カテゴリー : バイク

[ZX-14R] タイヤ交換(2回目)& ハブダンパー交換

7,200km時に新車から付いていた BRIDGESTONE S20 から DUNLOP α-13z に交換し、そこから6,300km走った13,500km時が、今回の交換(2回目)です。

α-13zに履き替えた今年から突然ライディングスクールにハマり、サーキットとかクローズドコースを走るようになったので、次は何を履こうかかなり悩んでいました。

使い方としては、今後もツーリングメインで1〜2ヶ月に一度サーキット走行、という感じになると思うので、最低限のウェットグリップとライフは捨てられません。
更に言うと、どんなに鬼グリップなタイヤを履いても、ZX-14RでそもそもSSと張り合うのは無理だしそんな気もさらさら無いので、「プロダクションタイヤ」は現実的ではありません。
そうなると、自ずとα-13zのような「ハイグリップタイヤ」に絞られてきます。

実は、今まで履いていたα-13zのフロントがまだ3〜4分山残っているので、センターのスリップサインが表面に出てしまったリアだけまたα-13zに交換し、次のセットでDIABRO SUPER CORSA SP V2あたりに替えたいと思っていました。
α-13zは、自分のレベルではサーキットを走っても全く不満は無いし思ったよりライフも長かったので、もう一回α-13zで練習して、スパコルSPにするのがいいかと・・・。

が、いつも交換をお願いしているSpeedstarさんのサイトを見ていると、DIABRO ROSSO CORSAがセールになっているではないですか!
α-13zのフロントが勿体無いとしばし悩みつつ、ロッコルのセール品「残り僅か」という言葉に思わず電話w
残り2セットとのことで、そのまま予約してしまいましたとさ(笑)

セガレが旅行に行っていて居ない今しか時間がないので、予約した本日、速攻で帰宅し交換しに行ってきました。

フロント
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夜なのでフラッシュで光っている画像しかありませんm(__)
α-13zよりグルーブはしっかり刻んであります。
フロントのプロファイルはそう変わらないかな。

リア
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気のせいかも知れませんが、同サイズの筈なのにα-13zより細い気がする。
α-13zも大概尖った印象だったけど、より尖ったプロファイルなのかも。
センターはライフ重視だそうですが、サイドのコンパウンドはスパコルのSC2と同じとのことなので、早くサーキットで試してみたい!

ショップからの帰り道、α-13zに比べて柔らかいのか乗り心地が良くなった感じがしました。
というか、S20からα-13zに替えた時にエラく跳ねるな、と感じたのでα-13zの剛性が高いってことなのかな?

さて。
ついでに、先週取り寄せていた
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ハブダンパーも交換して貰いました。

ハブダンパーはタイヤ2回に1回交換が常識だと思っていましたが、最近はハブダンパーの耐久性も上がっているようで、スプロケットを揺すっても全くガタが無いし、外してみてもキツキツにハマっていてまだまだイケそうでした。
見た感じ、次のタイヤ交換時まで全然余裕っぽい。
聞くと、特に最近のカワサキ車のハブダンパーは優秀だそうです。
ちなみに、隼のハブダンパーは今でも5〜6,000km程度しかもたないそうなので、メーカーによっては昔ながらの常識がまだ生きてるところもあるんですかね(笑)

ハブダンパーが入っている場所。
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ハブダンパー自体は自分でも簡単に交換出来そうですが、ホイール外すのが面倒くさいので、やっぱり今後もタイヤ交換と同じタイミングでお店にお願いしよう。。。

参考までに、ハブダンパーの部品番号は
92161 – 921611286
で、同じものが5個必要ですよ。
まあ乗り方にもよると思いますが、20,000kmくらいで交換でいいんじゃないでしょうか。

ライスクの写真

7月3週と4週に連続で行ってきたライスクの写真。

片方はサイトから拝借してきたヤツなので怒られたら消しますが、もう片方は有料の写真サービスでデータごと貰ったから大丈夫でしょう。

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こっちはデータ貰ったヤツね。
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突っ込みすぎてS字をショートカットするところとかも撮られてたけど、それはダサ過ぎなので公開しませんw

