カテゴリー : レース

ツール・ド・八ヶ岳

今シーズン初参加となる第22回ツール・ド・八ヶ岳に行ってまいりました。
レースの為に交通規制された国道299号線を、標高830m地点から最高点の麦草峠2,127mまで25km上り続けるヒルクライムレースです。

さて、昨日は18時に就寝、24時に起床。1時半まで寝ようと思っていましたが、目が冴えて眠れなくなりました。

本降りの雨の中2時半に家を出ましたが、関越に乗って埼玉西部に入る頃には雨も止み、上信越道で佐久ICで降りて八千穂高原に5時到着。
まだ余裕があった駐車場にクルマを停めて1時間仮眠。

6時の気温は3℃。流石八ヶ岳の麓、寒いです。
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6時半からの受付に向けて皆さん準備中。
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自分も着替えておにぎりとバナナ、アミノバイタルプロを補給。取り敢えず大会本部まで自転車で乗りつけ受付を済ませて戻ってから、ローラーで30分弱アップ。冬用アンダーの上に半袖ジャージを着て出る予定でしたが、アップ後体が温まったので半袖アンダー+アームウォーマーに変更。
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8時前になったので、スタート地点にて待機。
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この後、カメラも防寒具と一緒にバッグに入れて頂上まで運んで貰ったので、画像がありません。

いよいよレース。
9時にチャンピオンクラスからスタート開始。以後、年齢別で若いクラスから順に2分間隔でスタート。

ヤバイ、スタート直前だってのにトイレ行きたくなってきた。
と言ってももう直ぐにスタート時間だったので我慢。

自分はDクラス(36~40歳、男子ロード)で9:06のスタートでした。
去年の各イベント参加時は落車だけには巻き込まれまいと極力前列近くに陣取っていたけど、今回は身の程を知って最後部あたりからのスタート。
クリートを嵌め損なってちょっとロスしたけど、後方集団のスピードが予想外に遅かったのでどんどん前に上がって行きます。

スタートして5kmくらいはまあまあいい調子だったのですが、最初に飛ばしたので25kmの長丁場はもたないと思い、その後は軽いギアで回転を高めにして淡々と。

その内後ろの40代の速い方々にパスされながら、自分も若いクラスの人をパスしながら、なるべくイーブンペースで登っていきます。
さらに半分も行かない内に、50代の人にもパスされ始めました。いや、速い、格好いい。

12km地点辺りで長い平坦部分が現れたので、ギアを掛けて35km/h程度まで引っ張ります。後ろに50代の速い人が付いてきたので、精一杯引きました。
その内またキツイ登りが始まったので後ろの50代の人に先に行って貰い、またまた淡々とクルクルと。

20km辺りから尻が痛くなってきて、ついでにスタートから我慢していた膀胱が既にパンパンな状態で集中できないし力が入りません。しかも、九十九折の急勾配。あ゛ー、漏れそう(笑)。

あとは気力で漕ぎ続け、ゴール前に一人ちぎってなんとかゴール。

ゴール後ちょっと奥まで行って、じょろじょろと。全然止まらない。
すいません、もう少しで漏れそうだったので(爆)。

ゴール地点からちょっと下って、荷物を受け取り完全冬装備に着替え。登ってるときは汗ダラダラだったのに寒いこと。
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そっから更に数km下って表彰式会場にて無料で振舞われた豚汁と300円のおにぎり。おにぎりが旨かったです。300円は安すぎる、と思える程旨かったです。
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この時点で11時半前。表彰式は13時半からとのことで、それまで待てないのでリザルトも見ず下山。
麓のクルマまで戻り、とっとと着替えて退散しました。
表彰式が行われている頃、私は横川でソフト食いながらp○sitivoさんへのお土産を購入してました(^^; よって、渋滞にも巻き込まれず非常にスムースに帰京。

さてタイムは・・・そんなもん知らん!(笑)
スタート時にサイコン押し忘れ、ゴール直後も押し忘れで正確なタイムがさっぱり判りません。多分1時間40分くらいかな。
主催者から結果が出るまで気長に待ちますか。

25km登りっぱなしは想像してたより距離を感じませんでしたが、なんせ足が重かったです。軽量化と共に筋力アップが今後の課題ですかね。
疲れた。

「本日の走行データ」
走行距離:約60km
走行時間:–
平均速度:–km/h
ケイデンス平均-最高:–
心拍数平均-最高:–
消費カロリー:–kcal

2008年走行距離:3,265.6km
総走行距離:6,940.1km
(内ローラー:708.4km)

