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山下達郎 “PERFORMANCE 2015-2016 40 ANNIVERSARY” 二度目w

山下達郎さん今ツアー二度目、中野サンプラザ(前回は前橋)。
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達郎さんはセットリストもMCもツアーを通じてほぼ同じなので、大ファンとは言え何度も行くことはあまりしないのですが、以前から息子と一緒に見に来たいというたっての願いが通じたか、一般枠で奇跡的に2枚取れたので行ってきました。

音楽に興味が出てきた中1の息子に本物のプロのステージパフォーマンスを見せたいという思いで行きましたが、前半は息子もあまり知らない曲が多かったせいかボーッとしていましたw
でも後半は息子も知っている曲、アップテンポな曲が多かったので総じて楽しんでくれたようです。
「演奏も歌もCDで聴くのと全く同じで凄く上手い」というのが息子の率直な感想で、それが実は凄いことなのだということも理解したようです。

僕が初めて山下達郎さんを聴き始めたのが34年前で、丁度今の息子と同じ歳。この歳になった今でも日常的に聴いていて、そして息子と一緒にコンサートに行くことが出来る感動を噛み締めつつ、家路に着きました。
相変わらず最高でした。

山下達郎 PERFORMANCE 2015-2016 40 ANNIVERSARY

山下達郎さんのコンサート「パフォーマンス2015-2016」に行って参りました。

今年は達郎さんデビュー40周年ということもあり是非行きたいと思っていたのですが、案の定チケットが全く取れず。
息子を連れて行きたかったので全て2枚で申し込みしていたのが、5公演x2口=10口全てハズレ。。。去年は公演数が少なかったこともあり行けませんでしたが、今年はなんとかなるかな?と思っていたのが甘かったです。

結局何とか1枚だけ確保出来た前橋に一人で遠征と相成りました。
息子も連れて来たかった・・・。
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ツアーはまだ続くので内容には言及しませんが、まさかこの曲が生で聴けるとは!という曲もあり、そして最高のパフォーマンスは未だ衰え知らず。

前橋在住の大学時代の親友もコンサートを観に来ると事前に把握していたので、コンサート終了後は久しぶりに食事しながら、達郎さん談義に花が咲き楽しい時間を過ごしました。

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2015/12/19追記:
あれから何度か年明けの東京近辺の公演の申し込みをしているのですが、全く当たりません。先行・一般、来年分の先行・一般、追加申し込みなど、今回のツアーだけで30口近く申し込みしていますがかすりもしません。
もう5年前から2口以上で申し込みすると同じ状況で、地方公演も合わせると延べ150口くらいは申し込みしているでしょうか。
辛うじて1口の申し込みで3階の端の席なんかがやっとです。

ファンクラブ枠が殆どで一般はなかなか取れないということなのである意味仕方ないと思う反面、チケットの取引サイトで3万円とか5万円とかという高額で大量に出ているのを見ると、ファンクラブってなんだ?とも正直思います。
ファンでもない輩がチケットを取るためだけに入会しているのか、或いはファンが何枚も確保しダフ屋行為をしているのか・・・まあ悲しいかな後者が多いんでしょう。
そうした状況は達郎さんがツアーを再開した当時から少なからずあり、何のためのファンクラブなのか?という疑問から加入していませんでしたが、どうやら今は新規の加入すら出来なくなってしまったようです。
息子にも是非あの感動を味あわせてあげたい。若い人にもこの感動を味わって欲しい。
不公平な抽選で聴く機会を奪うのは何かおかしくないでしょうか?
あまりにも酷すぎます。

山下達郎 Performance 2013 @神奈川県民ホール

洋の東西を問わず、最も好きなアーティストの一人である達郎さんのライブに行ってきました。

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去年は全く当たらなかったチケット(結局、とあるところでプレミア払って手に入れたけど)ですが、今年は8公演申し込みし、1公演だけ当たりました。
それが、本日の神奈川県民ホール。

当たったのはいいんだけど、3F席の一番端っこの、バルコニー席みたいなところ。
周りはお一人様が多かったから、もしかして1枚だからなんとかココが当たった、という気がしないでもないですね。

