カテゴリー : [過去所有]Ducati Multistrada620

みちのくひとりたび(3)

※この記事は8/14に更新しました。

東北ツーリング3日目。

・竜飛岬(青森県)~鯵ヶ沢(青森県)
今日も4時半に起床。駐車場一杯だった割に、テントサイトは閑散としていた。
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5時にキャンプ場を後にして、昨日到着しただけで満足に見られなかった竜飛岬周辺の観光。取り敢えずお約束の階段国道。国道339号線の一部が階段になっているもの。
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こんなの。
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津軽海峡冬景色の碑。真ん中のボタンを押すと、曲が流れるそうだが早朝のため自粛。
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青函トンネル竜飛基地。当時の掘削機の一部などが展示してあるが、業界の人間としてはこんなんで掘ってたの? という驚き。人も沢山亡くなったようで、あらためて先人の苦労に敬服。
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竜飛から339号線で日本海側を南下。竜飛の断崖からヘアピンカーブの連続で一気に海岸まで降りていく途中、野生のサルに遭遇。写真を撮ろうとカメラを向けたら逃げられた。

海岸線をどんどん南下していくがこのような工事信号が多く、しかもことごとく赤。中には変わるまで3分とかいうものもあり、しかも3分間対向車なんて全く来ない。無視して行ってしまう車もいたが、律儀に待つ。
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しばらく行くと日本海側に多い干潟。朝もやで幻想的だが、直ぐ横でラジコンヘリが農薬をガンガン撒いているのでとっとと退散。
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干潟なのでしじみが名産なのか、いたるところにしじみの看板。朝定食をやっている食堂があったので食す。しじみの味噌汁に佃煮、確かに旨かった。

さて、鯵ヶ沢というところのコンビニで休憩中異変に気付いた。なんとカウル右側のボルトが抜け落ちいる。
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仕方なくコンビニでビニール紐を購入し縛って応急処置し再出発。

・鯵ヶ沢(青森県)~白神山地(秋田県側)
さらに五能線と並行する国道101号線を南下。写真は途中の駅中最も寂れた感の漂う駅の中の一つだが、撮影スポットとしてはこれのちょっと北にある千畳敷駅の方が画としては良かったかも知れない。
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目的が無いままひたすら海岸沿いを南下するが、兎に角暑い。あとでニュースで知ることとなったが、この日は日本海側は37度まで上がったようで、どうりで・・・。
秋田県に入ると、街道沿いでおばちゃんが何やら売っている。何かと止まってみるとかの有名な「ババヘラアイス」。なんかシャリシャリした食感のアイスで懐かしい感じ。おばちゃんに写真撮っても良いか、と聴くと「勘弁して」とのことだったので自粛(爆)。

休憩地から遠くに見える白神山地。特に宛も無いので行ってみる事に。
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八森というところから秋青林道という道を登っていく。青森県側にも長大なルートがあるがダートということで断念、こちらは全線舗装。
途中100mくらい突然ダートが出現してアセったが。

舗装とは言え車一台分の狭い道をひたすら上がっていく。森の中なので時折苔むしているところや、砂がたまっているところが多く注意が必要。
青森県境に近い開けたところから白神山地を望む。
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途中の沢。十和田の奥入瀬渓谷は十和田湖の水だが、こちらの渓流の水は本当においしそう。でも藪に阻まれて川に近づけない。
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途中で休憩。涼しくて本当に気持ちいい。
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世界遺産に指定されている白神山地だが、バイクで走れるこの道はそもそも緩衝地域で本来の指定地域とは違う。だからブナの原生林も目に付く範囲ではあまり見ることができず、奥多摩の森と何が違うのか判らない(爆)。
ちなみに世界遺産に指定されている本来の地域は林道すらなく(開発されていないから指定されているのだが)、一般人は入れないようだ。

白神山中で燃料警告灯が点灯し、遭難したくないので早々に下山。引き続きどんどん南下。
この辺を走る頃には観光の車で道が渋滞してきて、もうイライラ。とにかく暑いので国道7号線をひたすらに走り続けて、能代、八郎潟、秋田等ことごとくスルー。ってかスルーし過ぎ。

・白神山地(秋田県)~鳥海山・温海(山形県)
スルーしまくって今度は鳥海山。
秋田側を登る鳥海ブルーラインはチャリダーが多く、頑張れー!と声を掛けながら走った。当のチャリダーは「うっせー」という顔だったが(爆)。
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ブルーラインを山形側に降りて行き引き続き7号線を走る。またしても沿道の町々をスルー。

道の駅あつみで休憩。
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だだ茶豆アイス、かなりヒット。
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そういえばこのツーリング中、ソフトとかアイスとか焼きりたんぽとか、なんかジャンクばっかで、名産の魚とかマトモなもの食べてなかったなぁ。