あと、こちらは自車の後ろから追いかけ撮影動画も有料で撮って貰ったんだけど、初コースに出たばかりのピヨピヨ走ってるところで、しかもずっと渋滞にハマってる場面しか映ってなく損した気分。
まあ、その後に他の上手い人の動画が入ってて、そちらはライン取りがとても参考になったのでそっちばかり見てますw

本当は自分で動画撮ったり出来るとフォームとかライン取りとかチェック出来るんだけど、スクールの場合は割りと撮影禁止なところが多いので、有料でもデータが貰えると助かります。

ライディングスクール(6回目)

今日もライスクに行ってきました。

本日のライスクは、前に3回程参加しているレンタルバイクでのトレーニングを行うBKライディングスクールの番外編で、自分のバイクで膝すりのトレーニングをするという趣旨。
そしてなんと、会場はオートレース場です!
実は、普段オートレースは全く見ないのですが、オートレース場を走れる機会なんて望んでも出来ることじゃないので、募集を見て速攻で飛びつきました(笑)

会場はココ。
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家から首都高で40分くらい。近場サイコーw

隣のマンションがもの凄く近い、一周500mのオーバルコース。
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路面は平滑で、且つサーキットよりも水はけの良い高機能舗装のような特殊舗装。
もの凄くグリップしそうです。

それにしても今日も暑いです。
海に近いので風があるのが多少の救いですが、アスファルトの照り返しもあり常に水分を摂っていないと危険です。

メニューは
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オーバルを使い、半クラとリアブレーキを使ってのバイクコントロールと、パイロンを置いてのゆっくりジムカーナ風味な練習。

あれ、膝スリは?www

なんだか予想に反し、基礎トレーニング風な感じです。
まあ、折角なので真面目に取り組みましたが、特に強烈に狭い間隔のパイロンでのゆっくりジムカーナは14Rにはキツく、クラッチワークの勉強にはなったかな。

あとは、200m弱のストレートを使ってのスタートから全開の練習。
きっちりレッドまで回せとのことで、5〜6,000rpmで半クラでミートして1速で11,000prmまで引っ張りますが、14Rでは200m弱のストレートは短すぎて2速に上げた瞬間にフルブレーキを掛けないと、その先のコーナーに進入出来るスピードをはるかにオーバーしてしまいます。
ここではトラコン1と2で試してみましたが、1だときちんとクラッチでコントロールしないとフロントが簡単に浮きます。
2ではバイクが勝手にコントロールしてくれる感じで、速いけどジェントルな加速ですね。

ということで、ここまでやって昼休憩。
車券売り場では別の会場のレースの中継がやっていて、そちらの食堂で昼食。
カレーを食べたのですが、安いし結構旨いです。

午後は
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特別企画としてレーサーの実走シーンを目の前で見たり。
初めて間近でレーサーを見ましたが、機能美というか美しいですね。
写真は、スクール参加者がレーサーのアクセルを煽っているところです。
とてもサイコーな音がしますよ。特に吸ってる音がハンパないです。

その後はオートレーサー3名のトークショー。
その内お一方は、午前中から私服で会場にいらっしゃった時から何処かで見たことある方だと思っていたら・・・なんと青木治親選手でした。
青木選手は講習で順番待ちをしている間にもライディングテクニックについてのアドバイスを話してくれたりして、とても気さくな方でした。
そして先週新人王を獲得したという19歳の鈴木選手は、今までオートレースを見たことがない参加者にレーサーの仕組みなどを積極的に説明してくれたり、とてもしっかりした青年でした。

そんなこんなでPM2時。
いよいよ膝スリですが、あと2時間しかないけどどれだけ出来るかな・・・。
最初はコースにパイロンを立てての定常円旋回。

オートレース場のコースはストレートでもカントが付いているので、カントの上側での膝スリが結構怖かったけど、左旋回はすんなり擦りっぱなしに出来ました。

しかし、右旋回が如何せん怖い。
なんでですかね。
BKスクールのVTとか、ミニモトのXR100とかでは左右とも擦りっぱなしに出来るのに、14Rだと途端にダメですね。
やっぱり、右腕を折り畳みながらのアクセルコントロールにまだ無駄な力が入ってギクシャクし、ふっと駆動力が抜けた時に内側に切れ込むと、重量級では手の施しようがないという意識が働いてしまうからかな。
何度かトライして、右旋回は擦りっぱなしとはいかなかったけどガガッ、ガガッ、ガガッと一周の内に散発的には擦れるようになりました。
ここでは、アクセルをしっかり操作し遠心力を一定に安定させるという大切さが判りました。

