ライディングスクール(7回目)

ライスク7回目。
14Rでのスクール参加は3回目。
そして今回参加の虎の穴は2回目。

虎の穴はとにかく乗って乗って乗りまくるスパルタ式。
覚えた理論を徹底的に実践出来るので、本当に楽しいです。

3:30起床、4時出発で福島のエビスサーキットへ向かいます。
早朝ということもありましたが、東北道は結構寒く手が軽くかじかみ気味に。

前回は14Rで膝スリも出来たり出来なかったりな状態だったので、膝スリコースに参加しましたが、今回はある程度膝スリは安定的に出来るようになったので、一般コースに参加。
朝、新垣さんのポジションに関する講義だけ膝スリコースの方と一緒に聴いて、その後一般コースの8の字練に移動。

天気が良く、汗だくになりながら8の字をひたすら繰り返し。
他のスクールで多少上達したので、もう膝スリは安定して出来ます。
まあ、自分は身長が低いこともあり、膝が設置したところが14Rでのバンクの安全限界かも知れないですね。
膝擦りとほぼ同時か、あとほんのちょっとだけ寝かしただけで、
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カウルが擦ります。

逆側の右も(写真が暗くて判りにくいですが)
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この通り。

昼の休憩を挟み、スクールコースから東コースに移動
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国際サーキットのデカくて綺麗なパドックもいいですが、エビスのパドックは素朴でなかなかいい雰囲気。
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今回も、前回の虎の穴で知り合った方と同じパドックで。
10Rの激速な方は、先週のもてぎでもお会いしました。

先ずはクラス分けのタイムを判断するための一本目。
前回全く走り方の分からなかったS字と100Rを意識して考えながら走って、ベストは1分15秒087。
他の周回も、前回ベストの16秒台後半に比べほぼ安定して速いタイムで走れました。

ただ、こないだのもてぎでも悩んでいた、コーナー出口でなかなかバイクが起こせないという課題をどうするか、パドック内での仲間や講師の方にアドバイスを貰いながら、いろいろ考えて二本目に望みます。
課題としては、
・メリハリがなくバイクを曲げる時間がダラダラ長いこと
・そのためなかなかアクセルを開けられない、焦ってアクセルを開けると外にはらんでしまう。

二本目は、この辺を改善するため1速を使ってみることにしました。
実は、これまで14Rの大トルクが恐ろしく、1速はほとんど使っていませんでしたが、1速を使うことで以下のような効果が実感できました。
1.1速に落とすことで強力なエンジンブレーキが使え、ブレーキへの負担が少なく効果的に減速できる

2.フロント荷重がより掛かりコーナリングフォースが高くなって向きを変える時間が短くなり、バイクを早く起こせる。

3.1速で加速することで鋭い加速が得られ、バイクの立ちが早くなる。

こんな乗り方で、ベストは13秒98。
まあギリギリ14秒切りですが、前回から比べて3秒近く詰めることができました。
今日はお休みされてましたが、いつも虎の穴で走られてる隼の方が10秒台ということで、なんとか自分もそこまではいきたいですね。

前回のエビスはα-13zでしたが、今回はロッソコルサ。

1本目の後までは、そんなに派手に溶けてる感じもなかったけど、
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1速を使うようにしたらタイヤの溶け方がまるで違う。

フロントも、100Rをフロント荷重を意識して、進入速度を頑張ってみたからか、
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それなりに使えるようになったみたい。
ただカウルの擦れ具合からみて、フロント端のトライデントマークを消すのは、14Rでは無理っぽい。


さて。
今日のスクールはこれで終わりませんよ。
この後、カウルを擦ってしまうこと、メリハリの付け方などについて新垣校長にレクチャーを受けていたら、新垣校長がおもむろに「マイナスドライバーある?」と。
なんと直々にサスのセッティング出しをしてして頂きました。
そして、更に
「タンデムで走ってみようか」
ということで急遽、新垣ジェットコースター体験!

エビスの高低差のハンパないコースを先ずはタイヤの温めで一周。
てか、熱入れの周でも既にハンパないんですが・・・。
そして2周目。
いきなりタンデムでウイリー!
恐ろしいスピードでコーナーに突っ込んでいきます。俺涙目www
そして一瞬で向きが変わる。変わった瞬間超全開!!!死ぬかと思ったわw

100Rから最終コーナーにかけても、タンデムでこんなスピードで突っ込んでいけるなんて、という速度で入って行きますが、バイクがしっかり沈み込んでいるのが体感出来て、勿論新垣さんが運転してるというのもあるけど安心感があります。

新垣校長がタンデムで軽く走ったタイム・・・1分11秒w
マジか(笑)
いやー、ホントに勉強になりましたわ。
とにかくオーバーとも思える程のメリハリ。そしてスピードで遠心力を引き出しサスをきっちり使う走り方。
やっぱハンパないっすね。

乗ってるとメリハリ感が凄いのですが、傍から見てるともの凄いスムースだったとのこと。
そして、後ろを走っていた10Rの方は、加速時に延々ブラックマークが付いていたとw
しかも2速以上しか使ってなかったみたい。
1速を使うことに活路を見出したオイラはなんだったのか・・・。

今日は、コレが一番の収穫かな。

そして、虎の穴代表の河野さんから、「早い内にSSに乗ったほうがいいんじゃない?」という一言。
カウルもその内穴が空きそうだし。
バンク角的にはいくとこまでいっちゃってる気がするし。
とにかく重くて何するにも「よいしょ!」って感じだし・・・。
ちょっと、真剣に考えてみます。

    • fuku
    • 2014年 9月23日 4:46pm

    お疲れ様でした!
    記事を読んで想像すると心臓に悪いです(笑)
    朝早くて、長距離移動して、サーキット走って…すごい体力ですね。

    SSへの乗り換え(増車?)はすぐそこのようですね??
    車両が軽くなったら水を得た魚のようにタイムが縮みそうですね〜♪

    • yocchi
    • 2014年 9月23日 9:11pm

    >fukuさん

    コメントありがとうございます。

    福島のサーキットまで片道300km弱あるので体力的にはかなりキツイのですが、仲間も出来てとても充実しています。

    実はもう、増車の方向で動き始めてます(^^;
    次のスクールまでに間に合うかな?

  1. そんなに寝かせてスリップしないんですね。。。
    なんてグリップ力なんだ!!!

    • yocchi
    • 2014年 9月24日 11:05pm

    >shigemixさん

    バイクってここまでやって大丈夫なんだ、というのが学べるのでライスクは非常に有意義です。

    もちろんそのためには、バイクはどうして曲がるのか、どういう操作をしなきゃいけなくて何をやっちゃいけないのか、というのを理解した上でのことですが、この辺も非常に分かりやすく教えてもらえるのでチャレンジすることが出来ます(^^)

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