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BOX LIVE 2012 〜Mighty Box〜

先日記事を書いた、BOXのライブに行ってきました。

どんなバンドか、どんな音楽を演っているのかはそちら(前記事)をご参照くださいw

なんせ自分が子供の頃から大好きだった杉さんと松尾さんのユニットで、しかも22年ぶりにニューアルバムを出したのでとても楽しみにしていたのですが、実はここ数年は毎年年末にライブ演ってたんですね。
知らなかった・・・。

新旧織り交ぜながら1st、2ndからも聴きたかった曲は概ね聴けたし、ニューアルバムは全曲演ってくれました。
いや〜、大人のロックを堪能させていただいた、という感じで最高でした!
杉さんのソロ・ライブは2年半前に同じくココ Pleasure Pleasure で聴いて昔と変わらない歌声に感動したけど、松尾さんも全然変わらず素敵でした。
MCも面白いしね。

今回は独りだったけど行って良かったなー。
やっぱ、松尾さんの作品も揃えよう。。。

達郎さんもそうだけど、昔夢中で聴いていた方々の新しい作品を今でも楽しみに出来るって幸せなことですね。
これからも期待してます!

それと。
チケットとか良く確認しないで入場したら、オープニングアクトのバンドが・・・。
あれ? 伊藤銀次さん? 何やってんすか?
と思ったらUncle-Jamというユニット組んでらっしゃるんですね。
これまた中学生の頃から良く聴いていた銀次さんを聴けるなんて。
豪華なフロントアクトwww
得した気分です。

宣伝
BOX 「MIGHTY ROSE」
マイティ・ローズ

伊藤銀次 「40th Anniversary Edition」
GOLDEN☆BEST 伊藤銀次~40th Anniversary Edition~

MIGHTY ROSE / BOX

音楽ネタです。

今回はBOXのMighty Rose。
BOXは、それぞれ日本では屈指のビートルズフリークとして知られる杉真理さんと松尾清憲さん
(あと杉さんの作品に参加されていた小室和之さんと田上正和さんの計4人)が、「ブリティッシュロックを真面目に演ってみた」という感じで組まれたユニットで、最初のアルバム「BOX POPS」を1988年リリース。そして2枚目の「Journey to your heart」は1990年に。
杉さんと松尾さんのファンだった自分は当然どちらも持ってます。

そして、先日22年ぶりのアルバム「Mighty Rose」が出たということで、ちょっと出遅れてしまいましたが迷わずポチってみました。

マイティ・ローズ
MIGHTY ROSE / BOX

第1作はもろビートルズ臭が強かった印象ですが、2作目にはそれをベースにかなりオリジナリティ溢れるポップスになり、そして今作はそれぞれのイイトコ取りというか、ロックは思いっきりロック、ポップスはより柔らかくスイートな作品になってます。
作詞作曲は杉さんと松尾さんの共同名義になってるけど、曲によって間違いなく杉カラー、松尾カラーがはっきり判るのが面白い。

お二人とももうアラシックスだけど、音の中ではいつまでも少年だなw

実は、自分は(世代的にも)ビートルズは教養として嗜んだ程度で夢中になるようなことはなかったのですが、BOXが好きな理由はやはり杉さんと松尾さんのフィルターを通しているからかな。
でも、ビートルズが好きな人が聴いても、これはフェイクだという印象はきっと持たないと思います。
何故なら、お二人のビートルズ愛が痛いくらいに伝わってくるから(笑)
それくらい、ご自身のモノとして昇華しているクオリティの高い作品だと思います。

それにしても、松尾さんテイストの曲も相変わらずカッコイイなぁ。
杉さんのソロ作品は全部持ってるけど、松尾さんのももう一度揃えようかな。

今作から”Tokyo woman”

1stから”Temptation girl”

1st:BOX POPS
BOX POPS(紙ジャケット仕様)

2nd:Journey to your heart
JOURNEY TO YOUR HEART(紙ジャケット仕様)

杉真理 with カルパッチョス ライブ

yocchiです、こんばんは。

杉真理さんのソロライブに行ってきました。
杉さんの音楽に出会ったのはもう30年近く前なんですが、実は杉さんの演奏を生で聴いたことは一度だけ。
それもソロライブじゃなくて、何かのイベントかなんかだったかなぁ。
アルバムはほぼ全て持っているのにライブに行く機会を逸してしまっていて、気がついたらもうこんな歳になってしまってましたw
そんな杉さんも、明後日で56歳になるそうです。

さて、本題のライブ。
今後ソロライブの予定もしばらくなく今日のステージでは懐かしい曲を演るということでしたが、主に2000年代前半に出したアルバム「POP MUSIC」と「LOVE MIX」からが多かったのかな。
歌は当然知っていてほとんどソラで一緒に歌えるんだけど、題名が出てこない・・・。
ということでセットリストが書けませんwww

懐かしいトコロでは「Backstage Dreamer」、「Love her」、「Panic in submarine」とか。
「Love her」はナイアガラトライアングルのアルバムだったかな。懐かしい。
「Panic in Submarine」は Jackson 5のリズムにインスパイアを受けていたとは知らなかったなぁ。
そして、その話題繋がりでMichel Jacksonの曲を何曲か演奏、プラス Jackson 5の「I want you back」を歌ってくれたりしてびっくり!
なんせ杉さんは日本人屈指のビートルズマニアという印象が強かったからね。

最近のだと「シャローナに片思い」や「君は知らない」とか。
あとは・・・そうそう、村田和人さんとの企画ユニット「アロハ・ブラザーズ」のレコーディングをしているとのことで、ギャグなのかマジなのか良く判んないけど、ご本人初挑戦のレゲエ調や、ロシア風の曲。
あれって、マジにCDにすんの?www
相変わらず面白いオジサンだね。