ところで。
後で講師の方から、「左旋回は寝かせ過ぎで見てる方がヒヤヒヤする」と言われましたw
自分でも結構危ないかな?ってくらいパタっと寝かせてる自覚はありましたが、半径5mくらいで擦りっぱなしにするにはそれくらい寝かさないと膝が届かないんだよね。
バックステップに換装してなければ確実に外足の爪先がステップから離れてました。やっぱりこれは足の長さの問題だと思うな・・・。
170cm・・・とは言わないまでもせめて身長があと3〜4cm高ければこんな苦労しないと思う。

そしてようやくオーバルを使っての高速膝スリ練習。
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コレ、朝からやりたかったなー。
最高に気持ちよかったですよ。

ハードブレーキングでフロントに思いっきり荷重が載った後のヘアピンなどでは14Rでも擦れるんだけど、中速以上のコーナーに恐怖心があってなかなか擦れなかったのが、ここはコース幅がもの凄く広くて取り敢えずライン取りとか気にしなくて良いからか、最初からかなりの速度で旋回中に擦れました。
しっかり速度を乗せ、遠心力でサスを縮めるというのが実感出来たのは大きな成果でした。

そしてなんと!ここで雲行きが怪しくなり終了。
苦手な右周回はなんとしてもやりたかった・・・orz
でも天気ばかりは仕方ありませんね。

最後は
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こんな記念写真でシメwww

ということで、雷雨が通りすぎてからそそくさと帰宅。
帰りの首都高は多少混んでたけど、それでも近いって素晴らしいね!

タイヤは
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綺麗なので判りにくいですが、リア左は今回はきっちり端まで使いましたよ。
路面が物凄く良かったせいか、結構ハイペースで周回したにも関わらずデロデロにはならず。
エビスでボロボロになったカスも綺麗に取れましたwww

リア右側。
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半径5mの定常円旋回で寝かせきれなかったのと、オーバルで右回りが出来なかったので、前回のカスが残ってます。
やっぱり低速域ではこの程度で擦れないと「バンクセンサー」としての膝スリの意味が無い気がする。

フロントも同様
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左は端まできっちり使えてますが、

右はこの通りw
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リアタイヤは端はまだ使えそうだけど、真ん中のスリップサインまであと1mm。
次はSUPERCORSA履いてみたいけどw、フロントがまだいけそうなのでリアだけもっかいα-13zかな〜。

さて。
8月は、普段生活を共に出来ないセガレとの貴重な夏休みを過ごすため、バイク三昧は一旦お休み。
9月からまたスクールや走行会で、ここまで習ったことの応用練習をしたいと思います。

[ZX-14R] ブレーキ・クラッチフルード交換

新車で購入以来一年。
夏前からずっと交換しなきゃと思いつつ、ABS車の交換は自分でしたことないし、バイク用品量販店でもABS車はどこも断られてそのままにしてました。

ところが、先週ライスクでエビス東を走ったところ、とうとうブレーキフルードが沸いてしまい、大量にエアを噛んでブレーキがスカスカになってしまいました。
スクール中はメカニックの方に応急的にエアを抜いて貰いましたが、いよいよ放置できないので本日交換しました。

エンジンを掛けなければABSユニットのバルブが作動しないとのことなので、ライン内のフルードしか抜けないような気もしますが、明日もライスクの予定がありそのままにできないので意を決して。

ブレーキフルードは
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elfのDOT5.1をチョイス。グリコール系なのでDOT4と互換性アリ、のはず。
ドライ沸点260℃、ウェット沸点180℃。ちなみにカワサキ純正DOT4はウェット沸点155℃。

基本、シリコンチューブとペットボトルなんかがあれば交換できますが、フルード使用量が作業中でも判りやすそうなので、こんなの買ってみました。
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(STRAIGHT/ストレート) ブレーキブリーダーボトル 19-589
ストレート ブレーキブリーダーボトル