・温海(山形県)~新潟(新潟県)
暑さと渋滞とケツの痛さで限界に達していたので、またしてもどんどん南下。もうこの時点で帰る気満々(笑)。ということで新潟まで降りてきた。
折角だから新潟で日本海に沈む夕日を、と思い新潟空港近くの海岸にやってきた。しばらく落ちていく夕日を眺めていて、そろそろ海に沈む頃かなぁ、と見ていたらなんか様子が変。沈む日に山の稜線が・・・。
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唖然としていると、近くにいたおじいさんが教えてくれた。「佐渡に沈むんじゃ」と。
なにー! 迂闊だったorz。

ということで宿探し。そろそろ体も疲れてきたので、綺麗な風呂に入って、ベッドで寝たくなってきた。そりゃそうだ、3日で1,700kmも走ってるんだもん。相変わらず無茶である。
新潟駅前で、ツーリングマップルに載っていた宿発見。即効で風呂入って、飯食って、テレビでニュース見て、寝た。

本日の走行距離575km。
TOTAL5,490km。

みちのくひとりたび(2)

※この記事は8/14に更新しました。

東北ツーリング2日目。

・一関(岩手県)~遠野(岩手県)
昨晩は寒くて何度か起きてしまったものの、4時半に起床。

室根山頂から望む朝日。
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ムルティの黒いボディに朝焼けが映り綺麗。
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5時半にはテントを片付け6時に出発。室根高原牧場付近、気持ちのいい朝。
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そこから高原の気持ちの良い道を北上し一気に遠野まで。期せずして観光道路から外れた道を走っているのか、それとも単に朝早いからなのか、どの道も信じられないくらい空いていて気持ちいい。

遠野に到着、道の駅遠野。8時だというのに結構な賑わい。ここでもソフトクリーム。昨日から既に3つ目。
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南部曲り家千葉家住宅。
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千葉家住宅の開館が8時半からとのことで、その前にツーリングマップルに出ていた高清水山トオヌップ展望台からの遠野全景を見に、高清水山に登る。集落の中の道が非常に判り難くて迷った。

辿りついた展望台。市営の牧場が広がる小高い山から、遠野を見下ろすの図。
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遠野の市街地はロードサイド店舗の並ぶ普通の街並みなので、市街とは逆に降りていき、のどかな農道を走る。こっちの方が栄えてる市街より遠野っぽいのかな。
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・遠野(岩手県)~盛岡(岩手県)
さて、遠野にお別れし北上。ここからもひたすらに高原の気持ちいいワインディング。東北はワインディング天国だ。

いきなり盛岡。
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実は、既に昨日からNikon D50のバッテリー残量が心許なくなっていたので市街地にやってきた。本来D50のバッテリーはいつ充電したかも忘れるくらい持ちがいいとの評判だが、今回は単に準備不足なだけであった。
盛岡西口の巨大なコジマには在庫が無く、カメラのキタムラを紹介されたが4号線を戻らなければならないとのことで、面倒になりやめた。

折角盛岡に来たので、ちょっと西に向かい小岩井農場。
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ところで「小岩井」って当時の創始者3人の頭文字(小野、岩崎、井上)だったって知ってました? 常識なのかも知れないが、私はこの歳になるまで人名か地名だと思っていた。ちなみに頭文字中「岩」は三菱財閥の岩崎家で、言われてみればなるほど。

子供の頃、学校のスキー教室で岩手山に何回か来たことがあるが、バスで向かう途中に必ず小岩井農場で絞りたての牛乳を調達していたのを思い出し、久しぶりに行って見たくなったのだった。雪の積もる牧場の風景が今でも脳裏に焼きついている。

牧場内に入らないとソフトクリームにアリツケナイので、入場料500円を払って入る。ソフトクリーム売場に長蛇の列。
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夏季限定レモンソフト。画像では白く見えるが、実際はほんのり黄色。レモン風味だがチーズケーキのような濃厚な味で美味。
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場内でジンギスカンやBBQが食べられるが、一人で注文するのもアレなのでやめた。結果、500円の入場料払って300円のソフト食って終了。

農場から岩手山を望む。広場でフリスビーなどで遊べる。家族連れが行くところ。
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小岩井農場を後にし、東北道の滝沢ICへ向かう途中。岩手山をもう一枚。
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・小岩井農場(岩手県)~十和田湖(秋田県・青森県)
東北道を激走し、数多の名所をスルーしながら小坂ICで降り、十和田大館樹海ラインで十和田湖へ。
途中の七滝で昼食休憩。
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気温32度かぁ、やっぱここいらは涼しいわ。とか思ってしまうくらいの連日の暑さ。
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ツーリングマップルには蕎麦が名物となっていたが、蕎麦じゃなく稲庭しかない。私はうどんが嫌いなのでスルー。替わりに岩魚。
養殖モノだと言っていたがおいしかった。
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快適なワインディングを抜け十和田湖。有名どころだけあって流石に人出が多かった。旧車会とか称するタダの珍走も沢山湧いていた。
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乙女の像。中学生の修学旅行で来て以来だが、昔はこんな立派な台座は無かったような気がする。
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これまた修学旅行で散策した想い出が強烈に残っている奥入瀬渓谷だが、画像の後ろを見ていただくと判るように大渋滞。抜けるのに有り得ない程時間がかかった。
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それでも一応川に下りてみる。非常に涼しい。
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・十和田湖(青森県)~青森(青森県)
さて、十和田湖を離れ青森市街に向かう。今度はランタンのマントルの予備を持参し忘れたため調達しに。相変わらず準備がいい加減。
青森市街で給油し、お金を下ろしたところでマントルを売っていそうなところを探すが結局見つからず。途中教えてもらった上州屋では売っていなかった。

