[ZX-14R] ブレーキ・クラッチフルード交換
- 2014年 7月26日
- カテゴリー : [過去所有] ZX-14R . バイク . メンテナンス
- 投稿者 : yocchi
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新車で購入以来一年。
夏前からずっと交換しなきゃと思いつつ、ABS車の交換は自分でしたことないし、バイク用品量販店でもABS車はどこも断られてそのままにしてました。
ところが、先週ライスクでエビス東を走ったところ、とうとうブレーキフルードが沸いてしまい、大量にエアを噛んでブレーキがスカスカになってしまいました。
スクール中はメカニックの方に応急的にエアを抜いて貰いましたが、いよいよ放置できないので本日交換しました。
エンジンを掛けなければABSユニットのバルブが作動しないとのことなので、ライン内のフルードしか抜けないような気もしますが、明日もライスクの予定がありそのままにできないので意を決して。
ブレーキフルードは
elfのDOT5.1をチョイス。グリコール系なのでDOT4と互換性アリ、のはず。
ドライ沸点260℃、ウェット沸点180℃。ちなみにカワサキ純正DOT4はウェット沸点155℃。
基本、シリコンチューブとペットボトルなんかがあれば交換できますが、フルード使用量が作業中でも判りやすそうなので、こんなの買ってみました。
ワンウェイバルブ付で逆流しないようになってますが・・・ブリーダーバルブ部に取り付けるゴムが緩く、きちんと抑えていないとここから空気吸ってしまってるような感じであんまり意味有ると思えないw
その内もう少し内径の小さいチューブ買ってきて、ブリーダーバルブに直接チューブを挿した方がいいかもしれません。
そんなワケで上でちょっと書いちゃいましたが、以下交換作業。
「ブレーキフルード交換」
ブレーキフルードは塗装を侵すので、リザーバータンクを空ける前に回りを要らないタオルなどで養生。
キャップロックを外してキャップを取ると、写真のようにダイヤフラムが有ります。
ダイヤフラムを抜く時はフルードが垂れないように注意。
写真撮るの忘れましたが、フルードは若干黄色がかっていました。
マスターシリンダーと遠い左側のキャリパーから。
フレアナットレンチかメガネ(10mm)を掛けてブリーダーバルブにチューブを挿したら、ブレーキレバーを握りながらブリーダーのボルトをゆっくり緩めます。
左手でレバーを握りながら右手で左キャリパーのバルブを緩めるのは自分の体格ではなんとか届く感じです。
フルードがホースに出てきたら一旦ボルトを締め、以下の作業を繰り返します。
1.ブレーキレバーをニギニギ。
2.ニギニギ5回目くらいにブレーキレバーを握りながらブリーダーボルトをゆっくり緩めそのままレバーを握りこむ。
3.ブリーダーボルトを締めてから、握り込んだレバーを離す。
1に戻って繰り返し。
1〜3の作業を5回程度繰り返したら、リザーバータンクのフルード残量を確認し、穴が液面から出ないように補充しながら、ひたすら繰り返します。
負圧でちゅーっと全部吸いだしてから入れ替える工具なんかもありますが、結局最後はエア抜きで同じ作業しなきゃいけなんで、時間はかかるけど最初からこの方法でやった方が確実ですよ。
右のキャリパーも同様にして、概ね280cくらい使ったところで終了。
280ccで止めたのは、リアの分が途中で足らなくなるかも、と思ったからで全量交換できてるかは不明。
しかも、このフルード最初から黄色いのでちゃんと入れ替わったのかが判りません・・・。
一応、最後はマスターシリンダのブリーダーからエア抜き。こちらのボルトは8mm。
次はリア。
リアはシートを外して作業します。
キャップオープン!
・・・。
なんじゃこりゃー。。。
完全にコーヒーです(T_T)
リアブレーキは殆ど使わないのですが、使用頻度とか関係ないんすね。
もう、とっとと交換しちゃいますよ。
約150ccくらいで、キャリバーのブリーダーから出てくるフルードが完全に新品色になりました。
フロントのところで書き忘れましたが、リザーバーに並々注ぐと、ダイヤフラム入れた時に溢れるので注意です。ダイヤフラムを入れた状態でフルードがUpperとLowerの間にある状態にしましょう。
リアは色から間違いなく入れ替わったと思うけど、フロントは入れ替わったか判らないので、実はもう1本注文済。
届いたら、使い切るまで何度かエア抜きがてら同じ作業をする予定です。
交換が終わったらキャリパー回りなどは良く水洗いしておきましょう。
塗装が剥げます。
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「クラッチフルード交換」
クラッチフルードは同じelfのDOT4使用。
なんで5.1使わないのかというと・・・。
実は、最初DOT5.1のフルードをポチったつもりがDOT4を買ってしまい、キャンセルが間に合わずに両方届いてしまったからですwww
5.1を使うとクラッチが気持ち軽くなるという噂もあるけどどうなのかな。
クラッチ側は涼しい夕方になってからやったので、薄暗くなってしまい写真を撮ってませんが、要領はブレーキと同じです。
抜くのはクラッチレリーズシリンダーについてるバルブから。
リザーバータンクが小さいので、注ぐ時にこぼさないように注意です。
こちらは100ml強使用。
以上です。
↓の記事で走るの中断してこの作業をしたんですね。
この作業中もすごく暑くなかったですか??
私は暑さで思考が止まりそうですよ(笑)
この作業は私は自分でやってはいけない気がします(^^;
できるのは清掃とがんばってオイル交換くらいですね〜。きっと。
あとコケた時用にレバーの交換はできるようになりですね♪
>fukuさん
良く判りましたね(^^;
ってわかるか・・・(笑)
ホンッとに暑いですね。
これでも自転車始めた時は真夏日の中、毎週末100km以上走ってたんですよw
ブレーキ回りは何かあると命にかかわりますので、自信の無い方はお店に任せるのが吉です(^^)
自分もABS付きは経験がないので、コレでいいのか若干不安があります。
レバー交換は簡単なので取っ付き易いかも知れませんね!