ワンウェイバルブ付で逆流しないようになってますが・・・ブリーダーバルブ部に取り付けるゴムが緩く、きちんと抑えていないとここから空気吸ってしまってるような感じであんまり意味有ると思えないw
その内もう少し内径の小さいチューブ買ってきて、ブリーダーバルブに直接チューブを挿した方がいいかもしれません。

そんなワケで上でちょっと書いちゃいましたが、以下交換作業。

「ブレーキフルード交換」
ブレーキフルードは塗装を侵すので、リザーバータンクを空ける前に回りを要らないタオルなどで養生。
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キャップロックを外してキャップを取ると、写真のようにダイヤフラムが有ります。
ダイヤフラムを抜く時はフルードが垂れないように注意。
写真撮るの忘れましたが、フルードは若干黄色がかっていました。

マスターシリンダーと遠い左側のキャリパーから。
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フレアナットレンチかメガネ(10mm)を掛けてブリーダーバルブにチューブを挿したら、ブレーキレバーを握りながらブリーダーのボルトをゆっくり緩めます。
左手でレバーを握りながら右手で左キャリパーのバルブを緩めるのは自分の体格ではなんとか届く感じです。

フルードがホースに出てきたら一旦ボルトを締め、以下の作業を繰り返します。
1.ブレーキレバーをニギニギ。
2.ニギニギ5回目くらいにブレーキレバーを握りながらブリーダーボルトをゆっくり緩めそのままレバーを握りこむ。
3.ブリーダーボルトを締めてから、握り込んだレバーを離す。
1に戻って繰り返し。
1〜3の作業を5回程度繰り返したら、リザーバータンクのフルード残量を確認し、穴が液面から出ないように補充しながら、ひたすら繰り返します。
負圧でちゅーっと全部吸いだしてから入れ替える工具なんかもありますが、結局最後はエア抜きで同じ作業しなきゃいけなんで、時間はかかるけど最初からこの方法でやった方が確実ですよ。

右のキャリパーも同様にして、概ね280cくらい使ったところで終了。
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280ccで止めたのは、リアの分が途中で足らなくなるかも、と思ったからで全量交換できてるかは不明。
しかも、このフルード最初から黄色いのでちゃんと入れ替わったのかが判りません・・・。

一応、最後はマスターシリンダのブリーダーからエア抜き。こちらのボルトは8mm。

次はリア。
リアはシートを外して作業します。
キャップオープン!
・・・。
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なんじゃこりゃー。。。
完全にコーヒーです(T_T)

リアブレーキは殆ど使わないのですが、使用頻度とか関係ないんすね。
もう、とっとと交換しちゃいますよ。
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約150ccくらいで、キャリバーのブリーダーから出てくるフルードが完全に新品色になりました。
フロントのところで書き忘れましたが、リザーバーに並々注ぐと、ダイヤフラム入れた時に溢れるので注意です。ダイヤフラムを入れた状態でフルードがUpperとLowerの間にある状態にしましょう。

リアは色から間違いなく入れ替わったと思うけど、フロントは入れ替わったか判らないので、実はもう1本注文済。
届いたら、使い切るまで何度かエア抜きがてら同じ作業をする予定です。

交換が終わったらキャリパー回りなどは良く水洗いしておきましょう。
塗装が剥げます。


「クラッチフルード交換」
クラッチフルードは同じelfのDOT4使用。
なんで5.1使わないのかというと・・・。
実は、最初DOT5.1のフルードをポチったつもりがDOT4を買ってしまい、キャンセルが間に合わずに両方届いてしまったからですwww
5.1を使うとクラッチが気持ち軽くなるという噂もあるけどどうなのかな。

クラッチ側は涼しい夕方になってからやったので、薄暗くなってしまい写真を撮ってませんが、要領はブレーキと同じです。
抜くのはクラッチレリーズシリンダーについてるバルブから。
リザーバータンクが小さいので、注ぐ時にこぼさないように注意です。
こちらは100ml強使用。

以上です。

ライディングスクール(5回目)

