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With a song in my heart / Tonu Naissoo Trio

With a song in my heart / Tonu Naissoo Trio
澤野工房よりもう一枚。
なんとエストニアのプレイヤー、トヌー・ナイソー・トリオ。

エストニアの・・・とか聞かなければ、 “東欧でジャズかよ!” なんて偏見は全く感じさせない本格派。
逆にこの透明感はむしろ東欧ならではなのかも知れない、と素直に感動できる作品。

澄んでいるのに硬くない、そして体が自然に揺れる心地よさ。
いや、いいもん見つけました。

Prima O Poi / Giovanni Mirabassi Trio

Prima O Poi/Giovanni Mirabassi Trio
ピアノジャズ好きとして、最近嵌っている澤野工房のマニアックなシリーズ。
今日ゲットしてきたのはGiovanni Mirabassi Trio。

前に手に入れた、Giovanni Mirabassi & Andrzei Jagodzinski Trioではアコーディオンが入ってラテン色が濃かったが、今回のは同じラテン系でも気持ち軽快。けどこれまた独特の哀愁漂う音色。サイコー。

聞くまで知らなかったけど、ハウルの動く城のテーマなんかも入っていた。

ライディングジャケット

物欲というよりはむしろ必要に迫られて、と言って良い程バイクに乗る装備が無い。最初はいろいろと揃えなくてはならないが、ある程度は仕方が無かろう。

今日はジャケットを物色しに先日Multistradaを発注したDucati東京ウエストにクルマで出向く。実家から店まで30km程あるが、東京マラソンの影響か、雨天の影響か、道が空いていて結構早く着いた。

前はSPIDIが好きで、ツーリングジャケット数着や革ジャンなどを持っていたが、昨日書いたように、事故でバイクを暫く降りるつもりだったので全て処分してしまった。
復帰にあたりまたSPIDIのジャケットを購入しようと思っていたが、どうやらインポーターがSHOEIからどこかに移るようで、実際バイク用品店などでも商品が殆どない。
そこで、Multiを発注した際に見たDaineseのドゥカティ謹製ジャケットが格好よかったので、ディーラーで見てみることにしたのだ。

ディーラーにはカタログに出ているジャケットが殆ど揃っていて相当目移りしたが、かつての事故の教訓からある程度プロテクションが装備され、なるべくシーズン関係なく着られるもの、そしてバイクを降りても恥ずかしくない程度にシックなもの、という基準で選んだ。

これは普段使いには相当格好いいがプロテクションがない
dpjacket1

これなんかはデザインはいいしプロテクションも装備されているが、内側にキルティングが縫い付けてあって暖かくなってきたらちょっと辛そうだ。
dpjacket2

ということで昨日のブーツと同様アレコレ悩んだが、最後はこれに決定。
dpjacket3

革とナイロンの複合使い。肩と肘にCEプロテクター装備で、保温ライナーは取り外し可能。
DSC_0022

ロゴも控えめ、ついでに価格もまあまあ控えめでよろしい。
しかし写真写り悪いな、コレ。

ヘルメット

勢いというのは恐ろしいもので、ディーラーの帰りにドライバーズスタンド2りんかんに寄ってヘルメット選び。

ヘルメットは2年半程前に購入したSHOEI X-9を日々の通勤に使っているが、前にも書いたとおり事故を起こした際に被っており、本当は使用を控えたほうが良いシロモノ。右側頭部が削れており、見た目からして結構ヤバい。

慣れているので再びX-9にしようかと思ったが、Araiと比べるとSHOEIは帽体が横にでかくて、チビな自分はドラえもん状態に拍車がかかる。
あと、SHOEIの内装は新しいうちは有機溶剤の臭いがきつくて、皮膚の弱い自分には顔がかぶれてアザができたりするのが困りモノだ。

ということで前回はシールド交換の容易さだけでSHOEIを選んだが、やはり元々好きだったAraiにすることにした。
在庫処分のAstro-trにフラットグレー(Araiのサイトには出てない。企画モノか?)という塗色があり、マットな塗装が渋くて一目で気に入ってしまったので在庫を確認して貰ったのだが展示現品しかないとのこと。
新製品のPROFILEのシャンパンフロストと迷ったが、結局一目惚れしたフラットグレーの現品をちょっと値引きして貰い購入。

Arai Astro-tr

暗いところでの撮影はやっぱりイマイチだ。

ツーリングブーツ

2年前に事故を起こしてしばらくバイクは自粛することにしていた。
その際にレーシングブーツ、革パン、革ジャン、合皮のメッシュジャケットなどをあらかた処分してしまって、ライディングギアが殆どない。
あるのは、原チャリに乗る際に被る3年落ちのヘルメットとグローブ、レインウェアくらいで、Multistrada納車に向けいろいろと揃えなければならない。
あんとき処分しなければ良かったと思っても後の祭りである。

さて、今日はNAPS世田谷に出向いてジャケットとブーツを物色。
良く利用するNAPS港北に比べ品揃えが豊富だと思っていたが、ジャケットはシーズンの変わり目だからか、目ぼしいのが無い。
ずっと愛用していたSPIDIは、2年離れている間にインポーターに何かあったのか、殆ど置いていなかった。

ジャケットはまた別に探すとして、次はブーツ。
ブーツの方は来る前にある程度条件を決めていた。
・ショートブーツ
・防水
・ジッパーかベルクロ留め
・バイクを降りても歩きやすいこと
・適度なプロテクション装備

と思っていたら、最初に目に入ってきたのは最近日本に入ってきたPUMAのライディングシューズ。普通の街履きとしてもかなりイケそうに格好いいのでいろいろ履いてみる。が、偏平足の自分には土踏まずに違和感があってどれもしっくり来ない。また色やデザインは非常に惹かれるものがあるが、事故ったら足が壊れそうにチャチだ。