2008年のイベント

ホビーレーサーの皆様、今年のイベントの予定は立てましたか?
僕はまだまだ鍛錬、修行の身ですから、今年は4月から11月まであくまで練習のつもりで月1ペースで出てみようかと思ってます。

先日、sports entryを久しぶりにチェックしたら、4月頃のレースの募集がいくつか始まってました。去年は9月からイベントに出始めたため、今年前半のイベントは全てが初体験でどれにエントリーするか迷ったんですが・・・。

ツール・ド・八ヶ岳、勢いでエントリーしてしまいました(^^;
25km登りっぱなしってどんなだろう、想像もつかん(爆)

ということで、今年も節操無く出没します。
一応今考えているのは、

4月:ツール・ド・八ヶ岳(エントリー済)
5月:未定
6月:Mt.富士ヒルクライム
   (できれば美ヶ原も)
7月:矢島カップ鳥海山バイシクルクラシック
8月:裏磐梯スカイバレーHC
   (もしくは乗鞍)
9月:未定
10月:もてぎ7時間エンデューロ(4時間ソロ)
10月:富士チャレンジ200(100kmソロ)
11月:龍勢HC

坂が苦手なのにヒルクライムばっかじゃん! ってまあ練習ですから。
全部出られるかわかりませんし、ヒルクライムの内いくつかはエンデューロやクリテに変更するかも知れません。
ただ、上の内昨年出た裏磐梯、もてぎエンデューロ、富士チャレ、龍勢は自分の進歩を確認するためにも是非再挑戦したいと思います。

さて、自分のトレーニングをブログで晒した上に、出場予定のイベントを公表しちゃったりして、結果が伴わないのは恥ずかしくない? とお思いの方もいらっしゃると思います。

まあ、ぶっちゃけ恥ずかしいです。
でも、こんなんが出てると思えば励みになる方もいらっしゃるかな、と思っているので、どうぞ踏み台にしてください(笑)。
前も書きましたが、「初心者(勝手に)代表」ブログですから(^^;

余談ですが、僕もクルマでダートラやってた時は、どうせ出るなら結果出してナンボ、と思ってました。15年以上前の若かりし頃の話です。
当時はクルマが好きで好きで仕方なく、とにかく人一倍走りこんでいましたから、ちょっと出てみたフレッシュマンでいきなりポディウムに上がって有頂天になったのも事実です。
勝てずにただ出場することの意義や、ステップアップせずいつまでも下のクラスにいる意味が判りませんでしたが、そういう雰囲気ってそのスポーツの斜陽を生む元凶と思います。
後に気づきましたが何のスポーツも裾野あっての発展ですからね。

単なる流行で終わらせたくないじゃないですか。
みんなで盛り上げて楽しみましょう。但し、真剣な方もいらっしゃるので、安全、マナー第一でね。

龍勢ヒルクライム2007

裏磐梯HC(8月)、もてぎED(9月)、富士チャレ(10月)と、ド素人が立て続けに無謀なチャレンジをして来たが、一応総決算のつもりで今年の締めくくり(の予定)のレース、龍勢ヒルクライムに参加してきた。

朝4時半起きの予定が、気づかぬ内に目覚まし全部止めてて5時起き。そして5時10分出発(笑)。
会場の秩父までは順調で7時ちょっと前に着いたけど、到着してドリンクボトルとアミノバイタル忘れに気づく。最悪だ。

7時前に受付を済ませて、5km程離れた駐車場に移動し、準備をしてまたスタート地点に戻る。その後荷物を預けて6~7km程アップ走。

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9時前にスタート地点集合。周りの人は皆速そうだ。アミノバイタルを服用できなかったので足攣りが心配だが、代わりに何故か持ってきていた梅を固めた錠剤のようなモノをボリボリと貪り食って塩分補給。

さて、自分のクラス男子C(36~45歳)は9時16分スタート。
最初の3km程度はほぼ平坦でロードレース状態。40km/h程度で集団になんとか食らい付いていくが、途中の登りでやや千切れ気味。
そして、細い道に折れていよいよ登り開始。

最初はめちゃめちゃ緩斜面でアウターでも結構いけたが、程なく5~6%程度の登りが始まりインナーへ。既に太腿が痛い。
平坦部で中盤より前にいたが、この辺りから同じクラスの人にどんどん抜かれていき、気がついたら3分後ろからスタートしてきた男子B(30~35歳クラス)にも抜かれ始める。えっ? もうですか?

