Overseas / Tommy Flanagan Trio

yocchiです、こんばんは。

今日の音楽ネタは久々のJazz。
Overseas

Tommy Flanagan の代表作。Overseasです。

オイラの音楽的嗜好のルーツは、小学校高学年から中学にかけてFusionやJazz Funkに傾倒していったのが始まり(その他一部ポップスも良く聞きましたが)だというのは何度も書いている通りです。
そして程なく、それらはJazzを起源とする音楽であるという知識を当然のことながら得るワケですが、それならばと、レンタルレコード店で借りて片っ端から聴いてみた所謂「大御所」の名盤と云われる作品を理解できるには、まだまだ若すぎました。

しかしながら、何の知識も無く借りてきた中で「衝撃的にカッコヨイ!」と直感的に思えた数少ない作品が、この人の「Eclypso」というアルバムでした・・・小遣いを叩いて初めて買ったJazzのレコード、14歳か15歳くらいの頃だったかな。
このアルバムに出会わなかったら、その後Jazzを好きになるまでに要する時間が、だいぶ必要だったと言えるでしょう。


さて、トミー・フラナガンの代表作と言われる本作。
エラ・フィッツジェラルドの伴奏や、コルトレーンやソニー・ロリンズ等大御所のアルバムにも多数参加しており、サイドマンとしても非常に評価の高いピアニストですが、本作はトミフラのオリジナル作品が盛りだくさん。
ジャンル的にはハードバップに属するんだと思います。

当時テイチク盤(多分)を持っていたけど、残念なことに他のLP盤と一緒に引越しの際に処分してしまったのか見つからないので、最近CDで買い直してあらためて聴いてみました。
久しぶりに聴いてみて「ああ、やっぱ良いな」と感動。
ここ2~3年、澤野レーベルの爽やか系ピアノ・ジャズばかり好んで買ってますが、やっぱり自分が心地いいと感じるJazzのルーツはこの人にアリ、と再確認。
特に、軽快で踊るような右手の旋律が素晴らしく美しいのと同時に、オイラのようなニワカにも判りやすいというのがヨイですw

前述の「Eclypso」もAmazonに発注かけてるんだけど、紙ジャケ仕様が欠品らしくて全然届かないよ・・・。
同タイトルの曲、”Eclypso” はこのOverseasにも収録されているんだけど、他の曲ももう一度聴きたい。

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