エンジンオイル交換

yocchiです、こんばんは。

R1200GSのエンジンオイル交換。
前回は1,000km点検時(実走行880km時)にオイルとフィルターを交換しました。
その後の交換サイクルを3,000km時(前回+2,000km)、6,000km時(前回+3,000km)、10,000km時(前回+4,000km)として、その後は5,000km毎にしようと思っています。
ということで、今日までに3,280km走っているのでちょっとオーバーしてますがDIYで実施。

GSを引っ張り出し近所を10km弱走って暖気。
センタースタンドを掛けて、先ずは左シリンダー上部(2010年以降は右)にあるフィラーキャップを専用プラグで外します。
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続いてアンダーガードの取り外し。
使用工具は、M8、M10の逆トルクスソケットと13mmソケット。
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オイル受け、若しくはオイル処理箱を下に置いたら、8mmのヘックスでドレンボルトを外しオイルを抜きます。
ドレンボルトをオイル受けに落とさないように注意です。
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しばらく放置した後オイルが抜けきったことを確認したら、ドレンボルトに新しいアルミワッシャ(16×20)を入れてドレンを締めます。
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オイルドレンボルトの締め付けトルクは31Nmだそうですが、トルクレンチが無くても大丈夫。
オイルドレンボルトをトルクレンチで締める記事が多いので、無いと出来無いんじゃないかと二の足を踏む方も多いと思いますが、昔から常識的に言い伝えられているw方法がありますので紹介します。

ドレンボルトにヘックスのソケットだけを装着し、手で締められるところまで締めてから、ラチェットで1/8~1/6回転増し締め。ちなみに銅ワッシャでほぼ同様。多くても1/4回転以上は締めすぎです。
自分はバイク、クルマともこの方法で20年以上やっており一度もトラブルはありませんが、それでも心配な方はトルクレンチを買うか、ディーラーにやって貰うしかないでしょう。

今回入れるオイルは、以前COSTCOで仕入れておいたChevron Supreme 20W-50。
1本300円ちょっとの激安オイルですが、オイルは安いからダメ、高いからイイというものではありません。
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自分がオイルを選ぶ基準は、「石油メジャー」ブランドか、「メーカー純正指定オイル」と決めています。理由を詳しく書くと不毛な喧嘩の元になるので敢えて書きませんがwww、強いて言えば「オイルの開発には実は莫大な研究資金が掛かるから」とだけ言っておきますか。
あくまでも個人的な意見ですが、オイルとエレキだけはフィーリングを錯覚しやすいので、世間的な評価にはあまり惑わされないようにしています。

あ、ちょっと話が脱線してしまいましたw
作業の続きですが、オイルをフィラーから注ぎます。
取説によればエンジンオイル容量は4Lですが、今回はフィルターは交換しないので3.5~3.7Lくらいでしょうか。
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画像は約3.6Lを注いだ状態。
3Lまでは一気に注いでもOKですが、その後は窓を見ながら微調整。

一度フィラーキャップを締めて1分くらい暖気しエンジンストップ。
エンジンオイルがオイルパンに落ちてくる間に、アンダーガードを装着したり片付けをしたりしてしばらく放置します。
その後、窓を確認して規定量が入っていればOK。
(本来はほぼ落ちてくるまで最低でも数時間はかかりますので、くれぐれも入れ過ぎには注意です)
あ、フィラーキャップもちゃんと締めましょう。

ね、簡単でしょ。
なんつって、昔はずっと自分でやってたけどムルティの時はディーラーにお任せしてたんで、実は久しぶりでした。
そう云えば、次回はオイルフィルターも交換だけど、1100GS乗ってた時に買ったフィルターレンチがそのまま使えるのか試すの忘れた。

交換後は久しぶりに
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芝浦のディーラーへ。
聞きたいことがあったんだけど、自分の担当営業氏は忙しそうだったので適当に退散。
ていうかここのディーラー、自分の担当じゃない客は無視すんだよ。やっぱBMW Motorradのディーラーはどこも似たような感じだね。
ちなみにクルマ買ったディーラーと同じ会社の同じ運営部門なんだけど、新規参入の二輪部門にクルマの方と同じ対応を求めるのは無理があるのか。

暇なので続いては、
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板橋の河名シート。ここはシート加工で全国的に有名ですね。
片足爪先しか着かない割には普通に乗れてるものの、もう少しなんとかなれば精神的に余裕が生まれるかな、とシートの角を削って貰う相談。
作業がかなり立てこんでいて納期が(というか作業にかかれるまでに)かかるらしく、急がないのでまたあらためて伺うことに。

帰りはのんびりと流しながら帰宅。
今日はそこら中に白バイがうようよしていて、かなりストレスがたまりましたw

オイル交換後はエンジン音が静かになりましたが、アイドリング時の振動が増えた気がする。あと、吹け上がりがなんか重いんだよね。
やっぱり真冬に20W-50は固過ぎたかな。