今回は裏磐梯より少しは力もついているはず、とついていこうかと思ったが、この後激坂が控えていると聞いていたのでマイペースに登る。
傾斜がどんどんキツくなってきて、レース前に周りの人が話していた一番傾斜のキツいという鳥居のある坂へ差し掛かる。雨で濡れた落ち葉とグレーチングで何度もリアタイヤが空転し、無駄にパワーが奪われてしんどい。
34-27Tのシッティングで止まりそうなくらいしんどかったので、気合一発ダンシングでなんとか登りきる。

心拍はずっと170台に入りっぱなしでもそんなに苦しくなく、寧ろ今の激坂で足が終わりかけ。まだ先があるのに・・・。

なんとか気力で漕いで、平均的にさっきよりは傾斜が緩くなってきたので頑張っていると、あと2kmの看板。スタート前に食った梅が効いているのか脹脛は攣る気配が全く無いが、太腿は相変わらず痛い。

あと1kmというところで最後の力を振り絞り、さっき抜いていったBクラスの人を追いかけ始めるが、僕に気づいたのか逃げ始めた。クソー、着いていってやるぞ! とヨダレと鼻水を垂らしながら頑張るもジリジリ離されていく。こういうのが精神的に一番辛く、途中で足も果てた。
最後は目の前で悶えていた人とレベルの低い(笑)ゴールスプリント。フロントがアウターに入らずアタフタしている間に、その人にもちぎられた(自爆)。

ガーッ、疲れた。

ゴールの時計は54分と表示されていたけど、そんなにかかったか?
おかしいなぁ、と思ってたら自分のサイコンのボタン操作もすっかり忘れていて、自転車を置きに行った時には時計回りっぱなし。正確な時間がわからない。走行していた時間を見ると49分程度だから、良く考えたら最初のクラスのスタートからの表示だね。
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自転車を置きにエラく遠いところまで行って、ゴール地点に戻り預けていた荷物とあったかい玉こんにゃく煮を貰い、また自転車の所へ戻る。
あ、リザルト見てくるの忘れた。面倒くせー、いいや、と放置。
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下山直前に暫定リザルトをチラ見したら男子Cクラスで120位台だった。同クラスのエントリーは180人くらいだったので、裏磐梯のように後ろから1/10とかいう情けない事態は免れたが、足が攣らなくてもこんなもんか、と考えると虚しい。
心臓が限界に達する前に足が終わってしまうということは、踏むペダリングが癖になってしまっているのだろうか。回すペダリングを意識して練習しなければダメ、なんだな。たぶん。

ま、何はともあれ、心配していた雨は全く降らず、薄日も差すくらいの天気で、これが一番有難かった。
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下りは流石に寒かったが、登りの時には見る余裕が全くなかった里山の素晴らしい景色を堪能しながら下山。地元の方々が選手が帰る時まで道路際に立って手を振ってくれていたのが有難い。
やはり、こういうイベントは地元の方々のご好意によって運営されているんだな、と感謝。
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昼飯を食う元気がなく、そのまま帰宅。
午後2時頃家に辿り着き、自転車を片付けていると、フロントシフトワイヤーのアウターがバラバラに裂けていて、これでフロントのディレーラーが動かなかったことが判明。
P○sitivoさんにシフトワイヤーの交換をして貰いに行って、帰って夕飯まで死んだように寝た。

※11/12追記
公式記録出ました。
127位/150人中(男子C)
48分27秒578(トップとの差17分29秒)
平均速度15.1km/h
って、裏磐梯の後ろから1/10が1.5/10になっただけじゃんか orz
やっぱ向いてないのかな。

「レースデータ」(サイコンのデータ)
走行距離:12.4km
走行時間:49min
平均速度:14.9km/h
ケイデンス平均-最高:76-111
心拍数平均-最高:164-178
消費カロリー:734kcal

「本日の走行データ」
走行距離:35.2km
走行時間:1h37min
平均速度:21.6km/h
ケイデンス平均-最高:**-112
心拍数平均-最高***-178
消費カロリー:1,382kcal