今までのスクールとはまた別の、虎の穴というスクールに参加してきました。

今回も前回に引き続き14Rでのライスク参加です。
ただ、前回はクローズドコースではあったもののほぼオーバルの小さなコースだったのですが、今回はサーキット。
14Rでちゃんとしたサーキットを走るのは初めてなので、緊張です。

場所は福島県のエビスサーキット。
家からきっちり300km。3時半起床、4時出発。眠い。。。

ゆっくり行ったので、7時半くらいに到着。
今日は雨の予報ではなかったですが、エビスサーキットは山の中なので、
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てるぼうも虚しく霧雨。路面はウェット・・・マジか。

が、朝の座学中に雨も上がり、午前中のXR100を使っての定常円と8の字膝擦り練習ではなんとかドライに。
8の字はレース形式で、結構白熱して楽しかったです。

昼休みを挟んで準備し東コースに移動。
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ミラー外して燈火類は全てテーピング。
ゼッケンはサーキット走行時はフラッグなどの指示のため必ず要るようです。

ラッキーなことに、天気が良くなってきました。
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いよいよ本コース走行。
最初は先導車についてピットアウト、ピットインの練習がてら慣熟走行。
慣熟走行だからゆっくりなんだけど、もの凄い高低差でいきなりビビらされます。
こんなとこ全開で走るの???
ebisumap
2kmのコースで60mの高低差、ストレートから右コーナーを抜け、急勾配の下りの途中にS字、下りきってヘアピン。
また思いっきり登ってヘアピン、そして下りながらの100Rで下りきったところに直角、からの回りこんで絶壁のようなS字の登りで、その先は全く見えないままホームストレート。
もう何がなんだかわかりませんwww

特に、下りのS字と、後半の下りながらの100Rのライン取りが全然わかりませんでした。
S字では突っ込みすぎてショートカットし飛ばされそうになったり、100Rでは膨らんで危うくコースアウトしそうになったり、かなり怖い思いをしました。

座学では、スピードを上げ遠心力で荷重を掛けてタイヤのグリップを活かすというのは理解しているつもりだし、今までのスクールでも何度も体感している筈なんだけど、今回はスピード域が今までと全然違うし、ハイスピードで下りながらのコーナーなんかでは、14Rのような重量級バイクでタイヤのグリップを信用しきれていないヘタレっぷりが思いっきり露呈してしまい、全然ダメなのが自分でもわかります。

最初の5周回でのベストは1分22秒台。
これでも頑張ったんですよ(笑)

別のフリー走行枠を挟んで2回目は50分くらいの枠で走りまくり。
S字と100Rのライン取りは最後まで手応えが掴めないまま、でも無我夢中で走り、数回のピットインを挟みながらの20周走ってベストは1分16秒台半ば。
10周目くらいからフロントブレーキが1タッチ目でスカスカになってしまい、それ以降は17〜19秒台あたりで、これ以上はしんどくなってきたので終了。

ちなみに、同じパドックだった写真後ろのZX-10R、この方メチャ速くて1分05秒台。
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似たような重量級では、隼で走ってた方が10秒台くらい。
あ、そう言えば、一人異次元の走りをしていた高校生(GSX-Rだったかな?)が00秒台!www
まあ彼はプロを目指してるみたいだから別格としても、みんな速過ぎです!w

絶対にコケないようにとかなり慎重に走ったので、慣れればあと2秒くらいは縮まりそうですが、10秒台で走るにはかなり修行が必要な気がします。

空気圧は前後250kPa。
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ドロドロですが、端まであと2mmくらい残ってます。
でもバックステップを入れたおかげか、外足がステップから離れそうになる感じもなく、1コーナーとヘアピンでは両膝とも擦れました。
高速コーナーでは恐怖心でまだ擦れませんw

フロントは、こんな感じ。
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フロントへの荷重が全然ですね。

このスクールは、今までのライスクとは速度域が全然違うので、より実践的な練習が出来、とても勉強になりました。
また是非参加したいのですが・・・丸一日必死に走って、しかも往復600km移動が辛過ぎる。
帰りは疲労困憊で、腰がヤバかったです。
次は前泊とかなんか考えないと体力的にキツイかな。

それにしても、14Rはホントに重い。
10R欲しいなー。
ま、10Rに乗ったとしても5秒台で走れる気はしませんが(笑)

[ZX-14R] バックステップ装着!

