Segment/Morten Schantz
- 2007年 4月28日
- 投稿者 : yocchi
カテゴリー : 音楽
Bob James、Nathan East、Lee Ritenour、Harvey Masonの4巨頭により結成されたFourplayの4作目。本作からギターがLee RitenourからLarry Carltonにチェンジした。てかリトナーからカールトンに交代って、なんつースケールだ。
相変わらず洗練されていて非常に心地いいが、デビュー作から比べると、だんだんと上品に傾きすぎてるというかパンチが薄れてきてるというか、なんとなく物足りなさを感じてしまう。逆に言えば、ちょっとジャズっぽい格好いいのが聴きたいという方には文句無くお薦め(1作目からその手のスムースジャズだが)。
ただ、4人のテクニックと、ライティングセンスについては流石に言うことが無く、どれも身を任せきって聴く事ができる。「ハズレ」的な残念感がまるでないのは凄い。
小学生時点で既にフュージョンバカだったので当時は邦楽自体にあまり興味なかったけど、中学生の頃皆が挙って聞いていた佐野元春あたりから辿って嵌って以来、(山下達郎さんとともに)25年来の大ファン。
もう徹底的にコテコテのラブソング。
綺麗なメロディに載った恥ずかしいくらいロマンティックな歌詞が甘い声とマッチし過ぎ(笑)
友達の間でも好き嫌いが分かれたけど、兎角格好つけたがりな中坊時分だった僕には、”ちょっと切ない大人の恋” みたいのが逆に格好良く映ったのかなぁ。
そんなワケでかなり盲目的だが、今聴いても素晴らしい。
特に杉真理の名前で初めて出したこのアルバムと次のOverlap、Stargazerあたりが最高なんだけど、デビューアルバム”Song writer”のCDは全然手に入らない(以前某オークションで4,000円以上まで競って負けたのが悔やまれる。)
OverlapとStargazerはCD持ってるのでiTuneに落としてたまに聴いてるけど、Song writerはもう何年聞いて無いんだろう。
なんて考えてたらもう聴きたくて仕方が無くなって昔の荷物引っ張り出したらカセットが出てきた。カセットレコーダーも納戸から引っ張り出してきて掃除して聞いてみる。
いやもうね、なんか鳥肌。青かった青春時代を想い出してキュンとした。
澤野工房よりもう一枚。
なんとエストニアのプレイヤー、トヌー・ナイソー・トリオ。
エストニアの・・・とか聞かなければ、 “東欧でジャズかよ!” なんて偏見は全く感じさせない本格派。
逆にこの透明感はむしろ東欧ならではなのかも知れない、と素直に感動できる作品。
澄んでいるのに硬くない、そして体が自然に揺れる心地よさ。
いや、いいもん見つけました。
ピアノジャズ好きとして、最近嵌っている澤野工房のマニアックなシリーズ。
今日ゲットしてきたのはGiovanni Mirabassi Trio。
前に手に入れた、Giovanni Mirabassi & Andrzei Jagodzinski Trioではアコーディオンが入ってラテン色が濃かったが、今回のは同じラテン系でも気持ち軽快。けどこれまた独特の哀愁漂う音色。サイコー。
聞くまで知らなかったけど、ハウルの動く城のテーマなんかも入っていた。
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