[125DUKE] バッテリーとプラグ交換

オイラの125DUKEは2011年式で、3,700kmしか走ってない中古車です。
おそらく、今後も過走行車以外ではこんな値段では出ないだろうという格安物件ということもあり、ほとんど整備らしい整備もされていない状態でした。
納車整備費用払ったんですけどね。

ま、納車時は一応エンジンオイルとブレーキ・クラッチフルード交換はしてくれたようですが。

気になる点はいろいろありますが、先ずはたまにセルを押してもカチッと音がしてセルモーターが回らない症状の改善。
多分バッテリーがダメっぽいので、新品に交換。

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左が新しく買った台湾ユアサのYTX7L-BS、右が元から付いていた怪しいインド製。
インド製バッテリーは製造年が2011年で、多分新車時から付いてたヤツですね。

台湾ユアサのバッテリーは国産ユアサの1/3程度の価格です。
台湾製工業製品は個人的に信頼しているので、安くてもそんなに心配はしてません。

交換はタンデムシートを外すだけでも多分できますが、前シートも外した方がバッテリーの取り出しが楽です。
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バッテリーはゴムベルトで止まっているだけ。端子の取り外しに8mmのスパナのみ使用。

新品なので当たり前ですが、交換後の始動性は良好です。


お次はプラグ。
125/200DUKEではプラグ交換は定番のお手軽カスタムのようですが、個人的にはプラグとかプラグコード、アースの類はほとんどの場合プラシーボ効果によるもので新品に交換するだけでだいぶ違うと思っていますので、能書きやネットの評判は関係なく選びます。
まあ、元々のインド製の品質が怪しいということもあるかも知れません。

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NGKのPremium RX(LKAR7ARX-11P)をチョイス。

交換作業。
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プラグへのアクセスは車体左から。プラグコードをウニウニしながら上に抜きます。

車載工具のプラグレンチを差し込み、13mmのスパナで緩めます。
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普通は1回転くらい回せばあとは手で緩められる筈ですが、バカ締めしてあるのかずっと固い。しかも多少緩くなっても何故かずーっとスパナじゃないと回らない・・・。
まさか、齧ってんのか?
締め過ぎてねじ山が変形してんのかも・・・すげーやな予感。

なんとか緩めてプラグレンチを引き抜くも、プラグが付いてきません。
磁石もゴムも付いてないので、プラグホールに残ってしまうようです。
プラグレンチの奥にビニールテームで詰め物をしてなんとかピックアップ。

ピンぼけですみません。
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んー。なんか電極部は白い気がするけど回りは盛大に煤がついてるし、よーわからん。
ネジ部を確認すると齧ってる感じはないけど、なんか塗ってあるな。

古い方に付いているグレーのカバー(オレンジ丸部分)は再利用しますので、新品プラグに付け替えます。
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心配だったネジの齧りですが、新品プラグは特にストレスも無く入っていき問題はなさそう。
締付けは箱にも書いてありますが、車載工具のプラグレンチを差し込んで手でつまんで締めていき、手だけでは回らなくなるところからスパナを使い1/2回転です。
ちなみにおおよその目安ですが、プラグのワッシャが新品である前提で、DUKEで使用されている14mmのプラグであれば1/2回転、それより細いバイク用であれば1/3〜1/2回転、太い車用でも一番締めても2/3回転程度です。
プラグの焼け具合などを確認するため取り外した時は、再度装着する時はワッシャが潰れている分、少なめに締付けます。
くれぐれも締付け過ぎないよう気を付けてください。

交換後、暑かったこともあり近所を少し走っただけですが、吹け上がりが軽くなり、アクセルのツキが良くなりました。
元々付いていたインド製BOSCHのプラグと新しいNGKプラグは同じ熱価の筈ですが、なんとなくBOSCHは焼け過ぎな気がします。

もうちょっと走ったらNGKも外して確認してみます。

今回のプラグの件もそうだけど、クーラントのタンクキャップも多分締め過ぎが原因で割れてるし、シートのネジも締め過ぎだったし、フロントブレーキディスクはポテチみたいにウネッてるし・・・。
あとオイラのはまだ大丈夫だけどシリンダーブロックからクーラントが漏れるとか、フロントフォークからオイルがダダ漏れになるとか定番のようで、かなり問題アリ。
インド人は頭はいいかも知れないけどモノづくりには向いてないようです(笑)

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