盆栽的にはずっと欲しかったけど、それ程優先順位が高いワケじゃなかったバックステップ。

でも最近、クローズドコースで深いハングオフ姿勢を取るようになって、外側のステップから爪先が離れそうになり怖い思いをしたので、もう少しステップが上げられればなあ、と思い切って導入してみることにしました。

あ、足が短いとか、フォームがダメというツッコミは要りません。自覚してるんでw

セールで、しかもストライカーさんのスタッフの方が工賃無料で取り付けてくれるというイベントがあるということで、金曜日に電話予約したナップス横浜に、本日遠征してきました。

現物。
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お会計を済ませ、ストライカーさんのテントへ。
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小一時間後。
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着きました!
クラッチ側です。

ブレーキ側
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純正比10mmバック/15mmアップで着けて貰いました。
ABS車の場合、これ以上後方の移動だとホースがキツイみたいなので、これで目一杯って感じですかね。
でも15mm程度でも跨ってみると結構違うもんですね。
ヒールガードが小さいので爪先立ちでホールドするとブーツの踵がホースに当たるのが気になりますが、これは追々考えたいと思います。

純正のボテッとした感じから精悍な感じにイメージアップ。ニヤニヤ。

帰りは雨で、ステップワークなどは意識して試せずポジション変化の効用は今のところわからないけど、シフトチェンジ時のタッチがカチっとしていて素晴らしいです。

ステップのローレット加工が、ブーツの裏をガッチリグリップしていい感じ。
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サーキット走行が楽しみです。

もうすぐ梅雨が明けそうだけど、明後日のライスクに向けて
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てるぼう(^^)

[ZX-14R] ブレーキ&クラッチレバー交換

サーキットを走る際、転倒時のレバー折れにより走行不能に陥って帰って来られなくなるのを予防するために、予備の純正レバーを用意しようと思っていましたが、両側で約8,000円ほどするようなので社外品を買ってみました。

AmazonでポチったU-KANAYAのアルミビレットレバーです。
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色も質感も安い割に思っていた程悪くないです。

着けてみました。
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なんか短いです。

純正と比べると、写真では遠近感も少しは影響しているように見えますが、全然短いですね。
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クラッチは、指二本で引くと、純正品のように先端にかけての反りが無いので薬指が思いっきり挟まります。
まあ実際には半クラ気味でも切れるのでそこまで引く必要はないんだけど、純正は反っている分雑に引いても指に強く当たることはあんまりないので、なんかすげー違和感。
純正に戻して、こっちを予備にしようかな・・・。

レバー交換時のポイントは。
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軸のボルトはグリスアップ。
例えばハブベアリングとか猛烈に圧力が掛かる場所は自分ではいじらないので、こういう場所だったら自転車用のシマノデュラグリスで大丈夫だと思います(笑)

ブレーキレバー側は
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マスターシリンダーのホースがボルトの真上にあり無理に曲げると傷をつけそうなので、マスターシリンダのステーを外してずらします。
ステーのボルトはネジロックが塗ってありましたので、組み付け時に再度塗っておきました。

以上

[ZX-14R] 14Rの整備いろいろ

朝から雨が降ったり止んだりなすっきりしない天気でしたが、月曜日の祝日に福島のエビスサーキットまでライディングスクールに行くので、サーキット走行に関係有ること無いこと、いろいろと整備しました。

先ずは、片玉切れた中華HID。
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バラストからブーンと不吉な音がしていて、バルブ切れなのかバラストが壊れたのか判らないですが、今や中華HIDはハロゲンバルブ買うのと変わらない値段なので、Amazonで同等品を手配。

早速交換と思ったらH11注文したのに届いたのはH8! 端子の幅が違います。
昼に14Rで出かける用事があったので、仕方なく加工して取り付け。
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点灯直後なので青いですが、壊れたのと同じ6000Kで時間が経てば白いです。


