2014年12月梨本塾(3回目)

※12/23更新

高校卒業以降、冬は必要に迫られないとバイクに乗らなくなって25年以上ですが、10月から参加している梨本塾に行ってきました。

高校時代は何も考えていなかった故冬に良くコケていたし、30代の頃はバイク通勤していて毎日のことなのに何故かコケたり事故に遭ったりするのはいつも冬という程、冬のバイクは自分にとって鬼門です。

まあ、タイヤのグリップが極端に低くなるのと、寒くて体に無駄な力が入ってしまうんでしょうね。
気をつけたいものです。

さて当日。
当然自走ですが、ツナギの下に自転車用ウインドブレークジャケットを着て使い捨てカイロを背中とお腹に一個ずつ、ブーツの爪先部分に一個ずつ入れて出発。
今回は首都高C2を選択。ここのトンネルは暖かいしタイヤも温まるのが早そうだからw

大して寒さも感じずトミンに到着。
昨晩まで降っていた雨も上がり、今日は陽射しが出ていて気温も少し高め。
ご覧のとおり朝もやが立ち込めています。
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路面の状況はウェット。
コースを歩きながら、先日購入した非接触式放射温度計で各コーナーの温度を測ってみます。
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日の出から陽が当たっているホームストレート〜1コーナーあたりは5〜6℃くらいですが、コース脇の林の日陰になっていた所や、地下に水脈が通っていると言われている所などは−5℃以下とかなり低めです。
これは、タイヤが温まるまで相当注意しないと危ないな・・・とフラグを立ててみる

本日の課題。
・厳寒期のタイヤのグリップ感を覚えること。
・意識して後ろに乗りつつフロント荷重を減らさないように頭の位置を低く。
・車体の向きを変える時間を短くし、早く全開に移行できるライン取りの意識。

※以下、ほぼテキストだらけです。
公式写真が上がったら、また拝借して追加したいと思います。

さて。
準備してフリー走行1本目。
今回はBクラス。
塾長からも冬のタイヤのグリップ低下について丁寧なレクチャーがあったこともあり、最初はそろそろと走りだします。
ラップでいうと45秒くらいから。
徐々に徐々にペースを上げて行き、ベストは29秒8くらい。
ウエットパッチもまだ少し残っているので怖いです。

フリー2本目。
休憩の間にタイヤも冷えきっているので、今回もゆっくりコースイン。
1コーナー、帝王コーナーと回り、左コーナーへ。
減速してゆっくり左にバンクさせていくとフロントタイヤが切れ込みスーッと外側へ・・・。
ズサーッ。

やらかしましたw

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コースイン一周目でまさかのフロントスリップダウン。
滑った瞬間これはダメだとバイクを投げたので、体へのダメージは皆無。
赤旗を出してしまったので、一度パドックへ。
皆様ご迷惑をお掛けしました。
バイクを確認すると、左側に軽微な傷が何箇所か。
重大なダメージはないので再びコースインして、ベストは29秒5。

今日は意識的に帝王コーナーと最終コーナーでのライン取りを考えてV字ラインを取り、早く向きを変えてバイクを起こし、早く全開にするように意識してみたんだけど前回ベストより0.4秒くらい開きがあります。
前回K-RUN中に29秒1までいったので、今回は28秒台を出したかったけど、やはり路面温度が低いのと、コケたことが精神的ダメージになってるからか、どうしても思い切れません。
まあ、今の実力ではこんなもんかな。

昼休みを挟んで、タイムアタック。
塾長からフロントのイニシャルを1回転掛けてみましょう、ということでプリロードを1回転掛けてコースインします。
んー、イマイチ違いが判らないw
結構頑張ったつもりが、ベスト29秒656。
んー、今日は29秒中盤が限界か。
立ち上がりでトラコンがフル介入してるし、ちょっとでもラフに開けようとするとタイヤがニュルニュルと横に流れようとしてるのが判って怖かったです。
ということで、TTの結果Cクラスに降級して予選4番手。

