘れて来たみたい・・・間抜けorz

小休憩の後、そのまま鳴門大橋を渡り四国へ。

徳島は通過しただけで、最初の目的地は坂出。
事前に調べていたうどん屋さん「なかむら」
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10:30頃と時間が良かったのか、空いていて直ぐに食べられました。
自分の後に続々お客さんが来てたけど。
写真撮るの忘れましたが、釜玉うどんをいただきましたよ。

続いて更に調べていた善通寺のうどん屋さんにハシゴしに行こうと思ってたんだけど、最初の一杯でお腹いっぱいでスルー。
・・・ていうか、実はうどんが苦手でして(^^;
いやいや、讃岐は全然違うよ、コシが違う!と聞いていた通り、もっちりとしていて自分の苦手なネチャネチャした食感とは違い美味しかったのですが、やっぱりハシゴする程好きじゃなかったwww
これ言うと讃岐の人には怒られそうだけどね。
ゴメンなさい。やっぱりオイラ江戸っ子なので蕎麦が好きですm(__)m

坂出からまた高松道に乗り、いよ西条で下りてR194で第二の目的地である瓶ヶ森林道へ。
ツーリングマップルを忘れたのでiPhoneに入れた「いつもナビ」に入力しようにも検索でも出てこないし、山の中で細かい住所が判らないので全くの役立たず。
仕方なくgoogleで調べた場所をそのままgooglemapに表示してなんとかアプローチまでは辿り着きました。

既にauはx1表示で殆ど繋がらず、地図の内蔵されてないスマホナビは役に立ちません。
瓶ヶ森林道は全線舗装の林道ですが、路面状態は非常に悪く、また狭いため、クルマ同士だと偶に現れる待避所以外、ほとんどの場所で離合できないんじゃないかな。
唯でさえ重いZX-14Rに40kg程度の荷物を積んでいるので疲れます。
ひたすら登って行くと視界が開けてきて絶景が広がりますが、ガードレールなどもあまり整備されていないので非常に怖いです。
写真の場所はかなり綺麗に整備されてるほう。
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ずんずん登って行くと、やっと事前に調べていた素晴らしい風景が現れました。
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この先にある笹の生えている山を登って写真を撮るのが定番のようですが、昨日の晩から走り詰めで林道でもヘロヘロだったので、通過するだけに。
ちょっと勿体無かったかな。
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でも素晴らしい景色でしたよ。

実はこの林道、昨年の大雨で土砂崩れのためこの先は通行止めになっていたのですが、その復旧が終わり、まさに今日通行止めが解除されたようです。
まあ崩れたと思われる場所はまだ舗装がされておらず道の状態は酷かったし、全線に渡ってこぶし大の落石がゴロゴロしていて緊張を強いられました。

その開通したばかりの林道を逆側の久万高原町に下り、R33で今日の最終目的地「四国カルスト」を目指します。
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この時点で時間は15時を回っていたのでちょっと焦りながらも順調にアプローチのループ橋に到着。
ここからは「裏ヤビツの酷いの」みたいな道を上がって行き、ようやくカルストに到着!
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いや、素晴らしいです!

カルスト地形は関東の方では多分見られないので、この景色の雄大さは一見の価値アリです。特に牧草地帯に岩が無数に露出している風景は圧巻でした。
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動画も撮りましたので、いずれ上げたいと思います。

どうですか、凄いでしょ?
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ここでもう16時過ぎ。
時間も遅いので、今日はここでキャンプすることにします。
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姫鶴荘でキャンプ料金200円を払い、風が避けられる土手の裏の草地にバイクを乗り入れて寝床を設営。
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既に家族連れのクルマの方が2張り程いました。
吹きっさらしの場所にはバイクのキャンパーも居るけど、大丈夫なのかな・・・。

設営が終わったら食料の調達ですが、片道30km程の梼原まで下りないとお店がないとのこと。
ここに来る前に買ってくれば良かった・・・。
迷っていても仕方ないので麓の梼原町のスーパーまで買い出し。
荷物も下ろしたのでバイクは軽くなったけど、もう体力の限界だよ。

なんとか食料を買って戻り、早速独り宴会。
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標高が高く寒いので、お湯を沸かし黒霧島のお湯割りをチビチビやりながらBBQ。

今回導入の焚き火台「B-6君」も初展開。
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炭を使ったのでスムースに着火、強風下でも火力が安定していて素晴らしいです。
あ、それから同じく初導入のALITE Mayflyシートは本当に快適でしたよ。

この後、日没と同時に猛烈な霧に包まれ辺りは真っ白に。
風もどんどん強くなり、150mくらい先の風車がもの凄い低周波音を発する中、これ以上の宴会はキツくなったので、早々にテントに退避。
風が強くテントが大きく揺さぶられますが、1,000km近くバイクに乗りっぱなしだったことと、焼酎をアオったこともあり、直ぐに意識が飛んでオヤスミナサイ。