次はサイドスタンドの交換。
納車時にローダウンリンクと共に装着したショートスタンドが、リンクを戻してもそのままだったのでノーマルのスタンドに交換。

こちらは古いグリスを洗浄して新しいグリスを塗りたくって組んだりしていたので、手が油まみれで写真がありません。
強いてポイントを上げるとすれば
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・サイドスタンドスイッチ(矢印)の存在を忘れずにスタンドの突起を差し込む
・サイドスタンドを固定するボルトの裏のナットは薄口の17mmスパナじゃないと入らない
てことくらいかな。
スタンドステーとボルトのネジが切って無い部分はグリスアップしましょう。


次はミラーの取り外し練習。
先日のライスクではミラーの取り外しはしなくても良かったんだけど、明後日のライスクはサーキットなので外さなきゃいけません。
14Rの純正ミラーはミラーホルダーはカウルの裏からしか外せないので、外から外せる社外ミラーに交換しようと思いましたが、ネットで調べるとホルダーを残したままステー部分から外してサーキット走行している人を発見したので、真似してみることにしました。

可倒式のミラーの軸のカバーは、テープでウレタン様のものを貼ってるだけですので、剥がします。
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キャップボルトを緩めて抜けばミラーが外せます。
上下のワッシャを無くさないように。
ミラーホルダーはラウンド形状で尖った部分などもないので、おそらくサーキットでも特に言われないと思いますがどうですかね。
ちなみに、ここのボルトはかなりネジロックが塗ってありました。振動で緩むポイントなんだと思います。
緩むと重いミラーがカウルに思いっきり当たってダメージがデカそうなので、しばらくサーキット行かない場合はネジロックは塗っておいた方が良さそうですね。


更にはアンダーイルミの全撤去。
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コレね(笑)
折角苦労して自作したけど、まあ飽きたというか。

クラッチ&ブレーキレバーの交換もしたけど、それは別記事にします。
疲れた。

[ZX-14R] エンジンオイル交換(4回目)

14Rのエンジンオイル交換、4回目です。

1回目の交換は1,000km点検時、カワサキ純正、オイルフィルター共。
2回目は6,000km時、REPSOL 4T Racing 10W-40(全合成)。
3回目は8,100km時(ジェネレーターカバー交換の為)、REPSOL 4T Racing 10W-40(全合成)。

今回は、12,384km時。
先日のライスクでめちゃくちゃギアが入りにくかったのと、エンジン音がかなり粗くなってきたので交換します。

今後もライスクに何度か通う予定で、かなりぶん回すことも予想されるのでエンジンオイルを何にするかはちょっと迷いましたが、やっぱりカワサキにはelfでしょうということでコレ。
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カワサキ エルフ VentVert/ヴァンヴェール 冴速 10W-40 1L J0ELF-K005S
Kawasaki elf Vent-vert 冴速 10W-40(全合成)

あまりにも暑かったので、お店に作業を頼むついでにブレーキ・クラッチオイルも交換して貰おうと思ったら、ABS付車両はブレーキオイル交換できないとか・・・。
マジかよ!ナプース。
仕方ないのでエンジンオイルとオイルフィルターの交換だけ頼みました。
オイルはフィルター交換時は4.1L使用。
1L缶5本で0.9L余ったので、次回は3本だけ買って今回の余りを使います。
オイルフィルターは店に純正品が無かったのでベスラ。

冴速は
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綺麗なグリーンです。

帰宅して洗車、チェーン清掃・注油。

ブレーキ・クラッチオイルは自分で交換しようかな。
ABSはイグニッションをオンにしなければバルブが開かないという噂なので、それが本当であればABSユニットのエア噛みは無いと思うけど、本当かどうか確認していないのでちょっと躊躇しています。
・・・めんどくせーな。


余談:
最近、ライスクとかで勧められるパ◯リンとか昔から高性能として名の知れた◯チュールなんかはレースの世界では信頼性が高いのかも知れないけど、レースの場合はひたすら全開で1回走行したらポイ、しかもしょっちゅうエンジンを開けてOHすることが前提。
そのようなメーカーのオイルは、いくら一般向けに開発されたとは言え個人的にはちょっとね・・・。
何故なら、一般的には渋滞にハマったりそんなにスピードが出せない中で猛烈な熱に晒され、乗る人によって走り方もマチマチ。下手したら1万km以上交換しない人もいるかも知れない。
どのような状況でもエンジンを保護しなければならないオイルのブレンドは、世界的な市場維持による経験(気候や交通事情、使われ方など)と、それを支える莫大な資金力が必要なので、オイラは基本的に石油メジャー系のオイルしか信用していません。あとは保証を謳ってる純正品かな。