本日の走行距離:70km
総走行距離:3,350km
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バイクネタついでに余談:
こんなの見つけました。
YAMAHA Super Tenere 1200(Concept)。

“Super Tenere is back”
・・・ktkr!
って、公式じゃなくて660Tenereの画像いじくってる捏造Vっぽいけどカッコイイ。
オイラもあと15cm背が高かったら、GS売り払って絶対に買うね。いや、マジで。

    • タカジン
    • 2010年 2月22日 8:18am

     こちらは自分でいじった事無い素人です。先日ディーラーにて雑談した際に「・・・って言うかマニュアル読めよ。」ってことが次々と発覚(自覚)しました。
     オイル交換についても1000キロの次は10000キロというディーラーの指示に従うつもりですが、そこらへんの程度がよく分かりません。
    距離は走っているのでオイル交換しようかな? 自分で出来ればやるんですがね。 

    • yocchi
    • 2010年 2月22日 7:09pm

    タカジンさん

    先日も記事にしましたが、僕もマニュアル読まなくなりましたw

    オイル交換については、1,000kmの次は10,000kmとは随分良心的なディーラーですね。
    実際、最近のロングライフオイルはその程度でいいのかも知れません。
    廃油を沢山出さないということは、環境にもいいですからね。

    こちらのディーラーは、営業氏は3,000km毎とか言ってますが、メカニック氏は5,000kmでもまあ問題ないと言ってます。

    ていうか、個人的には常にぶんまわすような乗り方でなければ、湿式クラッチ(エンジンとオイルを共用するタイプ)のバイクで5,000km毎、クルマや乾式クラッチのバイクのエンジンオイルだったら10,000kmくらい無交換でも問題ないと思います。
    但し、本音を言うと1年以上は同じオイルを入れっぱなしにはしたくないですね。

    自分の場合は、ディーラー推奨の3,000kmは正直やり過ぎだと思うので、5,000km毎にしようと思ってますが、取り敢えずマニュアルで10,000kmまで鉱物系半合成油の指定との記載があるので、それまでは鉱物油でこまめに替えて、馴染んだら5,000km毎にしようと思ってます。

  1. GSはエンジンオイルが沢山はいりますね。。
    流石リッターバイクです!!
    同じBMWって言っても車とバイクではこーも交換目安が違うのですね(汗)

    ボクのビートもオイル交換、3000km推奨から5000kmに伸ばそうかと考え中です。

    ホンダだとサービス価格なので鉱物油一回、2000円弱なのですが平日は時間ない上に休日は予約とかしなければならないので困ります。。。

    うーむ。。

    • yocchi
    • 2010年 2月22日 10:34pm

    shigemixさん

    GSは空冷なので、やっぱりオイル容量は多めですかね。

    BMWの4輪の方は、走行条件や時間軸などでオイル交換時期を演算していて、一概に25,000kmでいいというワケではなく、オンボードコンピューターに交換時期が表示されるようになっています。
    BMWの4輪の交換時期が長めに指定されているのは、環境配慮を重視しているためですので、本当は10,000kmくらいで交換する方がクルマのためにはいいのではないか、と僕自身は思っています。
    但し、人それぞれ乗り方が千差万別なのをメーカーが理解している上で、エンジンのオイル浄化システムの能力を高め、100%化学合成油の使用を前提に定めた基準値ですので、25,000km無交換でも許容範囲は十分に確保しているはずです。

    一方で、バイクの方は基本的に趣味の乗り物という前提があります。
    クルマよりも負荷の高い状況で使用されるケースが多い上、オイルの劣化はフィーリングに影響しますから、クルマより早めの交換が一般的ですね。
    3,000kmと指定されている場合は、最も過酷な条件で3,000kmは大丈夫という意味と捉えていいと思います。ということは、5,000kmでもそう問題ない、と自分は思います。
    ただ、距離だけでなく経過時間もオイル劣化には大きく影響しますし、常に油圧がかかった状態で長時間高速巡航するよりも、オイルが十分に回らないまま高温にさらされる渋滞での使用が多い方が劣化も早くなるなど、交換条件は一概に言えません。水冷か、空冷か・・・等によってももちろん違います。

    オイルの交換時期については、昔から論争のネタになる程考え方が様々なので、どれが正解かというのは非常に難しいですね。
    ただ一つだけ言えるのは、メーカーが推奨している交換時期というのは、最も過酷で劣悪な条件を想定しているということです。
    それを厳密に守るかどうかはオーナー次第、ということですかね。

    なんか一つの記事になりそうなくらい書いてしまいましたが、オイルや添加剤や電気系チューンってのは、記事にすると争いの元なので、「こうだ!」と言明しにくく、なんか取りとめのない話になってしまいすみませんw

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