総走行距離2,282.1km

富士チャレ総括(個人的備忘録)

実質今年始めたに等しい自転車。無謀にもヒルクライム1戦とエンデューロ2戦を織り交ぜながら、地道に体力の増強は図れていると思う。
このまま来年も自分の実力を量るためにホビーレースに出場して、再来年への進歩の指標作りをしようという魂胆だが、一戦一戦気になったことを振り返りながら次回への対策、参考のために備忘録としての総括をしていくこととする。

「足攣り対策」
富士の旧コースをクルマで何度も走った経験上、あのコースを自分の足で走るにはヒルクライム並みに足への負担が掛かるな、との予想から、足攣り対策に気を使った。
先ずドリンク2本(700mlx2)の内、トリプルカーボの方に塩を小さじ一杯入れたものを用意した。コレは密かにファンな某アマレーサー氏のblogから勝手に拝借した受け売りである。更にポカリはやや濃い目とした。ちょっとやり過ぎかとも思ったが、あれ程無意味にダンシングを多用したにも拘わらず、足がピクっともしなかったのは結構効いていたのだと信じたい。
がしかし、喉が渇ききってしまった状態ではかなり強烈な刺激で、途中何度か咽た。
それと、レース直前にOD BOXの出店で入手できたスポーツバルム(赤)を擦り込み、しつこいくらいマッサージしたのも良かったのかも知れない。
ちなみに昨日のレース後の疲労感は、サッカーをフルセットした後と同等な感覚だったが、本日筋肉痛は全く無い。

「トイレ対策」
普段から頻尿気味なのが悩み。レース中は絶対にトイレに行くまいと思い好きなコーヒーを前日から控え、レース直前までしつこくトイレに行っておいたが、結局50km経過した頃に我慢できない尿意を催して止む無くピットインした。
尿意は体内の水分を排出して体温を確保するため、と単純に考えていたがそう単純なモノでもなさそうだ。しかも悩ましいのは、水分を控えすぎるのは足の痙攣には確実に悪影響を及ぼすであろうこと。
何とか良い方法を模索中。

「腰痛対策」
今まで練習で腰に激痛が走ったことはあまり無いが、昨日は途中から我慢できない程の痛みでかなりペースが落ちた。自転車に乗るだけでなく腹筋などの筋トレが必要かな。
あと実は昨日、座骨が痛くならないスポットを意識してサドルの後端付近に座るようにしていたのだが (思惑通り座骨の痛みは全くやって来なかった) 何か因果関係がありそうだ。

「苦手な登り」
今回はトップ集団の他に、中程度の実力向けの列車をプロの招待選手が引いてくれていたが、平坦ではそれなりについていけるものの、やはり登りで千切れてしまう。
途中、サドルの後端ぎりぎりに座り、足を前に蹴り出すように回転させるとスピードを保つことはできたが、やはり太腿の負担が大きく何周も同じことが出来ない。
そもそも単純にまだ筋力が不足しているのか、それともペダルの回し方が間違っているのか、はたまたポジションの問題なのか、いつも一人で練習しているからさっぱり判らない。
11月中旬にヒルクライムの予定を入れているが、無意味に回数をこなしてるだけでは速くならないんだろうなぁ。なんとかしなくては。

「補給」
試走前 :おにぎり1個半、バナナ1本、薄皮まんじゅう1個、水分少量、アミノバイタルプロ1袋
レース中:カーボショッツ(バニラ味)1袋半、ポカリ700ml、トリプルカーボ700ml
レース後:アミノバイタルプロ1袋、おしるこ
足が攣らなかったのはアミノバイタルプロの効果も大きいかもしれない。あとレース後のアミノバイタルのおかげか、翌日の疲れがほとんど無かった。
疲れが残るくらいもっと一所懸命走れ、というツッコミは無しでおねがいします。

来年も100kmソロにチャレンジしようと思う。来年の目標は3時間切り、だろうか。今回トイレに行った際のロスが7~8分として、来年までに筋トレで腰痛を抑えられればなんとか達成できるかな、程度の浅はかな計算(笑)。

その先の200km挑戦は、来年の結果次第といたしましょう。

富士チャレンジ参戦

富士チャレンジ200に、100キロソロの部で参加してきた。

5:30のゲートオープンに丁度到着するようにと家を4:00に出るが、ちょっとオーバーしてしまい既にゲートは大渋滞。ピット前の駐車場は惜しくも入れずちょっと離れたB駐車場。まあ、それでもかなりマシな方だけど。