以上、怒涛の一日目でした。

本日のルート/本日の走行距離1,020km
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ALITE Mayfly chair

昨日は新調したキャンプ用火器について書きましたが、火器の記事でも書いた脱・食ったら寝るキャンプ」のためにもう一つ新調したキャンプ用品があります。

コレ
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alite(エーライト) Mayfly Chair メイフライチェア 黒 (平行輸入品)
alite(エーライト) Mayfly Chair メイフライチェア

仕舞寸法は519x109x109mm(重量635g)とコンパクトですが、
このようなゴムコードで繋がったアルミパイプを
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ちゃっちゃと差し込んで組み
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一枚モノのナイロン製シートを張るだけでこの通り。
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仕舞寸法はコンパクトなのに、シートバックも162cmの自分では肩下までの高さがあるので寛いで座ることが出来るし、腿下にパイプが無く座面が低いので、足を投げ出したり胡座を組んでも座りやすいです。
身長が高くなったことないから保証はできないけど、170cm台前半くらいまでの方だったら肩甲骨までは支えてくれるんじゃないでしょうか。
これって、のんびり寛ぐには大事なポイントですよね。

コレを買う際にしつこく検討した
Helinox(ヘリノックス) チェアワン ブラック 1902 99
Helinox(ヘリノックス)
は、仕舞寸法が圧倒的に小さいのが魅力的ですがローテーブルでの調理や焚き火にはちょっと高さがあるし、同じALITEのマンティスチェアはAmazonのレビューで脚の強度不足を指摘している方が多いようなので、最終的にメイフライチェアにしました。

ちなみに去年北海道ツーリングに行く前に、狙っていたノースイーグルのローチェアが売り切れだったため、コンパクトさだけで購入したCaptain Stagの椅子ですが、
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ちょこんと座るだけで、寛ぐには程遠いシロモノ。

買った時はコンパクトだと思っていた仕舞寸法も
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今回買ったメイフライチェアと比べるとこの通り

※2014.5.4追記
四国ツーリングで実際に使用しました。
コンパクトで嵩張らず展開も簡単。
期待通り非常にリラックスした座り心地を堪能出来ましたよ。お酒が入りもたれかかったままウトウトするくらい。
唯一の難点は、座面が低いので立ち上がり難いくらいかな。まあコレは太腿の裏を圧迫せず足を投げ出して座りたいという想定で購入したので、ネガな要素にはなりませんが。

トランギア ストームクッカーS ウルトラライト

焚き火台の記事でお話した通り、”飯食ったら寝る!”的キャンプに持参していた調理器具はこんな感じ。
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所謂キャンプガス用のストーブに、アルミ製のクッカーか飯盒(両方持参することは殆どありません)。飯を炊かなくても汎用性が高いので飯盒を持参することの方が多いかな。
ストーブは緑のケースに入るのでとてもコンパクトだし、飯盒の中にカトラリーとかマグカップなどが入るので、荷物を減らすには便利です。

ところでこのストーブ。もう20数年使っており、点火装置も壊れているのでそろそろ新調しようと考えていました。
キャンプガスは比較的入手しやすいし、火力が期待できるので同様のものを買うつもりだったのですが、折角焚き火台も買ったし雰囲気重視でアルコールストーブもいいかな?と買ってみたのがコレ。

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trangia(トランギア) ストームクッカーSウルトラライト 【日本正規品】TR273UL-QJ
トランギア ストームクッカーS ウルトラライト

スウェーデン製ですが、イワタニ・プリムスが輸入しているようです。
届いて開封してみた第一印象は「結構デカイ!」
これでSかよ(大きいのもあります)という感じです。

ストームクッカーシリーズは、クッカーと大定番の真鍮製アルコールストーブがセットになったもの。
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※写真のトランギア製の燃料ボトルは別売りです。

これが真鍮製のアルコールストーブ。
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本体、消火用の蓋、液漏れ用パッキンが付いたネジ蓋がセットです。

さっきのクッカーセットを組み立て
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デカイのはアルコールストーブの風防と五徳が原因のようです。
写真は、アルコールストーブを置いて風防と五徳を被せたところです。

付属の鍋を五徳に載せたところ
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なるほど。五徳と鍋の隙間が絶妙で、風を避けながら火力を鍋に集中出来そう。
アルコールストーブはまだ使ったことがありませんが、風に弱いそうなのでこういう専用品があるんですね。

ちなみに、これまた20年モノのコージツのアルミクッカーとトランギアの鍋の比較。
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鍋自体は殆ど同じ大きさです。

