ツーリング記録更新はちょっと時間が掛かりそうなので、先に(ツーリング記録は8/4以降随時日付を遡って更新します)番外編「装備」について書きたいと思います。。
一応、ツーリング記を読んで参考にしていただく奇特な方もいること想定しているので、初めての北海道ツーリングで感じた装備のレビューや反省点など。
今回のツーリングのために購入した
TANAX MOTOFIZZ フィールドシートバッグ(MFK-101)
こいつに
・レインウェア
・寝袋
・テント下に敷くグランドシート
・寝袋の下に敷くパッド(空気充填式)
・キャンプテーブル
・椅子
・飯盒(飯盒内にカップとカトラリー)
・キャンプストーブ
・電池式ランタン
・工具
・圧縮パックに収納した着替え(下着&靴下4日分、Tシャツx4)
・バスタオル1枚&フェイスタオル2枚
・防寒用ライトシェルジャケット
・サンダル
・短パン
・シャンプー&ボディソープ
・歯磨きセット
・チェーンロック
を収納してまだ少し余裕がある。
そして、フィールドバッグの蓋の外側に付属するベルトにテント本体をバックルで留める。
左右のポケットには小物を収納出来、ペットボトルを入れるホルダーも付いているし、蓋の上にはゴムバンドが付いていて、後述するがノートPC等を入れた防水バッグを固定できる。
更にはそこかしこに付いた丸カンにツーリングネットなどを掛けられるので、収納力はハンパない。
このバッグはツーリングを良く理解している人によって開発された秀逸な商品と言っていい。
14Rのようなリアカウルが左右に張り出したバイクでは固定に使うベルトでカウルに傷がつきやすいことという以外は全くと言っていい程欠点が見当たらない。
さて、今回のツーリングでは動画も撮影したいと思っているので、
OverBoard ドライフラットバッグ 15L
こいつにMacbook Pro(13inch)と外付けHDD、カメラ、GoProの予備バッテリーなど濡れては困る電子機器を収納し、前述のフィールドシートバッグの上部ゴムバンドに括りつける。
これだけでも先ず落下の危険は無いが、念のためドライフラットバッグに付属しているカラビナをシートバッグの丸カンなりベルトなりに掛けておけば安心である。
モトフィズのシートバッグには防水カバーが着いているが完全防水では無いので、パニア・トップケースで無いのであれば、電子機器を持参する場合はドライバッグは絶対に必要。
出発前に写真を撮るのを忘れたので北海道上陸後のものではあるが、全装備を固定した画像はコレ。
判りにくいが、シートバッグの蓋に括りつけたテント本体(ホクレンフラッグと一緒にバンドで固定あるグレーの筒状のもの)の向こうに、同じくシートバッグの蓋に付属のゴムコードでドライバッグも固定してある。
この状態で装備重量(バッグも含む)は約30kg弱である。
バッグ前部のベルトはシート下の荷掛けフックへ。
後部ベルトはクラブバー横のフックを利用し一度近い方のフックに掛けて逆側のフックにベルトの穴を掛けてを固定。(写真参照)
これで常識の範囲内のスピードで走行する限り、地面の段差などでも荷物が暴れたりすることも無し。
急ブレーキなどで固定ベルトが若干緩むことはあるが外れることは無く、もう一度締め直せば問題ない。
また、持参した主な装備のレビューや反省点など。参考にしてみて下さい。
・レインウェア
RS TAICHI ドライマスター レインスーツ
言うまでも無いが、雨具は必須アイテム。
経験上ゴアテックスの高い雨具でも使用頻度が高いと2年ともたないので、ドライマスターなどの雨具をダメになったら替える方が経済的だ。ドライマスターでも使う頻度によるが防水性能は2年近くはもつ。
・テント
いつ買ったか忘れた古いものだがEureka!(ヨーレイカ)の2人用を持参。携帯性で言えば一人用が良いが、宿泊時に荷物やヘルメット、ブーツ、ジャケットなど全てをテント内に収めるには余裕があった方が良い。
・寝袋(シュラフ)
モンベル スーパースパイラルバロウバッグ♯3
自分のは多分2〜3代前のものだと思うが、少なくとも北海道の夏場でもモンベルの気温表示で#3(快適睡眠温度0℃〜)は持っていった方が良いと思う。湿気が多い所も多いので、携帯性には若干劣るがダウンより化繊の方が安心。
今回も悪天候続きで、コレが無ければ寒くて眠れなかった。
・グランドシート
モンベル ステラリッジテント 3型用 グラウンドシート
天気が急変する可能性や、湿度の高いところでテントを張ることを考えると必須。工事用のブルーシートでもいいが専用品の方がかさばらずに収納出来る。リンク先のはモンベルのテント用だが寸法さえ大体合っていればそれなりに使える。
・敷パッド
モンベル U.L.コンフォートシステム パッド150
空気で膨らませるタイプで銀マットよりは確実に快適に眠れる。バルブを開けるだけである程度は空気が勝手に入るが快適に眠るためには口で吹いて空気を充填する必要あり。
収納はまあコンパクトだが荷物にはなる。これが無ければテントをシートバッグ内に収納することも出来たが、快適性重視で持参した。
・キャンプテーブル
