Mt.鳥海バイシクルクラシック 1st Stage

※7/28更新。長いです。

エントリーしているイベントの中で最も楽しみにしていたレース、「第23回矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック」(長い)に行ってまいりました。

秋田県由利本荘市の天気予報は無情の雨マーク。去年の美ヶ原や今年の富士チャレXの例があるので、現地まで行って中止という悪夢の再現が・・・と一抹の不安はあったものの、ダメだったら観光でもして帰ってくるか、と意を決して準備。

2日くらい前から徐々にクルマに荷物を積んでおいたので、金曜日は仕事が終わったら直ぐに出発して、途中仮眠を取りながらのんびり行こうかと思っていたのですが、帰宅するとエゲレスからの宅配便が・・・。
セッティングしたり、自転車に取り付けたりしてたらすっかり時間が経ってしまいました。まあ、その話は別エントリーで。

そんなワケで23時半出発。
ナビで目的地設定、総行程526km。なんだ、大阪より近いじゃん、と思ったら首都高、東北道、東北中央道と乗り継ぎ、東根ICまで410km。そしてそこから下道120km!!
・・・ナメてました。流石秋田、遠いですw
まあ、途中バイパスとかもあるんだけどね。高速乗りっぱなし、ってのとはやっぱワケが違うわ。

天気は悪いけど、由利本荘市方面に向かうにつれて緑が気持ちのいい山の中を進んでいくと、矢島町に7時ちょっと前くらいに到着。疲れたけど清々しい気分。初めて来た縁もゆかりも無い土地だし、自分は東京生まれで田舎も無いんだけど、凄く懐かしい気持ちになるのはなんだろう。

受付は11時からなので、その前にテントサイトとして開放されている広場に早速寝床の確保(左側の小さいヤツです。寝るだけなんでw)
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この広場は由利高原鉄道鳥海山ろく線の終点、矢島駅の目の前にあります。矢島駅で折り返していく汽車。1両もしくは2両編成。凄くいい雰囲気。
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さて、こんな雰囲気のいいところでずっとまったりしていたいのはやまやまですが、一応レースに出に来ているので準備。

この大会は1日目がアップダウンのあるコース約7.5kmでの個人タイムトライアル。2日目が鳥海山5合目まで26kmを登るマスドスタートのヒルクライムで、2つのタイムを合わせた総合優勝者に”矢島カップ”が授与されるという、アマチュアレースとしては非常に珍しい構成。僕にはカップは全く縁遠いですが、ステージレースの雰囲気を味わえるという意味ではとても貴重な大会です。

たまにポツポツ雨が落ちてきたりしますが、受付まで時間があるので、取り敢えずローラーでアップをしてから、1stステージの試走に出掛けます。
スタート予定地点から一応計測。いきなり登ったあとは折り返し地点までひたすらアップダウンの繰り返し。まんま尾根幹全力走ですwww 結構キツい。
4km弱の折り返し地点からまたスタート地点まで元来た道を戻りゴール、手元のサイコンで13分50秒くらい。もう一往復レスト走でコースを頭に入れてからテントに戻って休憩。
余力を残したつもりだったけど、一睡もしていないからか酷い頭痛と吐き気がしてきました。

取り敢えず受付。
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他の大会では参加賞はTシャツだけって所がほとんどですが、ここは驚くことにTシャツ+あきたこまち!! しかもTシャツはサイズが選べます。
さらには2ndステージゴール後に豚汁とおにぎり2個も無料でくれるらしい、凄いね!

と感動しながらも、体調の方はどんどん悪くなってきたので、スタートまでテントで仮眠・・・仮眠しなきゃ・・・ちょっとでも寝なきゃ・・・・・んがー! 蒸し暑くて寝られん!

そんなこんなでスタートの時間となってしまいましたwww

「レース」

スタート地点。一人ずつ20秒間隔でスタート。
周りを見まわすと、DHバーやデイープリムホイール装着率がかなり高いなぁ・・・。
自分みたいに素の状態で出ている人の方が少ないんじゃないかってくらいです。しかも、僕の前の人はTTバイクにディスクホイール、スキンスーツにエアロヘルメットで、完全に狙いに来てる感じです(案の定総合で1ケタの順位だったようです)。自分がなんとなく場違いな雰囲気w
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さて、今回の一番の楽しみはコレ!
(すみません、自分のスタート画像は撮れないので、知り合いのMさんを例に出してしまいましたw)
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アシストの方が保持してくれる状態で、スタート台の上からスタート。こんなこと経験できる大会そうないでしょ。
実はコレやりたいがためにエントリーした、と言っても過言ではありません。

そんなワケで自分の番。
カウントダウンが始まってスタート。自分を見ているワケではないけどそれなりにギャラリーもいるので、スタートから一応ダンシングで一気に加速し坂へ突入。
前の人は前述の通り恐ろしいスピードであっという間に見えなくなり、ひたすらサイコンの心拍計とにらめっこをしながら序盤は90%程度に抑えてペダルを踏み込みます・・・と往路2/3くらいのところで、後ろの人にパスされました。えー、もうですか?
おとなしくパスされながらも一応マイペースで折り返し地点。折り返し後の登りでさっき抜かれた人に段々近づいてきたので、これは着いてイケるかも、とペースアップするも50mくらいの距離が全然縮まりません。
そのうち脚が売り切れて前走の人にどんどん置いて行かれ、ゴール少し手前の登りで完全にペースダウン。もしかしてその後ろの人にも抜かれるんじゃないか、と思わず後ろを振り返ってしまいましたw

結局一人抜かれただけでゴール。いや、マジで吐きそうでした。

結果:
タイム:13m59s962
クラス別順位(男子C):60位/112人
総合順位:217位/472人

試走より遅いってどういうことよw
尾根幹全力走を続けていれば、それなりに走れるようになるだろうか・・・。

まあ、こんなもんか。悔しいとかそういうのより、とにかく眠いし吐きそうなんで、反省はありませんw
テントに戻って風呂に入り、ババヘラアイス。
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後は、広場で行われた矢島町のお祭りに出ていた屋台で夕飯と明日の朝食になりそうなものをいろいろ買いこんで、キャンプチェアに持たれて食べていたら、ソッコウで意識を失って1時間くらいウトウト。

お祭りではステージでいろいろとイベントが行われていましたが、もう耐えられなくなりテントの中へ。どうやら真上で花火が上がっていたようですが、全く気が付かないまま眠りにつきましたwww
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本日の走行距離:約41.0km(内ローラー15kmくらい)
2009年走行距離:5,753.2km
総走行距離:21,251.9km
(内ローラー:4,211.9km)

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