龍勢ヒルクライム2008

最近トレーニングの記事も投げやりだし、バイク(オートバイ)のネタを挟みつつお茶を濁したりしてヤル気ねーな? とお思いの諸兄・・・図星です!!(笑)
ていうか、坂練に遠くまで行くのが正直面倒で、平地SFRとか本当に効果があるのか自分でもよくわからないままなんとなくやっていたので、龍勢ヒルクライムについて余り触れたくなかったんです。

とは云いながら、練習不足を軽量化で補おうと、1週間前から夕飯時に動物性蛋白質と炭水化物抜きを続けた結果、本日朝の計量で62.0kgジャストまで持ってきました。
これでもベストより2kg近く重いですが。

さて、朝起きてから決戦用DAホイールが11-23Tのままだった事に気付き、慌てて12-25Tに組み替えるという間抜けぶりで予定より30分遅れの5時30分出発。
天気も3日程前まで月曜日に居座っていた雨予報が、嫌な予感的中の前倒しで本日ジャストミート。関越で花園に向かうにつれどんどん雨足が強くなってきて、現地に到着した7時過ぎにはバッチリ雨でした。

取り敢えず受付だけ先に済ませ、案内された近くの中学校にクルマを止めに行きますが、下が盛り土のドロドロ。いきなりテンション下がりまくりです。
上だけウインドブレークジャージを着て、下はレーパンだけでウォームアップオイルを塗り準備。ドロドロの駐車場を歩いたので、クリートに泥が詰まってペダルにハマらなくさらにテンションが下がりながらも、下山用の防寒着を入れたリュックを背負ったまま本番のコースを途中まで使ってウォームアップ。
轍に水が溜まり川のようになっているし、万年橋を折れて坂を登り始めると落ち葉が積もったコーナーなんかがあってかなり走りにくい。シューズカバーを忘れて靴がびしょ濡れで爪先が冷たくなってくるし・・・あー、もう帰りたいwww
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いや、正直ホントに帰りたかったですが、意を決して荷物を預けスタートを待ちます。足はオイルのおかげでなんとか大丈夫なものの、上半身が寒くてスタート直前までガタガタ震えてました。
あと心拍計が反応せず。焦ってボタン押し忘れて正確なタイムが判りません。

「レース」
去年は500人程度だった参加者が、今年は1,000人近いんだとか。ますます盛り上がってますね。

自分はCクラス、9:29スタート。
始めの2kmちょっとは平坦。ポジションは前から30~40番目くらいをキープしつつ、雨なのと先導車が抑えていることもあって35km/hちょっとで進みます。
万年橋をグレーチングに注意しつつ右に折れて前方を見ると、先頭集団が物凄い勢いでダッシュして行くのを見て素直にお見送り(^^;
5km地点くらいまではアウターのままペースを維持して第2集団のシンガリを務め、いよいよ勾配のキツい区間に突入。
上から降ってくる人もあれば、後ろから捲って行く人もあり、いや捲って行く人の方が多いかな(笑)。自分はマイペース。そんな感じで淡々と進むと、あっという間に鳥居が見えてきました。去年は大分遠く感じたけど、こんなもんだったかな。

鳥居をくぐると激坂区間。今年は参加者が多く、道が狭くて勾配のキツいここからは所々渋滞が発生。
なるべくペースが変わらないように気をつけながら我慢の走りで進むと、去年のゴール地点手前の分岐(10km地点付近)を通過。ここまでで35~6分程度。去年は48分でゴールだったからまあ、それなりに進歩しているということですか。

しかし、ここからが長かった。タイムに気を良くしたワケではないですが、ここからペースアップを図るもギアを掛けていくと膝からポキポキカクカク嫌な音がし始めて無理できない上、ダンシングしても腰が上がらず。
12km地点過ぎの下りで足を溜めて残り3kmを気合いで登りきりなんとかゴール。
ゴール地点の時計で10:23分台だったと思うので、53~54分程度かな。ゴール後もサイコンのボタン押し忘れてタイムは良く判らないままです(^^;

狭いゴール地点では荷物をピックアップするにも一苦労。のんびりしてたら振舞われていた玉こんにゃくの列が凄いことになっていて、諦めてとっとと下山。
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下山コースは、陥没、ダート、川、コケ、砂利、濡れ落ち葉、グレーチング等等・・・デンジャラスなコンディションのオンパレードで終始ブレーキに手を掛けていたので腱鞘炎になるかと思いました。

さて、スタート前はかなりヤル気無しモードで臨んだものの、登って見ればやっぱり気持ちイイ!
来年はもっとトレーニングして、ここに帰って来るぞっ!

11/17追記
「本日のレースデータ」
男子C(35~39歳) 89位/164人中
Time:53分50秒295(トップとの差11分19秒)
Avg speed:18.27km/h

途中で50人も抜かれた記憶は無いんですが(笑)
まあ、いずれにせよまだまだ修行が足りんということですな。

「本日の補給」
(レース前)うにめし、味噌汁、アミノバイタルプロ、アスリートソルト、ポカリ少々
(レース中)なし

「本日の走行データ」
走行距離:約50.0km
2008年走行距離:10,952.5km
総走行距離:14,629.1km
(内ローラー:1,832.7km)

余談:
こんなローカルホビーレース(失礼)に片山右京さんが参戦されてました。表彰式でのプレゼンターというお役目が最初から決まっていたのかは判りませんが、今年はどのレースに行っても片山さんの姿があったように思います。しかも今月だけでも富士チャレ200完走、おきなわ200km完走されているのに、凄いですね。
他にも今年はマッキンリーにも登頂されてるんですよね。

日本のモータースポーツ界では頂点の存在で、アマチュアモータースポーツを細々とやっていた自分にとっては単に憧れでしたが、そのパワーと精神力の強さに真のアスリート魂を感じて心底尊敬しました。

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