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミロールテーブルコンパクト
今回のツーリングのために購入。バイクツーリングにはコレ的なお約束商品のようだ。実際、コンパクトに収納出来るし、キャンプストーブや食器などを載せるのに充分。
・椅子
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS コンパクトチェアミニ グリーン M-3875
今回のツーリングのために購入。本当は他に欲しい椅子があったが売り切れで仕方なくこれにした。収納はコンパクトだが、座るという機能を最低限果たすだけのシロモノで、正直これでは全く寛げず。駄目だコレは。
・飯盒
別に飯盒じゃ無くても良くお洒落でコンパクトなクッカーなどがあればそれでも良いのだが、自分は使い慣れているからという理由で持っていった。
中にカップやカトラリーなどを収納できるので収納スペースの節約にもなる。今回のように忙しないツーリングでは飯盒で飯を炊く機会は無く、蓋をフライパン代わりに、中蓋は皿代わりに、飯盒本体はお湯を沸かしたり、鍋代わりに袋ラーメンを作るなどに利用でき汎用性が高い。
・キャンプストーブ
PRIMUS(プリムス) ウルトラ・スパイダーストーブ P154S
自分のはもう20年近く使っているのでもう同じ商品は買えないが、イワタニの類似品という意味ではリンク先のものが近いかな。ガスカートリッジをホースで接続するので重心が低く安定しているのが良い。
今回のように一箇所でじっくりキャンプを張るツーリングでない場合は、火力などより携帯性を重視すべきである(リンク先の現行品は火力でも相当能力が高いと思うが)。またガスカートリッジもどこでも手に入るようなものが良い。
・ランタン
GENTOS(ジェントス) エクスプローラー 【明るさ150ルーメン/実用点灯20時間】 EX-757MS
6年前くらいにキャンプツーリングのために購入。雰囲気は出ないが、ガスカートリッジなどを複数用意する必要が無いのでガスランタンより電池式が良い。
・圧縮パック
gowell(ゴーウェル) ジョイパック
衣類をコンパクトに収納するために出来れば欲しい。持参したものと洗濯物用の2枚あると良い。
・着替え用衣類
今回は全行程9日間の内、フェリーに2泊、キャンプ3泊、民宿・ホテルに2泊の予定(実際はキャンプ2泊、宿3泊になったが)だったので、途中でコインランドリーで洗濯することを前提に4日分の着替えしか持って行かなかったが、全泊キャンプなどの場合は如何にコインランドリーを利用する日を作るかが荷物をコンパクトにするかを左右する。
コインランドリーは小さな町にはあるかどうかも判らないし、洗濯〜乾燥まで量によっては2時間くらいかかる場合もあるので、天候によって不意に行程を変更する場合などを考慮し持参する量を考えたい。
・防寒用ウェア
北海道は夏でも夜は寒い。道東などでは夜15℃以下になることもある。ジャージかコンパクトに畳めるウインドブレーカーのようなものがあると良い。
また、フェリー内は冷房がガンガン効いているのでここでも役に立った。
・サンダル&短パン
ツーリング中はTシャツや下着は当然替えるものの下はブーツにジーンズ1本履きっぱなしだが、フェリー利用の場合やホテル泊などで夜居酒屋などに飲みに出る場合がある時には、楽なので是非とも持参したい。
虫が多いのでキャンプ場などではあまり履かないが自分はフェリーでは重宝した。
・虫よけスプレー、虫さされ薬
蚊は少ないような気がするが、アブやブヨ、また良くわからない小さなコバエのような虫がハンパなく集ってくるので必須である。
内陸部に入ると蜂も凄いが虫除けスプレーは効かないようだ。
バイクロック
一応持っていったが、今回ツーリングで回ったところでは必要性はあまり感じなかった。
普段使っているチェーンロックを持っていったがかなり嵩張ったため、ディスクロックなどでも充分かもしれない。但し自己責任で。
パンク修理キット
デイトナ(Daytona) パンク修理キット(チューブレスタイプ) 74243
特にZX-14Rのような重量級のバイクの場合、万一パンクした場合はただの鉄の塊と化して動かせなくなるため、保険のために購入した。
この修理キットは14Rのシート下にぴったり収まるスペースがあるので便利。
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また、今回持参しなかったけど持っていけば良かったと思うものとしては、
・水着
混浴露天風呂などに入る場合。自分は見られても全く問題ないが、逆に見る側が不快に思う可能性もあるので(笑)
・おしぼりウエッティ
何度も言うが、北海道は虫がハンパない。小さな虫だけでなく、デカいのやら固いのやらがガンガン当たるので、ヘルメットのシールドやバイクのスクリーンに死骸が付着し視界が悪くなるほどだ。拭いても拭いても直ぐに虫だらけになり雑巾などでは洗う手間が面倒なので、是非とも持参したい。自分は現地のセイコマで購入した。
一応こんな感じかな。
帰ってきたばかりの更新でちょっと忘れていることもあるかも知れないので、思い出したことがあれば追記したいと思います。