クルマを置いてピットの確認に歩いていく途中の赤富士。
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先月のもてぎが最悪だっただけに、今日は最高の天気になりそうで一安心である。

グランドスタンド前のピット風景。富士スピードウェイに来るのは16年ぶりだけど、この辺はまだ昔の面影がある。ピット裏は別のサーキットにいるように変わっていたが。
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一旦クルマに戻って自転車の組み立て、着替えを行い、再び受付をしにピットへ戻る。
割り当てられたピットは人口密度が低く最高。もてぎの時は、ソロとチームが同じスペースで、チームの場所取りであぶれてしまったソロの参加者が、大雨の中荷物すら置けずに酷い扱いを受けていた。その点富士チャレは良く考えられている
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チャリを置いてゆっくり準備。落ち着いて飯も食えるし、トイレにも余裕をもって行ける。
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表彰台&ピット裏に出ている出店。トヨタプレゼンツなので、ランドクルーザーの展示。でも囲いがしてあり外から眺めるだけ。汗まみれで触るな、っちゅーことかな(笑)。
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そういえば昨日買い忘れたのを思い出して慌てて探したがP○sitivoさん、 Bike & Hikeさんともに品切れだったスポーツオイルが、あっけなく手に入った。ラッキー。

さてここからいよいよ本番。

「試走」
先ず、レース前に7:00からコースの試走。スポーツオイルを足に塗って、アーム&レッグウォーマーを装着、長袖のユニクロジャージを着てピットを出て行く。
1コーナーから下って行ってちょっと上りながら左コーナー、そしてまた下りながら100Rを抜けて上りながらヘアピン、くらいまでは16年前と大して変わって無いかな。
そっから300Rを下っていくと、最終コーナーまでの間に大改修された小さいコーナーが連続する。しかも南北方向に上る傾斜がかなりキツい。
こりゃ、もてぎよりしんどいわ。
ともう一周してピットイン。最後の登りで意識しなくても心拍が170以上になって、一応アップにはなったかな。でも、太腿が張って痛い。

8:00頃からキッズのレースがあったりして、8:40にようやく召集がかかりコースイン。明け方より大分暖かくなってきたので、レッグウォーマーと長袖のジャージは外した。
富士チャレは全車一斉スタートなのでスタート位置に並ぶまでえらく時間がかかるが、さっき塗ったスポーツオイルのおかげか体が冷えるようなこともなかった。

「レース」
9:00に先導車がついてスタート。最初の一周はローリングスタートのための周回だが、この周も周回にカウントされる。
並んだ時に中盤くらいだったので、先導車も何もないが、さっきの試走と同じ様なペースで周回し、2周目から前のペースが上がり始めるのでついていく。
1周4.526kmをローリングも含めて22周回で99.572km走らなければならないので、今回はもてぎの時のように周回毎の出来事はあまり覚えていない。
とにかく苦手な上りは諦め、最終コーナーからストレート、1コーナー、100Rまでの平坦と下りの区間でなんとか着いていくしかないので必死だった。

2周目か3周目で落車で動けない選手の元へきたスタッフと僕の3台前くらいの選手が接触し2次被害。危く巻き込まれそうになったがなんとか回避した。

4周目程度で先頭集団に周回遅れにされてその後何周かおきにラップされていく。とにかくトップ集団の速度は尋常ではなく、着いて行こうという気もおきない。
その後に、プロの招待選手が引いてくれる “やや速” な列車が来てなんとか乗るが、やはり最後の上りでついていけずに撃沈。

40km過ぎに腰に激痛を感じ、連続して漕げなくなる。下りでストレッチなどしながら大分ペースが落ちてしまった。

50km過ぎにトイレに行きたくなり止む無くピットイン。ピットに止まる予定はなかったが、止む無くワンピット作戦(笑)となった。そして腰のストレッチ。

しばらく腰痛も治まったが、70km過ぎにまた激痛。痛くて長いこと同じ姿勢でいられないので、上りはほぼダンシング。でも遅い(笑)。

結局前述のように列車にもほとんど乗れず孤独に走り続けて最終ラップ。
最後のラップは腰がぶっ壊れてもいいから限界まで力を出し抜こう、と思ったが、さっきから無用にダンシングを繰り出していたので、足売り切れでヘロヘロ。そのままフィニッシュ。

