靴修理
ファッションは好きですが、営業職が長かったこともありビジネスに使う服は「作業着」的な見方しか出来ないというか・・・。
イイ物を長く使うとか良く言いますが、経験上イイ物だろうが安物だろうが、夏も冬も雨の日も雪の日も、着回していれば悪くなるのは変わりません。
結局その都度着潰してしまうので、良いものを買うのが勿体無いのです。
靴はその最たるものですね。
そんな中、2足だけお気に入りの靴があります。
一つは学生の頃、ヨーロッパに旅行した時にフィレンツェで買った茶色の靴、そしてもう一足は5年ほど前に伊勢丹のセールで半額で買ったスコッチグレインの黒い靴です。
この2足だけは革底でなるべく雨の日に履かないように気をつけていたのですが、他のブサイクな安物に比べハッタリが効くのでつい履く機会が増えてしまい、結局ボロボロになってしまいます。
他の安物は踵の修理などもせずにボロくなったら捨ててしまうのですが、今回黒い方のスコッチグレインを酷使しすぎて靴底に穴が空いてしまい修理することに。
踵がやや型崩れ。
革底に穴、ここまで放置してはいけませんね。お恥ずかしい限り。
近所の修理屋に頼もうと思っていたところ、スコッチグレインは新品と同じ部品で修理してくれる専門の工房を持っているということが判り、早速ネットから修理依頼書をダウンロードし、靴と一緒に送りました。
すると、翌々日工房から電話があり、修理依頼箇所の確認と、気になった所の状態を教えてくれて全てお願いすることに。
高級靴では当たり前のサービスかも知れませんが、定価3万円程度の靴を売りっぱなしにするのではなく、こうして専門の工房で一足一足丁寧に点検してくれて、新品と同じ部品で直してくれる(勿論有償ですが)サービスというのは嬉しいですね。
修理には1ヶ月半くらい掛かるらしいですが、どのように綺麗になるか楽しみです。
いいですね。
大量消費社会となっても、いいものは長く付き合いたい。
長く付き合うためには、修理をする必要があります。きれいに直ってくるといいですね。
@takajiiin さん
それ程高級な靴ではありませんが、きちんと専用の工房で直してくれるサービスは嬉しいです。
直しながら使えるものは愛着も沸きますしね。