MIGHTY ROSE / BOX

音楽ネタです。

今回はBOXのMighty Rose。
BOXは、それぞれ日本では屈指のビートルズフリークとして知られる杉真理さんと松尾清憲さん
(あと杉さんの作品に参加されていた小室和之さんと田上正和さんの計4人)が、「ブリティッシュロックを真面目に演ってみた」という感じで組まれたユニットで、最初のアルバム「BOX POPS」を1988年リリース。そして2枚目の「Journey to your heart」は1990年に。
杉さんと松尾さんのファンだった自分は当然どちらも持ってます。

そして、先日22年ぶりのアルバム「Mighty Rose」が出たということで、ちょっと出遅れてしまいましたが迷わずポチってみました。

マイティ・ローズ
MIGHTY ROSE / BOX

第1作はもろビートルズ臭が強かった印象ですが、2作目にはそれをベースにかなりオリジナリティ溢れるポップスになり、そして今作はそれぞれのイイトコ取りというか、ロックは思いっきりロック、ポップスはより柔らかくスイートな作品になってます。
作詞作曲は杉さんと松尾さんの共同名義になってるけど、曲によって間違いなく杉カラー、松尾カラーがはっきり判るのが面白い。

お二人とももうアラシックスだけど、音の中ではいつまでも少年だなw

実は、自分は(世代的にも)ビートルズは教養として嗜んだ程度で夢中になるようなことはなかったのですが、BOXが好きな理由はやはり杉さんと松尾さんのフィルターを通しているからかな。
でも、ビートルズが好きな人が聴いても、これはフェイクだという印象はきっと持たないと思います。
何故なら、お二人のビートルズ愛が痛いくらいに伝わってくるから(笑)
それくらい、ご自身のモノとして昇華しているクオリティの高い作品だと思います。

それにしても、松尾さんテイストの曲も相変わらずカッコイイなぁ。
杉さんのソロ作品は全部持ってるけど、松尾さんのももう一度揃えようかな。

今作から”Tokyo woman”

1stから”Temptation girl”

1st:BOX POPS
BOX POPS(紙ジャケット仕様)

2nd:Journey to your heart
JOURNEY TO YOUR HEART(紙ジャケット仕様)

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