裏磐梯ヒルクライム

裏磐梯ヒルクライムに参加してきました。
昨年初めて参加した自転車レースイベントであるこの大会で丁度一巡。遠いのでどうしようか迷いましたが、1年の成果を確認するために出場を決定。

2時間しか寝ていない中、0時頃出発して東北道、磐越道と乗り継ぎ裏磐梯へ。4時ちょっと前に到着し1時間半程仮眠。寝不足で頭がガンガンします。

着替えて30分程アップ走。心配していた雨は上がりましたが、直前までかなり降っていたようで道はところどころドロドロだでした。
戻ってきて開会式直前に3本ローラーを15分くらい回して準備。

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参加数500名ちょっと。会場前の駐車場も整然としているし、ご当地イベントというか何かほんわかした雰囲気でイイですね。
2台隣には有名なSレーシングのKさん。黙々と1時間くらいローラーでアップされてました。
自分のお隣だった写真で切れている黒いジムニーは、今回参加者最高齢、なんと71歳の方。カッコイイぜっ!

逆隣の方は自分がローラー回している時に声をかけていただきました。とても速い人で、後で凄い勢いで抜かれることになるとはこの時点では・・・(笑)。

「本番」
さて、本番。アスリートクラス、女子MTB、女子ロードを見送って、自分のクラス男子A(中学生~39歳まで)。男子Aは参加人数が多いので、3グループに分かれているようでした。

号砲と共に計測スタート。
最初の6kmは湖畔道路の小さなアップダウンがある平坦。ペースがあんまり速くないので集団に着いていきます。
その内、自分の前の選手2人が集団から遅れ始めたので前に出ようとしたら加速されて列から弾かれて行き場を失ってしまいます。そのまま先頭まで行く力が無いので列に戻ろうとしたら、後ろに着いていた人に「わざと前開けてんの?」と怒られますた。
んなワケないだろー。
でもまあ、結果的に一緒に前に行こうとした人に足留めを食らわせてしまったワケだから・・・すいません。

ということで、無駄に頑張って結構足を使ってしまった状態で、湖畔から折れていよいよ登り。この時点で前に15人くらい。
勾配がキツくなるところで、徐々に前との差が開いていきます。クソー、これが実力か。なんとか頑張って登っていくが、程なく集団は完全に見えなくなってしまいました。
今年の今までのイベントでの反省から、今回は序盤から頑張ってみましたが、既にいっぱいいっぱいで後を追うことができません。
その内、更に勾配がキツくなってきて後続に抜かれ始めます。こんなにキツかっただろうか・・・。

一旦勾配が緩くなったところで心拍を整えてまた気を取り直しますが、11km地点あたりで再び勾配が急になってきました。ケイデンスが50台に落ち込んでSFRやってるみたい。
あ、そう云えばカセット付け替えてくるの忘れた、後ろは23のままだった、などとこの期に及んで気がつきます。アホだ。

漕いでも漕いでも前に進みません。ふとメーターを見るとまだ11km台だ・・・。随分時間が経ったような気がするのに。
そんな感じでひたすらに堪えながら漕いでいると左のハムが攣ってしまいました。漕いでいる時にハムを攣ったのは初めての経験。
脹脛の場合は攣っても踵を下げて伸ばしながら漕げばなんとかなるが、ハムの場合は全然漕げなくなるのね。

どうしようも無くだましだまし登って、なんとか痙攣が収まったところでまたひとふん張り。ようやくバンバン抜かれることもなくなってきました。
最後の給水の所で水を受け取った瞬間また攣ったが、気合で乗り切り、残り1kmで後ろの人がアタックをかけたのに付いていきます。じりじり離されますが、最後の500mは下ハンを持ちながら猛然とダッシュ。残念ながら一歩及ばず。

タイムはゴールまで見ませんでしたが、ゴール横の計時では50分以上かかってしまったようです。無念。
いつものヤビツ基準での勝手なシミュレートで最低48分台、頑張って47分切を目標にしていたけど惨敗。

そう云えば、去年も両足の脹脛が攣って悶絶してたけど、今年はハムスト。まあ、前向きに考えればハムちゃんを使えてるってことで(笑)。
後ろが25だったらもう少しなんとかなった気もするけど、ようはこのくらいの勾配でも23をクルクル回せるようにならないと話にならん、ということですかね。

「レースデータ(サイコンのデータ)」
走行距離:15.2km
走行時間:50min47
平均速度:18.0km/h
ケイデンス平均-最高:70-105
心拍数平均-最高:168-175
消費カロリー:683kcal

公式記録は50分44秒、トップとの差、約12分
クラス106位/208人
去年より10分短縮したけど、目標タイムには及ばず。

※本日の走行距離:46km

ゴール地点は凄い霧。
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下山待機中。この駐車場の直ぐ先は山形県米沢市。
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下山し湖畔を走っているあたりで雨に降られたけど、概ね天気が持ってくれてそれが一番有難かったです。

振舞われた豚汁。
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表彰式前の一コマ。みんな豚汁中。
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最後の抽選会待ちの間、会場で売られていた牛串とか味噌団子で空腹を満たします。美味しかった。
あとお土産に塩飴2袋、足攣り防止になるかな(^^;

で、肝心の抽選会はかすりもせず。参加者に対して賞品が多いので期待しましたが、皆目・・・。
去年は1番違いで自転車を逃したので、今年こそはと密かに思っていただけにちょっと残念。

さて、このイベントは地域振興の補助金事業のようですが、運営してくださっている地元の皆さんの熱意と暖かさが凄く伝わってきます。アットホームだけど運営はスムースだしとてもいい大会。感謝。

抽選会も終わって撤収。頭がガンガンするので予定の喜多方ラーメンは止めてとっとと帰ります。
帰りの東北道は酷い豪雨。高機能舗装も全く機能しない程でロクに前も見えません。

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ガラスに撥水剤塗ってるのにこの有様。
けど兎に角早く帰りたくて、頑張って帰りました。

16時前に帰宅し、取り敢えず荷物を下ろして自転車を洗おうと思ったら眩暈。
顔も熱いし、オカシイなぁと熱を計ったら38度。
体拭いて取り敢えず寝ました。気付いたら翌朝(笑)。
※この記事は9/8に更新しました。

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