最後のストレートでサイコンの距離計が98.5kmを示していたので、もしかして一周足らないのかな? と悩んだが、計測チップを返した後でピットに設置してあるPCで確認したらちゃんと22周走っていた。仮に21周しか走っていなかったら、チップ返しちゃったから失格なんだけど(爆)。

ピットに戻って何よりも先ず、おしるこ引換券を握り締めておしるこの元へ走る。あー、癒される。

そして散歩。4時間チーム、7時間チーム、200kmソロ、200kmチームの皆さん、頑張って走ってます。
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コカコーラコーナーも走ってます。
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そして自分はおもむろに荷物を片付けとっとと退散(笑)。
最後に順位を確認したけど、所要時間3時間23分で、100kmソロの部で173位だったかな。エントリー数が正確に判らない(同部門は500人の定員のはずだけど、実際何人出走してるかは不明)のでどの辺の位置なのかがさっぱりわからない。

「追記」11/6
公式記録、runnetに出てました。
ソロ100kmの部:183位/445人中
(99.57km 22周 3:23:34)

「レースデータ」(サイコンのデータ)
走行距離:98.5km
走行時間:3h24min
平均速度:29.3km/h
ケイデンス平均-最高:85-117
心拍数平均-最高:151-172
消費カロリー:2,376kcal
今回は全力で頑張ったので、言い訳は全くありません。

「本日の走行データ」
走行距離:107.4km
走行時間:3h43min
平均速度:28.9km/h
ケイデンス平均-最高:**-117
心拍数平均-最高***-172
消費カロリー:2,599kcal

総走行距離2,164.0km

もてぎデータ

もてぎネタ、もういいんじゃね? と思いつつ、走行データが引っ張ってこれた(有料)ので分析してみた。

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データは4時間ロードオープン・ソロ部門限定。出走者246人。

1周目:ラップタイム13分強、距離7.2km、順位105位
ほぼ最前列近くでスタートしたが、どんだけ抜かれてんだ、オレ(笑)。

2周目:13分強、14.4km、136位
更に順位を落としながら32~33km/hでマイペース巡航中。

3周目:13分20秒程度、21.6km、140位
ややペース落ちる。

4周目:13分強、28.8km、138位
ペース持ち直し。ドラフティングの効果に気が付いた辺りか?

5周目:13分弱、36.0km、133位
ペースアップ。調子に乗ってきたか? 確かこの辺りから寒さをあまり感じなくなり、足が回るようになってきたような。

6周目:13分40秒程度、43.2km、132位
なんかペースダウン。この辺からスローパンクの始まりかも。

7周目:14分強、50.4km、130位
さらにペースダウン。なんとなくこの辺で既にパンクしていたような気がする。

8周目:25分40秒、57.6km、180位
この周回の5km地点辺りでパンク修理のため停車。ラップタイムからすると、実際にパンク修理していた時間は10分もかかっていなかったようだ。

9周目:19分弱、64.8km、186位
前の周回の終わりにピットインし、タイヤに規定の空気圧を入れてコースイン。

10周目:15分強、72.0km、178位
土砂降りの中のパンク修理で冷え切った体にムチ打ってなんか頑張ってしまっている(笑)。今思うとパンクが直ったと思って懸命に漕いでいたが、既に二本目のチューブにも穴が開いていたんだな。

11周目:20分弱、79.2km、183位
二回目のパンクに気付き停車。携帯ポンプでシュポシュポ空気入れてなんとか帰ってくる。

12周目:計測不能(笑)、86.4km、189位
予備のチューブが無いのでピットインせずにそのままメインスタンド前を通過。90度コーナーを超えた登りの途中にまた携帯ポンプでシュポシュポ。その後の下りの怖いこと。
オーバルの入口でガタガタし始めてまたシュポシュポ。更にオーバルを回ってメインスタンド前に差し掛かる前に再びシュポシュポ。
もう体が冷え切ってしまって、これ以上シュポシュポする気力もなく、ピットに入りそのままリタイア。

記憶とはちょっと違ったけど、何回停車してんだろ。
ペース的には120km達成も夢ではなかったのでかなり悔しいが、でもあの土砂降りの中、結構頑張ったんじゃない?(笑)