いよいよK-RUN。

※以下1/12オフィシャル写真追加
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

前回より長めのフリー走行でタイヤを温めて、いざスタート。
スタートの日章旗が上がり〜↗・・・。
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振り下ろされるタイミングを見誤ったw
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完全にスタートのタイミングが遅れ、両側からバビューンとパスされ6番手 orz
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ほんとスタート下手だな。

前では1位のCBR600RRの方がいいペースで徐々に2位以下を引き離し始めてます。
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あー、なんとかこの集団を抜けださなくては。
最初のお相手は899 Panigale。インフィールドでは完全にこちらのペースが速いのですが、流石Ducati、最終コーナーからの立ち上がり加速が速く1コーナーで仕掛けられません。
次の周の1コーナーで無理にブレーキを遅らせインに飛び込みますが、リアが流れて寝かせられずアウトへ・・・危ねえ、土手登るところだった。
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※写真見ると流れてるっていうかリア浮いてますねw

当然その間にPanigaleさんに交わされ順位は変わらず。
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Panigaleの方にはラインがクロスし邪魔したかも知れません。ゴメンナサイ。

何度か1コーナーでのアタックを試み、数周目でようやくパスで5位。
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前の3〜4位のDaytona675とγ250SPまでやや距離があったので、なんとか頑張ってγのケツに取りつきます。
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γの方には申し訳ないと思いつつ250相手に大人げなく直線でパス。
次の周はDaytonaに乗り換えたばかりでまだ実力を隠してるKさんを1コーナー進入で気合い突っ込みでパス。
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前には前回トップ争いしたKさんのロクダボ。
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2周程機会を伺いまた1コーナー進入で気合突っ込みでパス。
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トミンはここしか抜く場所ないので、その前の最終コーナーでアクセルを早く開けることだけに集中しました。

しかし、既にトップのNさんのロクダボの姿は遥か彼方。
これは届かない、と集中力が切れた瞬間またブレーキが握れなくなってきて、パスした方々が直ぐ後ろに。
それまでブレーキを頑張り過ぎてるからなのか、手の筋持久力が足らないのか、今後ニギニギトレーニングを取り入れる必要があるなw

結局そのまま2位で終了。
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やっぱりスタートが大事!

K-RUN中のベストも29秒台中盤。
自走組でも速い人はこの路面温度でも27〜28秒台で走ってるワケで、根本的に何かが違うんだろうな。。。

走行後、塾長からは以下のご指摘。
1.フロントが低すぎる(イニシャルが弱すぎる?)
2.前乗り過ぎて見てる方がヒヤヒヤする。
とのこと。

2の方は課題でも挙げている通り自覚してるんですが、かなり意識しないとどうしても前に乗る癖がついていて治らないですね。
今年は主にこれを直そうとライスクにも通っていたのですが、アツくなってくると前に乗ってますw
写真とかで見ても明らかに殿様乗りというか昭和乗りになってるしねwww
で、これは1にも多分繋がってるんです。
ブレーキングでフロントフォークの入りが早過ぎる上に前に乗ってるので、バイクに余裕が無くなって危なっかしいんだと思います。
乗ってる本人は今のペースでは底付き感を感じないのですが、プロの方が見るともうマージンはいくらも残ってないということなんでしょう。

課題は判ってるのになかなか治せないのが問題だな。
後ろに乗ると、手が遠くハンドルに力が入ってしまう気がするのと、膝を摺るバンク角がより深くなって限界がわかりづらいような気がしてなかなか難しいです。

次は1月。当然更に寒いことが予想されるので、タイム云々よりももう一度その辺をきっちり意識して乗ってみたいと思います。

あ、そう言えば今日は2位の商品の他に、K-RUN同クラスで1位だったNさんの差し入れで戻り鰹を頂きました。
タタキにして生姜醤油で頂き、大変美味しかったです。
有難うございました。

以上

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