今回のライブは、丁度30年前の1983年発売のアルバム「Melodies」、そして20年前の1993年発売の「Season’s greetings」が、最近デジタルリマスター化で発売されたことを受け、その辺りからの選曲も織り交ぜながらの内容。
画像にもあるようにツアーパンフもMelodiesのジャケット柄。

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Melodiesから30年か・・・他のアーティストネタでも良く書くけど、小学校高学年〜中学に入った頃からずーっと聴いているアーティストさんを、今でもこうして生で聴くことが出来るのは本当に幸せです。
30年以上も聴かせて頂いているということは、自分の音楽の趣向とか、価値観とか、大げさに言ってしまえば人格形成なんかにおいても割りと大きな影響を受けているワケで、達郎さんのコアなファンの方、つまり一回り上の世代とはちょっと違った想いがあるんですよね。

そんな、憧れのお兄さん的な達郎さんも、今年還暦を迎えられました。
去年からまだ一年半しか経っていないので当たり前っちゃ当たり前ですが、相変わらず声量も、演奏も、全てにおいてパワフル、絶倫(笑)、そして強烈にカッコイイ。

つまり、今年も最高でした!

達郎さんは還暦、自分も40代半ばのオッサンになっても、やっぱり自分に取ってはいつまで経っても憧れのお兄さんなんですよね。

以下、ライブの中身で感じたことなど。
セットリストなど思いっきりネタバレあるので隠します。

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OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜 / 山下達郎

相変わらずCDはちまちまと買ってますが、しばらく音楽ネタ書いてませんでしたね。

久しぶりの音楽ネタは、山下達郎さんソロデビュー35周年記念ベスト・アルバムの「OPUS」です。

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)
OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)

アルバムはほぼ持っているのに、あらためて達郎さん自身が悩みぬいて選んだベスト・アルバムという触れ込みにまんまと乗り買ってしまったワケでありますが(笑)、発売日9/26からもうこればっかり聴いています。

思い起こせば、中学の同級生が持っていたアルバム「RIDE ON TIME」を聴いて強烈な刺激を受けたのがもう30年も前。
当時は小遣いも少なくそうそうLPを買うわけにもいかずに、レンタルレコード店で借りてはテープにダビングしたものを聴いていましたが、大学生になりクルマに乗るようになってもそのテープはしっかりと現役でした。
大学生の頃にリリースされた達郎さんの作品は、自分が好きだった初期の頃の作品とかなり違うものになっていて、またメディアもCDに移行したこともありしばらく遠ざかってしまった時期もありますが、ここ数年自由の身になったこともありw ほぼ買い直しも完了。
今では、自分が大学生以降(80年代後半以降)にリリースになった作品も好きになりました。

でもやっぱり、このベストアルバム OPUSでは1枚目を一番多く聴きますね。
WINDY LADY, LOVE SPACE, PAPER DOLL, BOMBER…やっぱいいなぁ。
そしてRIDE ON TIME, SPARKLE, LOVELAND,ISLAND 3連発が豪華です。
自分以上の世代で達郎さんを古くから聴いている人は、同じ想いの人も多いのでは?

自分の周りでは達郎さんと言えばクリスマス・イブの人というイメージが一番多くて、ついで若い人ではジュブナイルのテーマとか僕らの夏の夢とか映画のタイアップでイメージしている人が多いですが、70年代のアルバムとかを聴かせるとあの時代にこんなカッコイイ音楽やってたのか、と衝撃を受ける人も多いです。
そんな方々に是非聴いて貰いたいなぁ・・・。
¥3,980-(初回限定版)で全55曲。こんなお買い得はそうそうないと思います。
(※と思ったら、初回限定版は本日現在既に品切れで若干プレミア価格になっている模様 (-_-; )
これさえ買えば、山下達郎(の半分くらい)を語れること請け合い!www

個人的には「いつか」とか、「メリーゴーラウンド」とか、あと初回限定版のボーナストラックにはネタとして是非「ハイティーン・ブギ」(笑)を入れて欲しかったとかいった希望もありつつ、達郎さん入門としては申し分のない絶賛オススメアルバムです。