もてぎエンデューロ総括

昨日はあまりの疲労で結果を報告するだけで精一杯だったが、初エンデューロで見えてきた課題などを振り返ってみる。

1.雨のレース
やはりレインウェアは必要だった。走っているので体は熱くなってくるとは言え、濡れたウェアが容赦なく体温を奪っていく。
寧ろサロメチールを塗った剥き出しの足は雨を弾いてそれ程冷えた感覚はなかった。上半身レインウェアを着るだけでも大分違うと思う。

2.ドラフティングの効果
イベントレースとは言え、いいペースで巡航しているといつの間にか後ろに何人も着いている。風除けに使われているのだ。
これがドラフティングか、と自分も速い人を見つけて後ろに着いてみる。す、凄い。風の抵抗が減るだけでこんなにラクにスピードアップできるとは・・・。
そして、パンクするまでの数周引いたり引かれたり、面白い経験だった。
但し、やはりタイヤとタイヤの間隔が少なくとも50cm以内程度まで近づかないと効果が体感できないので、前の人への信頼感が無いとできない。

3.登りは向いてない?
前述のとおり、数周回ほとんど同じメンバーと引いたり引かれたりだったが、登りではどんどん置いていかれる。他の選手は登りでもクルクル元気良く回しているが、自分は太腿に負担を感じて辛い。もしかして他の選手はインナーで登ってるのかな? と観察していると、ほとんどアウターのままだ。
漕ぎ方が間違っているのか、ポジションが合っていないのか、それともただ単にダイエットが足りないだけなのか、良く判らない。
ちなみにその代わりと云っては何だが、下りでは体重を生かしてあっという間に追いつく。そして平坦では引いたり引かれたり似たようなペースだ。
これからの最重要課題である。

4.座骨の痛み
サドルをアリオネに交換した当初は改善されたと思った座骨の痛みだが、ハンドルやらポジションをいじったせいなのか、LSDトレーニングを始めたからなのか、最近やたらとケツが痛い。
一度ポジションを見直してみて、それでもダメなら別のサドルも考えてみることにする。

5.補給
今回は雨だったので、給水量が異常に少なかった。3時間で400cc程度しか口にしていない。
一方1時間毎のカーボショッツはかなり有効だった気がする。パワー切れの感覚は全く感じなかった。

6.パンク修理
焦りは禁物。エンデューロなどの長いレースでは、異物が刺さって無いかよく調べる余裕が必要(笑)。

さて、次回のエンデューロは富士チャレンジ200(100kmソロの部)だ。
兎に角晴れることだけを切に願うばかりだが、今回のもてぎは次回のイベントの参考という意味では大変有意義だった。
目標は4時間と思っていたが、ちょっと色気を出して3時間半かな(笑)。

もてぎ7時間エンデューロ大会

もてぎ7時間エンデューロ大会の4時間ソロの部に出場した。
結論から言うと、また散々な結果であった(笑)。以下、詳細。

家を2時半頃出発し、ツインリンクもてぎ南ゲートに4時過ぎに到着。4時30開門でピット裏手の駐車場になんとか車を入れることに成功し5時に受付。
5:30頃、ロード本コースのストレート。
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同じ頃のピットの様子。まだ空いているが、この後スタンドに自転車が掛けられない程の大混雑となる。
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写真は薄曇だが、このあとポツポツと雨が降り始め試走開始の7時頃には本降りに。
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「初参加の方は必ず試走してください」とのことだったので、アップも兼ねてコースイン。ロードコース4.8kmにオーバルを繋げた全長7.2kmのなんとも贅沢なレイアウト。
Course1

motogpなどとは逆回りでストレートから30RのS字を豪快に下って行き、90度コーナーから次のヘアピンまではひたすらに登り。ヘアピンを超えアンダーブリッジまではひたすら下り。アンダーブリッジ直前で55km/h程度まで出る。
その後第4コーナーから登ってるんだかわからないくらいの傾斜を超えて第1コーナーからひたすら平坦なオーバル出てぐるっと一周し、メインスタンド前からロードコースに戻る。試走で14分程度。

試走を終えると雨もかなり強くなって、アンダーシャツにジャージ、レーパン、アーム&レッグウォーマーでも相当寒い。ウォーマーは雨を吸って逆に寒くなるかもと思い、足だけ外した。
8:20選手コースイン。7時間の選手の後ろに4時間が並び簡単な説明。
サーキットの電光掲示板にカウントダウンが始まり会場は盛り上がるが、寒くて全身が震えている。とっとと走りたい。

