自転車の冬装備

自転車関連の語句検索での来訪がほとんどとなってきた我がブログ。
当ブログはイチからのスタートであるロードバイクでどこまでやれるか、ベテランが忘れてしまった初心者なりに感じることとは何か、を常々考えて綴っているので、そういう方に優しいサイトでありたい、と思っています。

これまでの記事が参考になっているかは自信がありませんが、今日はそんな中、検索比率の高いウェアのお話。
自転車の冬装備は思いのほか高価です。未経験者が、限られた予算の中どんな装備を無駄なく揃えたらいいのか、迷うのは当たり前です。
沢山持っているワケでないので比較検証はできないけど、自分の装備はこんな感じですよ、ということで参考になれば幸い。

「ヘッドキャップ」
bmc062
ETXE-ONDO サーモライトキャップを使用。冬場はスカスカに穴が開いたヘルメットの下には絶対に何かかぶる必要があると思いますが、キャップだと耳が隠れるタイプが無いと思うので、別に耳当てが必要になるのでは。
コレは耳まで隠れるし裏がサーモライト(起毛)素材となっているので、0℃くらいでも寒さを感じず快適です。
ただ頭皮は思った以上に汗をかいてキャップがびしょびしょになるので、毛根に優しくないかな、とちょっと心配になったりもします(笑)。

「ネックウォーマー」
bmc107
ETXE-ONDO 3WAYウールヘッドバンドをネックウォーマーとして使用。気温が5℃以下の時は、あると無いとでは全然暖かさが違います。それ以上の気温では逆に暑く感じることも。ハイネックのアンダーでも代用が効くので必ずなければ、というようなモノでもないですが、一つ持っておくと、朝出掛ける気力が違います。
専用じゃなくても、フリースのネックウォーマーでもいいかも。

「アウタージャケット」
bmc109
EXTE-ONDO ABARASKAを使用。まだ最低気温5℃程度の状況でしか使っていませんが、この程度の気温ではウインドストッパーとしての性能は申し分ありません。ちなみにアンダーはユニクロのヒートテックプラスハイネックTを素肌の上に1枚だけ着ていますが、走っていれば5℃程度でも十分暖かく湿気も逃がしてくれている実感があります。10℃近くなってくると流石に暑いですが、こういう時はジッパーを開ければ体温を調節できます。あとは0℃くらいだとどうなのか、後日試す予定。
当初、重ね着すればいいし高価なジャケットは必要ないと思っていましたが、軽いので体の動きが自由になるし、防風性能はウインドブレーカーだけでは得られないものがあって、もっと早くに買えばよかったな、とちょっと後悔。

「インナー」
bmc110
前述のユニクロヒートテックプラスハイネックTを使用。自転車用ではありませんが、丈が長めでずり上がってくることもないし、何より激安なので非常に重宝しています。発熱を謳っていますが、実際には汗で濡れても体温を奪いにくい、という感じ。走って汗をかいた後にしばらくじっとしていても、5℃程度では上記ジャケットとの併用で今のところ寒さを感じません。
ブランドもののアンダーはもっと良いのかも知れませんが、最低気温が5℃程度であればコレで十分かな、と思います。

「タイツ」
bmc111
ipのウインドブレークタイツ6000SMT(パッド付)を使用。表は前面のみウインドブレーク素材、裏は全起毛。
5℃程度では生で履いても全く寒くありません。ていうか、走るとかなり蒸し暑いです。10℃近いともう暑くて履いていられない、ってちょっと大袈裟か(笑)。
小雪が舞い散るヤビツのダウンヒルなどでも下半身は全然寒くないので、防寒性能は凄いものがありますが、汗の湿気は溜まりっぱなしなところが難点。透湿素材という割りに実際はジメジメ。
ちなみにジャージがMサイズなので同様にMサイズを購入しましたが、ちょっと大きくそれ程伸縮性がないので、ずり落ちてきて集中できません。ややタイト目に買うのがいいかも知れませんね。
アソスとか有名どころのタイツはきちんと湿気を逃がしてくれるという記事もネット上で見かけるので、お金に余裕がある人はそちらの方が良いかも知れませんが、ジメジメだけ我慢すれば防寒性能は全く問題ないと思います。

「グローブ」
bmc112
ipのウインドブレークウインターグローブを使用。タイツと同様に非常に暖かいです。但しコレも透湿性は期待できないので、汗でびっしょりとなります。防寒性能だけで見ればコストパフォーマンスはかなり高いです。

「ブーティー」
bmc113
ipのウインドブレークライトロードシューズカバーを使用。シューズがメッシュなので、長距離を走ると流石に爪先が痺れてきますが、コレはどうしようもないのかな。”ライト”じゃないウインドブレークカバーは爪先が二重になっているようなのでちょっとは違うのかも知れません。
あまりに寒い日は、爪先用ホカロンをシューズの上に貼り付けた上にコレを履いていますが、まあまあ快適。

以上、優先順位も考えて書こうと思いましたが、快適に乗るためには全部必要かな。「俺はそんなマジじゃないし」と最初は自分も思ったけど、寒いと乗るのが億劫になるし、それでは折角の自転車ライフも楽しみが半減。
タイツの防寒性能を考えると全身ipって選択も大いにあるかも知れないし、その辺は財布と相談で。

兎に角、寒い冬も楽しく乗りましょう。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。