もてぎエンデューロ総括

昨日はあまりの疲労で結果を報告するだけで精一杯だったが、初エンデューロで見えてきた課題などを振り返ってみる。

1.雨のレース
やはりレインウェアは必要だった。走っているので体は熱くなってくるとは言え、濡れたウェアが容赦なく体温を奪っていく。
寧ろサロメチールを塗った剥き出しの足は雨を弾いてそれ程冷えた感覚はなかった。上半身レインウェアを着るだけでも大分違うと思う。

2.ドラフティングの効果
イベントレースとは言え、いいペースで巡航しているといつの間にか後ろに何人も着いている。風除けに使われているのだ。
これがドラフティングか、と自分も速い人を見つけて後ろに着いてみる。す、凄い。風の抵抗が減るだけでこんなにラクにスピードアップできるとは・・・。
そして、パンクするまでの数周引いたり引かれたり、面白い経験だった。
但し、やはりタイヤとタイヤの間隔が少なくとも50cm以内程度まで近づかないと効果が体感できないので、前の人への信頼感が無いとできない。

3.登りは向いてない?
前述のとおり、数周回ほとんど同じメンバーと引いたり引かれたりだったが、登りではどんどん置いていかれる。他の選手は登りでもクルクル元気良く回しているが、自分は太腿に負担を感じて辛い。もしかして他の選手はインナーで登ってるのかな? と観察していると、ほとんどアウターのままだ。
漕ぎ方が間違っているのか、ポジションが合っていないのか、それともただ単にダイエットが足りないだけなのか、良く判らない。
ちなみにその代わりと云っては何だが、下りでは体重を生かしてあっという間に追いつく。そして平坦では引いたり引かれたり似たようなペースだ。
これからの最重要課題である。

4.座骨の痛み
サドルをアリオネに交換した当初は改善されたと思った座骨の痛みだが、ハンドルやらポジションをいじったせいなのか、LSDトレーニングを始めたからなのか、最近やたらとケツが痛い。
一度ポジションを見直してみて、それでもダメなら別のサドルも考えてみることにする。

5.補給
今回は雨だったので、給水量が異常に少なかった。3時間で400cc程度しか口にしていない。
一方1時間毎のカーボショッツはかなり有効だった気がする。パワー切れの感覚は全く感じなかった。

6.パンク修理
焦りは禁物。エンデューロなどの長いレースでは、異物が刺さって無いかよく調べる余裕が必要(笑)。

さて、次回のエンデューロは富士チャレンジ200(100kmソロの部)だ。
兎に角晴れることだけを切に願うばかりだが、今回のもてぎは次回のイベントの参考という意味では大変有意義だった。
目標は4時間と思っていたが、ちょっと色気を出して3時間半かな(笑)。

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