ツール・ド・コルス

見ました。やっぱり凄かったです。

同じフルターマックラリーでもエスパーニャとは打って変わって超テクニカルコース。
以前より大分減ったようですが、村の路地なんかを凄いスピードで駆け抜けていくコース設定も相変わらずでした。
でも、昔に比べてクルマが幅広くなって、もうギリギリじゃないかな。

片側が岩壁、逆側が断崖絶壁っていうシチュエーションも昔に比べて減った気がする。やっぱり安全上の理由からでしょうか。
それでも、クルマ一台分の道をスライドさせながら有り得ない動きでクリアしていく様は、やっぱりクレイジーです。

ロウブはもう格が違います。テクニックは勿論ですが、集中力を持続させる能力が他の選手と全然違うんでしょうね。
一番凄いなと思ったのは、うねったコーナーでクルマが暴れてもサスペンションが縮み始めるまで何もしない、荷重が乗ってサスペンションがきっちり縮んだ瞬間にスパッとステアリング操作とアクセルワークで綺麗にクリアしていく。プロなので当たり前のセオリーとも云えますが、クルマの沈むスピードとステアリングの切り始めのタイミングがあまりに華麗で鳥肌モノです。それをあのスピードでやるのですから、まるでクルマ全体に自分の神経がリンクされているようでした。
他のドライバーは結構力ずくで捻じ伏せているイメージなので余計にでしょうか。

あと、スバルはなんかイイ感じになってきました。来年は期待できそうです。でもアトキンソンは来期のシートはどうなんだろう・・・。

ということで、次はいよいよラリージャパンです。ロウブが勝てばドライバーズタイトル決定。マニュファクチャラーズもかな?
日本で決めてくれるのでしょうか。

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