仕舞い寸法がデカイ。。。やっちまったかなと思いましたが、コレはいいなと思うのがキットの蓋になっていたテフロン加工のフライパン。
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飯盒の蓋などは中途半端に狭いし、焦げ付くし、限定的な料理しか出来ないけど、これだったらいろいろ使えそうだな〜。

今度のツーリングに持って行って邪魔だったら、トランギアアルコールストーブとセット使いが定番のVARGO(バーゴ) チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ 薪ストーブ コンロ 焚き火台 キャンプ用品VARGOのチタン五徳

でも買おうかと思っていたけど、このフライパンは持って行きたいとすると結局大して荷物は減らせないかも。

※2014.5.4追記
四国ツーリングで実際に使用しました。
キットの風防のおかげで強風下でも火力が安定し、500mlの水もあっという間に沸きました。
一方で、期待していたフライパンは風防の上に載せると中が酸欠気味になるのか火力がイマイチで、かといって風防を外して下の台座の上に載せると火に近すぎるのかコレも焼きムラができイマイチ。
別の五徳を考えたほうが良さそう。
仕舞寸法も結構デカく嵩張るので、ツーリングの時は折り畳みできるコンパクトな五徳と別のクッカーを用意した方がいいかな。
といった感じです。

 

天安門事件

(ゴミスパム避けの虫コナーズテスト)

笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君

キャンプツーリング好きの割にはキャンプ場での炊事に拘りがなく、せいぜい飯盒で袋ラーメンを作ったり、飯盒の蓋で肉やソーセージを焼いたりするだけなことが多いyocchiです。
なんでかって言うと、酒が殆ど飲めないから間が持たないんですよね。
特に皆さん大好きなビールは、飲むと必ず腹が下るのでツーリングでは滅多に飲みません。

でも最近気がついたんです。
焼酎が意外と好きだ、ということを!

焼酎だったら腹も下りにくいし、翌日酔いも残りにくい。
特に芋が好きなのですが、魚とか豚肉とかつまみながら独特の香りを楽しむのが、齢44にしてようやくわかってきたような気がします(笑)

今度のGWキャンプツーリングで焼酎を楽しみながら美味しい魚なんかを炙りつつゆったりとした夜を楽しみたい!ということで、焚き火台を新調することにしました。

「工場直売のアウトドア用品」というキャッチフレーズの、昭和プレスさんの”笑’s B-6君”
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B-6という名前は、収納サイズがB-6になるという意味のようです。
(181x122x18mm、重量500g)
http://cart05.lolipop.jp/LA12741274/←ココで直販でも買えるし、自分は北海道の秀岳荘さんから買いました。

左が収納ケースから出した本体、右は一緒に購入したオプションのスチール製グリルプレート
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グリルプレートは重量が460gで、合わせて約1kgと結構な重さになります。

組み立て(というか展開)したところ。
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写真では上に乗せた五徳代わりのバーが落ちちゃってるけど、耐荷重は10kgとかなりしっかりしています。
上にクッカー等を載せても炭や薪がくべられるように、開閉式の扉が着いてます。

グリルプレートを載せたところ。
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独りBBQが楽しくなりそうです。

グリルプレートの中に畳んだ本体がすっぽり。
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よく出来てますね〜。

基本B-6サイズなので、大きな薪は入らないし一度に沢山のものは調理出来ないけど、今までの”飯食ったら寝る!”的なキャンプ脱却への一歩にはいいんじゃないでしょうか。

これで本体4,700円、グリルプレートが700円(いずれも消費税、送料別)です。
まだ使ってないけどこの作りでこの値段はとてもオトクな気がします。

キャンプ行く前に、一度火入れ式を執り行わないと、だな。

※2014.5.4追記
四国ツーリングで実際に使用してみました。
畳んだ状態では非常にコンパクトですが、展開すると一人BBQには充分な大きさです。
別売のBBQグリルはスーパーで売っている焼肉用にスライスした肉であれば一度に5〜6枚は乗るので、肉を焼きながら椎茸やししとうなどの小さな野菜と肉を同時に焼くことも可能。
小ぶりな干物なんかも充分焼けそうです。

コンパクトなヤシガラ炭を持って行きましたが、強風下でも火力は安定し一気に燃えることもなく、一回あたり一個で充分でした。
今回は、小枝などを調達出来るような所でキャンプをしなかったので、焚き火の実力については未知数ですが、大きさからいって結構忙しなく投入しないと持続するのは難しいかも。

また、展開した足の下は殆ど熱く感じないので、地面の上に直置きしても大丈夫そうです。
難点は、スチール製のBBQグリルが錆びやすいことですかね。付属のケースに錆が移ってしまいました。まあケースは100均でも買えそうなものなので気にしなければそんなに大した問題ではありませんが。