逆に言えばその分抵抗が大きくてパワーロスの原因になったり、妥協の産物かも知れないですけど、保護性や耐久性を犠牲にして500kmとか1,000kmとかで交換するのは環境にも優しくないですから。
これは、クルマでナンバー付車両でのスラローム競技(ダートラとか)をやっている時からの信念です。
もちろん、ナンバー切ってレース用にするんであれば、話は別になると思いますけどね。

ライディングスクール(4回目)

今までの3回はレンタルバイクでのスクールでしたが、今日は初めて自分のバイクで習うスクール、ライディングアカデミーに参加しました。
場所は浜松の手前にある、バイク用品メーカーのデイトナ本社テストコースです。

朝5時に起床すると、外は霧雨。
雨の中14Rでスポーツライディングなど、想像するだけで恐怖以外の何者でもないので正直辞めようかとも思いましたが、受講料も払っているのでツナギの上にカッパ着て出発。
途中新東名の沼津あたりで一瞬雨が止んだものの、その後はずっと本降りの雨・・・マジかorz

デイトナ本社に到着。
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先月BKライディングスクールで一緒になった神戸の方が!
いや〜、神戸からは自走は凄いなー。
R1200Sカッコイイですね(^^)

さてスクールですが、先ずは室内で講義。
本日のメニューの説明と、コースのレコードラインやパッシングラインなどについてレクチャーを受けます。

約1時間強の講義を終えると、
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なんと陽射しが!
しかもコースも乾いてます。いや、良かった〜。

さっきバイクを停めた場所で、自分のバイクの上でライディングフォームの予習をしたりして、いざコースへ。
ストレートを使ってステップワークや体重移動の練習、ノンクラッチシフトの練習など。
陽が出てきて蒸し暑く、これだけで汗だくです。

昼休みを挟んで、いよいよ周回コースをフルに使っての走行。
タイヤの空気圧を一応250kpaに落としときます。

zx14r190
また雲が出てきて午前中よりは涼しいですが、水分を摂らないと意識が飛びそうになります。
鏡見たら顔真っ赤でやばかったw

ストレートで全開から、
1.コーナー手前で腰をずらし、
2.体を起こしてブレーキング、
3.ブリッピングしながらシフトダウン
4.ステップワークで倒しこみ
5.ハングオフ
の流れを意識しながら周回します。

段々調子にのり14Rで初めて膝を擦りましたが、短足故か外足の爪先がステップから離れそうになりますwww
そして徐々にペースが上がると、進入速度のコントロールに意識が集中してしまい膝が届かない・・・。
ていうか、足が長ければこんなに悩まなくても普通に擦るような気がするんだけどな。

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一応タイヤは端まで使っとりますが、ステップまでは擦ってないのでもう少し寝かしこめるのかも。なんかこれ、ライスクに参加する度に同じことで悩んでるな〜。

後は、途中からパッシング解除になったんだけど、抜くタイミングが測れないというか、コーナーで絡むのが怖くて引いてしまったり、追い越しはいろいろと課題が多いです。
結局200psを炸裂させて直線の度にまとめて抜くという大人げない行為に及びましたが(笑)
そんな中、エライ速い上にパッシングも上手なCBRの人に何度もラップされて結構凹みましたwww

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本日のスクール、申込時にはいろいろとあったけど、佐川先生はじめ講師の方はとても解りやすく解説してくれるし、質問にも的確に答えて貰えるので、とても勉強になりました。
何しろ、14Rでこんなに真剣にアクセル開けたり寝かしたりしたの初めてだったので、講師の方々の指導もあり、ここまでやっていいんだなというのが少しは判りました。
まあ飛ばせば飛ばすほど、やっぱり重いけどねw

今月はあと2回、14Rでスクールに参加する予定です。
14Rでもコンスタントに膝擦れるようになりたい。