PUMAは見なかったことにして、最初の条件に戻り、

Alpinestars リッジ6とGoldwin ゴアテックス(R)ライディングシューズに絞る。

Alpinestars は置いてあると格好いいのだが、履くとゴツくてなんかイマイチ。Goldwinのゴアテックスブーツは足首のベルクロがいいフィット感で、ジーンズにもまあ似合いそうだったが、ジーンズの裾から見える部分のデザインが普通過ぎて実際にレジに行く前にかなり悩んだ。
ま、実際自己満足のレベルで誰も見てないんだけど・・・。

んで、結局Goldwin ゴアテックスブーツ。
Goldwin gore-texブーツ

BMW F800S

動機は昨日と一緒。
もう一台気になっているBMW F800STを見に、DATZ YOKOHAMAに出向く。

F800STは展示車が無かったが、少しだけスポーツ寄りに振ったF800Sは試乗車があった。
聞くと、バックオーダーをかなり抱えており、今発注しても6月頃の納車になると言う。BMWにしては安価だし、気軽に乗れそうな雰囲気がやはり人気なのだろうか。

そんなワケで、この試乗車もディーラー間で取り合いなのだそうで、今週末には別のディーラーに行ってしまうとのこと。
折角なので、試乗させて貰うことにした。

ゆったり乗れそうなSTに興味があったが、実物を見るとSもスポーティーでなかなか格好いい。
取り敢えず道に出して貰い、跨ってみる。足付きは片足爪先立ちだが、車体が軽いので恐怖感は全然ない。
排気音は意外と元気が良い。パラツインエンジンは以前乗っていたTDM850と同じだが、自分が乗っていた270度クランクではなく、旧TDMの360度のようにモーターのように軽々と回る。ブリッピングのレスポンスの良さには驚いた。

一応過去に経験済みの特異な操作のウインカーを出しながらクラッチを繋ぎ、港北ニュータウンの街中に走り出す。
ウインカーのキャンセラーは左の方が使いやすいのになぁ、と思いながらぎこちない動作でウインカーを消し、前が開いているのを確認してアクセルを開けてみる。結構速い。

レスポンスのいいエンジンがレッドゾーンまで一気に回り、スピードメーターが物凄い勢いで跳ね上がっていく。でも、恐怖感が全然無い。
前に乗っていたYAMAHAの某リッターバイクは全開にした際に離陸してしまうんじゃないか、と思うような恐怖感を覚えた(それも直ぐ慣れてしまった(笑))が、F800は安心して開けられるパワーと言えば良いだろうか。それに非常にスムースだ。
ベルトドライブもスムースさに一役買っているのだろう。

大きな交差点に差し掛かる。
エンジンブレーキは非常にマイルド。これもベルトドライブだからか?
ブレーキは前後共凄く利くがこちらも怖さがない。ちなみに試乗車はABSが無いベーシックラインだったが安心して握れる感覚。自分のようなヘタれや初心者でも安心してブレーキ操作できる。
ブレーキレバーをリリースしてリーンインで体重を掛けて行くと寝かしこみが軽いし安定している。そのままアクセルを開けると車体が自然に且つ緩やかに起きていって、自分がうまくなったような錯覚に陥る程終始安定しきっている。

その後、20分程ニュータウン内を走り回って思ったのは、これはバイク復帰組や初心者には最高の一台だということ。
操れそうなパワーと安定して軽い車体。セパハン(死語)でも辛くないポジション。これはイイ。

肩肘張らず気軽に乗れるBMW、でも納車4ヶ月待ち。
迷っているけど納車まで我慢できない、って人もなんとか我慢すべき。

Ducati Multistrada 620

2年前、YAMAHAの某リッターバイクに乗っている時に派手な事故をやって大型バイクは自粛していたのだが、最近また乗りたくなってきた。

現状、息子の親権も決まらず離婚が成立していないので、今こういう事を考えるのはどうかとも思ったが、3連休に一人で家にポツンといると怒りと寂しさで頭がおかしくなりそうなので、実家に顔を出しついでに気分転換のつもりで実家近くのドゥカティ東京大田に寄って見た。

お目当ては昨日の夜たまたまネットで見つけたMultistrada620である。

実はYAMAHAの某を購入する前に、丁度日本デビューしたMultistrada1000を見に行った事があったのだが、シートが高く予想外に手強い足付きに断念したのだった。
ちなみにその頃は5cmローダウンしたBMW 1100GSに乗っていた。ローダウンしても片足つま先立ちであったが、立ちゴケもなくそれなりに乗れていたので、Multiもイケるかと軽く考えていたのだ。
それが跨ってみると1100GSのノーマルとほぼ同等で、何か対策を講じないと全然足が届かない。
当時はMultiがデビューしたばかりで、ローダウンに関する情報が皆無だったので諦めたのだった。

その後はヤマハのリッターバイクを乗り継ぎ、そのまま今日までMultistradaのことは忘却の彼方だったのだが、昨日、2006年にMulti620がデビューしていたことを知った。コイツは1000よりシートが2cm程低いらしい。実物がどうしても見たくなった。

ところが、店に着いて聞いてみると、620は今年はカタログ落ちしており、店頭在庫は無いと言う。

仕方が無いので、もう一度Multi1000DSに跨ってみた。
取り敢えず片足爪先はなんとか着いたが、非常に心許ない。
あと2cm低かったらなんとかなりそうなのだが。

しかし、モノが見れないのでは仕方が無い。
流れでインポーターに在庫があるか確認して貰うことにして店を後にした。