MCも昔聴いていたラジオそのまんまの言葉遊びとダジャレのオンパレードで和みました。

あ、それから「ウイスキーがお好きでしょ」も生で初めて聴いたよ。感動。

っていうかここまで書いていて気が付いたんだけど、なんで一つ一つ思い出しながらみたいにブツ切れに書いてんだろうと思ったら、やっぱりセットリストがイマイチ判んなかったからかな。正直言うと80年代の曲ほど、それ以降のは聴きこんでなかったので。
中学生の時はFUSIONとかJAZZ以外では杉さんの作品を最も良く聴いていて、それこそLP盤やカセットが擦り切れるくらい聴きこんだんだけどね。
杉さん、ファンのみなさん、すみませんw

でも、やっぱり行って良かった。
相変わらず素敵な声だし、それにね、なんか今でも胸がキュンってするんだよね。
オーディエンスの層を見ると確実に自分は一番若いくらいだと思うんだけど、当時大学生くらいだった人とかとは違う、「大人への憧れ」みたいなのが想い出としていっぱい詰まってて、今日あらためて生で聴いてみると、比較的新しめの曲でもなんとなくそういう感覚が甦って来る・・・という感じです。
実際はオイラもすっかりいいおっさんだけどwww

余談:
今日ライブが行われた渋谷の “Pleasure Pleasure” というライブハウスは元々映画館だったところでした。
だから映画館の座席がそのまんまになっていて落ち着いて座って観られるようなライブだと凄くイイんだけど、盛り上がって来た時に立つタイミングとかがなんか難しいですw
途中で多分ファンクラブの人たちが最前列で立ちあがり始めたんだけど、2列目以降の人は座ったままで、オイラもなんかタイミングを逸してしまいました。アンコールの時はしっかり立ちあがって一緒に盛り上がったけど、あーいうスタイルは初めてだったんで、ちょっと戸惑ってしまった。
あとね、座ったままで空調も効いてるので、なんか寒いんだよ。
ライブハウスで寒かったの初めてだw

魔法の領域 / 杉真理

魔法の領域

今更ですが、”すぎまり” ではなく “すぎまさみち” です。
今や知らない方も結構いらっしゃるとは思いますが、ソロ活動の他に、榊原郁恵や堀ちえみや松田聖子等に楽曲を提供していたシンガーソングライターです。
自身にも “バカンスはいつも雨” という堀ちえみが出ていたグリコのチョコレートのCMタイアップのヒット曲もあります。テラというスポーツドリンク(懐かしー)のCM曲 “いとしのTERA” もちょっとヒットしました。ハイファイセットの “素直になりたい” も彼の代表作です。
でも一番有名なのは “ウイスキーがお好きでしょ” でしょうか(笑)

前置きが長くなりましたが、昨年デビュー30周年を迎えた氏の久しぶりのソロアルバム “魔法の領域” 。
ここ数年はバンド活動等を地味に(失礼)していたので、そのメンバー、松尾清憲氏や堂島孝平氏も参加の作品ですが、杉真理ファンとしては杉氏の歌が聴きたいのであって、前述の彼らが歌にアレンジにと前面に出てくるのは正直期待を裏切られるものでした。”バンドマン” 杉氏の意図は理解できなくもないですが、ファンとしての正直な気持ちです。
んー、ちょっと複雑。

昨年夏、1980年の”song writer”から1986年の”sabrina”までの6作品リマスターをリリース(購入済)しましたが、引き続き今年3月に1987年から1993年にリリースした6作品のリマスターが出るようです。なんだかんだ言って、多分買ってしまいます(笑)。

杉真理「7/25発売紙ジャケ6タイトル」まとめ買い

SET-207
杉真理「7/25発売紙ジャケ6タイトル」まとめ買い

僕の杉マニアぶりについては前に少し書いたが、今日杉サマblogを読んでいたら、懐かしいタイトルのリマスタリングを行っているという記事が。

えーっ!発売しちゃうの!
こないだSongwriterのCD選書を某オークションで落札したばっかだよー。

ということでリンクを辿ってみると、なんとSonyからCBS Sony時代の6タイトルをまとめて発売の由。思わずポチッとしてしまいますた。
全部持ってるのに、好きなアーティストとなるとリマスター版でも大人買い。相変わらずダメな奴だ<自分

Song writer/杉真理

SONG WRITER(紙ジャケット仕様)

小学生時点で既にフュージョンバカだったので当時は邦楽自体にあまり興味なかったけど、中学生の頃皆が挙って聞いていた佐野元春あたりから辿って嵌って以来、(山下達郎さんとともに)25年来の大ファン。

もう徹底的にコテコテのラブソング。
綺麗なメロディに載った恥ずかしいくらいロマンティックな歌詞が甘い声とマッチし過ぎ(笑)
友達の間でも好き嫌いが分かれたけど、兎角格好つけたがりな中坊時分だった僕には、”ちょっと切ない大人の恋” みたいのが逆に格好良く映ったのかなぁ。

そんなワケでかなり盲目的だが、今聴いても素晴らしい。
特に杉真理の名前で初めて出したこのアルバムと次のOverlap、Stargazerあたりが最高なんだけど、デビューアルバム”Song writer”のCDは全然手に入らない(以前某オークションで4,000円以上まで競って負けたのが悔やまれる。)
OverlapとStargazerはCD持ってるのでiTuneに落としてたまに聴いてるけど、Song writerはもう何年聞いて無いんだろう。

なんて考えてたらもう聴きたくて仕方が無くなって昔の荷物引っ張り出したらカセットが出てきた。カセットレコーダーも納戸から引っ張り出してきて掃除して聞いてみる。
いやもうね、なんか鳥肌。青かった青春時代を想い出してキュンとした。