おまけ。
達郎さんを聴き始めて30年。達郎さんのファンとしてはまだまだ半人前の42歳オヤジ的勝手にベスト10は以下のとおり。

10位:メリー・ゴー・ラウンド(1983年 MELODIES収録)
いきなりOPUS未収録曲からですが。
達郎さんを聴くようになる前からフュージョンとかファンクが好きだったので、単純に入りからベースラインが個人的なツボだった曲です。
あと詞の世界観がとても素敵。

9位:LOVE SPACE(1977年 SPACY収録)
佐藤博さんのピアノからの入りで、小気味いいカッティングに乗った達郎さんの伸びのある歌声が素晴らしい曲。カッティングの和音進行が耳に気持ちいいです。

8位:いつか(1980年 RIDE ON TIME収録)
これも詞が好きな曲(吉田美奈子さん作詞)ですが、さりげないフレーズがすっと耳に心地良くて、今でもこの曲を聴くとなんだかとても落ち着きます。
これも残念ながらOPUSには収録されてません。

7位:HOT SHOT(1979年 MOONGLOW収録)
この曲はOPUSにも入ってないしあまり有名な曲ではないかも知れないけど、個人的には相当ハマった曲です。音作り的にアイズレー・ブラザーズに影響されたとかされてないとか言われてますが、これは間違いなく達郎さん独特のソウルの解釈だと思うし、兎に角文句なくカッコイイ!
個人的に思想信条を歌詞に込めすぎているのが生理的に受け付けない自分にとって、そういう意味では対局にある(と捉えてますw)歌詞がこの曲にあっていて素晴らしいですよ。

6位:BOMBER(1979年 LET’S DANCE BABY カップリング曲)
これも子供だった自分にとっては衝撃だった一曲で、ガンガンうねるスラップのベースラインと重いタッチのリズムが、本格的なファンクに引けを取らないどころか圧倒的なカッコ良さを感じた感覚を今でも思い出します。
後で知ったことですが、この曲はまだ達郎さんが売れる前に大阪のクラブシーンでいち早く盛り上がったとのことで、数多ある洋楽のファンクチューンの中にあっても光っていたということなんでしょうね。

5位:WINDY LADY(1976年 CIRCUS TOWN収録)
踊るようなスラップのベースラインと、ドラムがかっこ良すぎる初期の名曲。元々はシュガー・ベイブの頃の作品だけど、CIRCUS TOWN収録のアレンジで完成された感があり(御大の曲にこんなこと言うのも失礼だけどw)超絶カッコイイです。

4位:PAPER DOLL(1978年 GO AHEAD!収録)
この曲はいくつかのバージョンがあるけど、GO AHEAD!に入っているヤツがめっちゃかっこいいです。ちなみにOPUS収録のは多分同じバージョンです。
達郎さんの曲の中で好きなのはどうしてもソウルとかファンクっぽいのが多くなってしまうんですが、これを4位に選んだのはなんでかな。自分でも良くわかんない(笑)
一つだけ言えるのは、カッティングのリズム感が間違いなく達郎さんのもの、ということが大きいかな。あとは、オルガンの入れ方とか、完全に個人的なツボです。

3位:希望という名の光(2010年 シングル発売)
ワザと古い曲ばっかり選んでるワケではなくて、やっぱり元々ソウルとかファンクが好きだし、長年聴いた曲はそれなりに思い入れがあるからなんですが、この曲は2010年に発表されたもののその後震災があったりと今の世相にササッた感じになった曲で、そういう背景からも物凄く胸に響いた曲です。
歌詞を読むとクサイんだけど、それがすんなりと、そしてグッと迫ってくるのは達郎さんの音作りと表現力によるところがとても大きいと思います。
コンサートで聴いて思いっきり泣きました(笑)

2位:DANCER(1977年 SPACY収録)
独特のリズム感と、妙な重苦しさが何とも言えない不思議な曲。文章で表現するには自分のボキャブラリーでは難しいわ(笑)
この雰囲気を日本人で書ける人は達郎さんしかいないんじゃないかな。今でもこれを聴くと軽く鳥肌が立ちます。
残念ながらOPUSには入ってないんですけど・・・。