8:30に7時間の選手がスタートし、8:33に4時間のスタート。
スタート時はほぼ最前列に陣取り、90度コーナーまでポジションキープするが、その後の登りでガンガン抜かれる。
先は長いのでマイペースで漕ぐ。1周しアベレージが32.0km/hだったので、ペースを調整しながら30km/hキープを目安に周回を重ねていくことにした。

1時間経過、既に何周目なのか良く判らない(笑)。アベレージはまだ31.0km/hをキープ。カーボショッツを1個口に入れる。雨は完全に土砂降り状態で雨と前走車の巻き上げる水しぶきが容赦なく口に入ってきて、水分補給不要(爆)。

2時間経過、相変わらず土砂降り。ケツがマジで痛い。再びカーボショッツ補給。アベレージは31.6km/hにアップ、いい調子である。
オーバルの平坦部ではいっちょまえに35~40km/hで他の選手を引いて周回。でも登りではどうやらほぼ同じタイムで周回していく選手より圧倒的に遅く、あっという間に置いていかれる。体重を生かして下りで追いつき、またオーバルで引いたり引かれたりを延々繰り返している。

2時間10分頃、ロードコースからオーバルへの接続路でリアがズルッとなってコケそうになる。
その後、オーバルでリアホイールがガタガタいいはじめる。パンクだ。

「なんだよー、いいペースだったのに」、と仕方なく端に止め、予備のチューブに取替える。土砂降りに打たれながらのチューブ交換は非常に惨めだ。通過していく選手から「ガンバレー」との声を頂戴しながら、なんとか携帯ポンプである程度空気を入れてホイールを装着し再び走り出す。ピットに戻りポンプで8kg程度まで入れてから再びコースイン。全部で20分くらいのロスだろうか。

さて、遅れを取り戻すぞ! と周回していくが、なんと次の周回でまたパンク。交換時にあせってチューブを噛んだかな?
携帯ポンプで空気を入れるが空気圧が低くスピードが上げられない。悠長に原因を探っている時間もないし、実はもう予備のチューブが無い orz

そんなこんなで次の周回でも端に止めてはポンピングの繰り返し。そこらじゅうで落車続発の中こんなタイヤで走り続けるのも危険だし、止まっている最中にカラダが冷えて気力も無くなり止む無くリタイヤすることに決めた。
結局3時間20分程度でリタイヤ。無念。

あまりの寒さにとっとと着替えて車の中で休んでいると、いつの間にか爆睡。2時間くらい意識が無かった。
ピット内のレストランでカツカレーを食って、混む前に退散。

帰りはどえらい渋滞の中、4時間かけて帰宅。疲れ果てた。
真夏ならいざ知らず、正直雨のレースは二度と出たくない(笑)。

公式記録:
12周 3時間21分44秒 AVG25.69km/h 210位/246人中
公式リザルトはこちら。

「本日の走行データ」(サイコンのデータ)
走行距離:81.7km
走行時間:3h22min
平均速度:24.3km/h
ケイデンス平均-最高:78-107
心拍数平均-最高:145-172
消費カロリー:2,097kcal

総走行距離1,632.1km

きちゃった2

きちゃった第2弾、もてぎ7時間エンデューロ参加証。
bmc043
って自分で申し込んでるっつーの(笑)。

自分の参加クラスは4時間ソロ。LSDで体力づくりとロングライドに慣れる練習をしてはいるものの、集団走行ってこないだのヒルクライムの平坦部くらいしか経験がないからちょっと不安。

取り敢えず完走、100km走破が目標かな。

ヒルクライムの記録証届く

裏磐梯スカイバレーヒルクライムの記録証が届いた。
公式順位は総合で321位(406人中)、ロードレーサー男子Aの種目順位で163位(179人中)。

結局、ガイドブックに掲載されていた参加者の内出走しなかった人も大勢いるわけで、実のところかなり情け無い記録となってしまった。

でも、ヒルクライム面白い!
ヨダレを拭う暇も無く攣った足を気力で回して必死の思いでの完走、辛かったことには間違いないんだけど、ゴールした時の達成感はやっぱり登山と一緒。
完璧にM系スポーツだな(爆)。

めげずに頑張ります。