※5/3更新
昨日は四国カルストの姫鶴平でキャンプ泊でした。
起きたら、
この通り。
気温は3℃、テントの内側も結露でびしょびしょです。
7時頃撤収完了。
昨日の夕方、買い物した梼原の町まで降ります。
なかなか雰囲気のある町です。
非常に歴史のある街であると共に、坂本龍馬脱藩ルートであることを町おこしにしているのか、街全体が綺麗に整備されています。
それから、四国カルストにあった2基の風力発電で売電し、その資金で町の電力自給自足を目指しているそうで、環境都市モデル都市となっているようです。
梼原から四万十川を目指すためgooglemapにナビを任せると、R439を案内しました。
R439・・・そう、酷道として名高い通称「ヨサク(439)」、国道439号線です。
14Rでマトモに走れるのか若干不安もありましたが、国道だしなんとかなるだろ、と行ってみることにします。
誇らしげにR439の看板が一定間隔で立っておりますが、渓谷沿いに幅員2m程度の道が延々と続きます。
写真は集落に入るところでそこそこ開けて見えますが、大体は北川、梼原川沿いの断崖に沿って通っているため、狭い道には雨の際に落ちてきたと思われる砂利だらけ。
轍で無いところは苔がむしており、大型バイクで通ることを後悔させてくれます。
天候の悪い時は絶対にオススメしません。
そして集落部は勿論、山間部の殆どで対向車にクルマが来たら2輪ですら離合が不可能な場所が多いため、速度は出せません。
途中で見かけた看板。
梼原川に下りる公園が整備されてました。
やっとのことで道の駅「四万十とおわ」に到着。いや〜疲れました。
道の駅から四万十川を望む。絶景です!
道の駅には、本日オープンしたという「おちゃくりcafe」。栗が名産なんすかね?
早速モンブランとストレートティーをいただきました。
甘党の自分も満足のクオリティの高いモンブランでした。
さて、ここから四万十川沿いに沈下橋巡りといきましょうか。
沈下橋では無いですが、先ずは広い川の両岸を渡してある鯉のぼり。
もうちょっと遠目から写したほうが、この凄さが判ったかな。
いよいよ沈下橋です。
沈下橋ってのは川が増水した時に橋脚や欄干などが流されないよう、ワザと川に沈むように低く作られた橋ですが、四国や九州などに多いようです。
関東ではあまり見かけませんね。
バイクでも渡れる橋が多いですよ。欄干が無いので結構緊張します。
但し、殆どの沈下橋は非常に狭い上、生活道路としてクルマなどの往来も多いので、邪魔にならないように注意。
他の沈下橋。
普通の橋の上から見ることが出来る沈下橋。
沈下橋を撮ってたら、たまたまやってきた土佐くろしお鉄道の車両。
ディーゼルの一両編成がのどかでいい雰囲気です。
さて、沈下橋を見ながら四万十川沿いをのんびり走り窪川まで来ました。ここから高知自動車道で一気に高知市街まで。
先ずは桂浜。
坂本竜馬像。
歴史好きではありますが、特に坂本龍馬が好きなワケでも無いのでまあ直ぐに退散。
続いて市内を北上し、高知城。
でも、実はお目当ては高知城では無くて、
ひろめ市場。
東京でお付き合いのある地元の方のオススメで美味しいものを食べたかったのですが、ものすごい人出で座る場所すら無い状態。
目当てのお店は大行列だったので諦め、空いている店でカツオの漬け丼を食べましたが、まあこんなもんか、程度でした。
実家への土産として、カツオの藁焼き真空パックとカツオの酒盗をクール宅急便で送ったら、そろそろイイ時間。
本日泊まる室戸岬へ移動の予定なのですが、ネットで室戸のキャンプ場を調べると予約が要るとのこと。しかも他にキャンプ場がヒットしません。
明日は徳島で朝ラーメンを食った後、松山としまなみ海道に行く予定だったのですが、あまり悩んでる時間も無いし天気も下り坂になりそうなので、いっその事西の方に戻って明日の移動を楽にした方が良いかもと、四万十に戻ることに。
また高知自動車道で元来た道を通り、朝鯉のぼりを見た場所近くのライダーズインへ。
ここは、高知県が整備したライダーズインで、
ご覧のとおり一部屋毎、部屋の前にバイクを停めるスペースがあります。
素泊まりで3,150円、部屋の中にシャワーとトイレがあり、管理棟では調理も出来ます。
バイクで5分くらいの所に温泉もあるし、もう少し先にはスーパーもあるので便利でした。夜は外で買ってきたつまみを食べながら黒霧島のお湯割りを飲みながらのんびり。
さて。
管理棟でライダーズインの案内を見ていると・・・なんと同じ施設が室戸岬にもあるではないか!(高知県内に計4箇所あるようです)
まあいいか、明日の移動が楽になったと思って前向きに考えよう・・・。
以上、ツーリングマップルを忘れてかなり行程がグダグダになった二日目でした。
本日のルート/本日の走行距離330km