1位:SPARKLE(1982年 FOR YOU収録)
順位をつけといて今更なんなんですが、このベスト10はどれを何位にするかというのは物凄く難しくて・・・まあどれも凄く好きなんですけど。
もっと言えば、ベスト10に入れるか入れないかというのも物凄く悩ましいところですけどねw
でも一位ということではやっぱりこれかな、と。
イントロのカッティングからリズム隊が入ってストリングスが重なり盛り上がっていく展開が本当にカッコイイんですよね。世間的には「クリスマスイブの人」かも知れないけど、やっぱりこの曲を聴くと夏が来たーーー!ってことになりますね。
そういう意味では今回ベスト10には入れなかったけどJodyとかも夏を象徴するいい曲です。

以上、需要が期待できない(笑)私的ベスト10でした。
皆さんはいかがですか?

山下達郎シアターライブ

連れと久しぶりのデートで、山下達郎シアターライブに行ってきました。

デビュー以来TV等の映像メディアに殆ど露出しない達郎さんのライブ映像が、映画館で観られるという貴重な企画なため、発売直後にチケットをゲットしてから楽しみにしておりました。
東京は新宿バルト9だけの上映なので席の予約開始日の昼間に予約をしに行ったものの、20時の回じゃないとマトモな席が取れず。
そりゃそうだろうな・・・。

ま、20時だけどなんとか真ん中らへんの席が取れたのでヨシとしますか。
ということで、しっかり腹ごしらえした後に映画館へ。
客の年齢層が高い&狭いwww

内容は80年代半ばから今年のツアーまでの貴重な映像で綴る、映画館で観るライブ。
生のライブでは達郎さんの表情が見えない席でしか見たことがないけど、ドアップの達郎さんはそりゃもうストイックなお顔をされてましたよ。特に若いころ。
子どもが見たら泣くかもな(笑)
流石に最近の映像はいい意味で力が抜けているというか、穏やかな表情ですけどね。

自分が行ったカナケンの「希望という名の光」が使われてましたが、生で聴いた時も泣いたけど、また泣いちまったw

サンソンでライブ音源を出し惜しみなく掛けてくれるので、音源としては目新しいものは無いけど、達郎さんの貴重な動く映像が観られるというだけで価値があったかな。
ま、あまり書きすぎるとネタバレになるのでこの辺で。

山下達郎 Performance 2011-2012 @神奈川県民ホール

※4/2更新

待ちに待った達郎さんコンサート。

ファン歴は30年程になりますが、生達郎さんは一昨年のNHKホール以来2度目です。

実は、一昨年のNHKホールでのライブの話題をきっかけにお付き合いするようになった同じく達郎さんファンの彼女と初めて一緒に行くということで、二重の楽しみでもありました。てへぺろ。

前回同様、「ブログに書くなとは言いません。まだこれからの方のために何卒ご配慮を」といかにも達郎さんらしいお言葉もあり、セトリなどの記載は当然自重いたします。
自重はしますが、なにせ書かずにはいられない程の、一言で言えば「最高すぎる」ステージだったので、以下今回感じたことを一応隠しながら。

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山下達郎 Performance 2010

山下達郎さんのコンサートに行ってきました。

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達郎さんはデビュー35周年、オイラが聞き始めてから27〜8年にして、実は生で聴くのは初めてです。

というわけで本日のNHKホール。
キャパ3,700人程度のところ競争率は4倍くらいだったそうですが、今日はほぼ全員がファンクラブ会員とのこと。
そんなただでさえ入手困難なコンサートチケットを、運良く友人に譲って貰うことができ念願叶いました。
感謝!

終了後一緒に行った友人と今まで飲んでいたので、レビューは明日以降に書きたいと思います。

※追記
ということで追記。
ツアーもまだ中盤で達郎さんからネタバレにはご配慮を、との一言もありセットリストなどは書きませんが、一応配慮のため隠します

以下続き
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