・青森(青森県)~竜飛岬(青森県)
諦めてここで運命の分かれ道。大間へ行くか、竜飛へ行くか・・・。
この時間だったら竜飛から夕日が沈むのが見れるかな? などという全くいい加減な理由で津軽半島に決定。さらに北上。
途中の道すがら下北半島が対岸に見えてきた。
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下北半島や北海道へ向かうであろうフェリーを右手に見ながら、海岸沿いの松前街道をひたすら走る。この辺りは前走の車がことごとくのんびりしていて、時計を睨みながら我慢の走行が続く。

北へ進むにつれ、杉板張りの古い家が海岸沿いに立ち並ぶ寂しい集落が続く。寒村を中心に見られる新興基督教の黒い看板がやたら増えてきた。こんなこと言っていいのかわからないが、やはり厳しい地なのであろうか。
我慢の走りを続けながら、津軽半島の北岸に差し掛かる。東岸を走っている時に、もう日の入りを見るのは難しいと思っていたが、太陽は意外としぶとく残っていた。普段山に沈む夕日しか見ないので、その分少し余裕があるのかも知れないと思い頑張る。

夕焼けが映る対岸の北海道。幻想的。
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そして竜飛岬到着! 疲れた~。
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して、日の入りに間に合ったのかというと・・・。

なんとか間に合いますた。ってか間に合ってるよね、コレ。惜しいことに遠くが雲でかすんであまりはっきりしてないけど。
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と写真のとおりこのあと直ぐに暗くなってしまったので、龍飛崎シーサイドパークにてキャンプ。駐車場は一杯だった。テントサイトは空いていたものの、ここが空いてなかったらどうするつもりだったんだろう(笑)。

ここのキャンプサイトは異常な風と湿気で寝苦しかった。あとシャワー室がばっちくてかなり不快。FMは入らない代わりにハングルの放送がやたらと入るのは場所柄かな。
あと、キャンプ場の真上に、廃墟と化した海自の警備隊宿舎跡の建物が並んでいてちょっと不気味だった。

本日の走行距離525km。
TOTAL4,915km。

みちのくひとりたび(1)

※この記事は8/14に更新しました。

ワケあって夏休みの予定が直前まで立たなかったのだが、結局11日~19日まで全日フリーになってしまうことに。
17日になんとか取れた温泉にオフクロを連れて行く予定だけいれて、後はどこへ行こうか考え始めたのが2日前のこと。残った休みの内、前半の5日間で適当にツーリングに行くことにした。

・自宅(東京)~松島(宮城県)
何のプランもないまま北を目指すことにして、取り敢えずテントとランタン、ストーブを引っ張り出してムルティに積み込み、朝8時30分に出発。
東北道の下りは朝のニュースで既に50km近い渋滞とのことで、常磐道経由で行くこととした。

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取り敢えず先を急いでいたのでいきなり菅生SA。
名前のせいか、バイクの数が他のSAより多いと思うのは気のせいだろうか。

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仙台で有料道路に乗り換え、最初に到着したのが松島。宮島、天橋立は行ったことがあったので、これで全制覇。

と言っても周囲はよくある観光地の風情で長居しても仕方が無いので、近くの石巻市街に向かい、本屋を探す。というのも、ツーリングマップル東北版を購入するため。今頃かよー(爆)。
家出るときに探したのだが、どうしても見つからなくて仕方なく・・・。

・石巻(宮城県)~気仙沼(宮城県)
石巻で既に15時を回っていたので、直ぐに女川を目指しリアス海外沿いの国道398線、「リアスブルーライン」を北上。
沿岸部の398号線は、休日だというのに殆ど車がおらず最高に気持ちのいいワインディングロード。木立から時折見える断崖上からの太平洋が非常に綺麗。

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あまりに気持ちいいので走りっぱなしで写真も無し、気が付いたら北上川。

この時点でそろそろ泊まる所を探さなければならない時間となってきました。そう言えば朝から飯も食ってない(笑)。

気仙沼まで北上し、適当なラーメン屋でふかひれラーメン。なんかイマイチ。
気仙沼のビジネスホテルでも良かったのだが、折角テントを持参したので、近所のキャンプ場を探す。ツーリングマップルP53で最初に目に留まった岩手宮城県境の室根山望洋平に決定。早速向かってみる。

・気仙沼(宮城県)~一関(岩手県)
室根山頂のキャンプ場に到着、県営キャンプ場のようだ。
結構広々としているが、オートサイトに数台、サッカーグランド並みのフリーサイトにはテントが一張りのみと貸切に近い状態で、好きなところに張り放題。

テントを張るともう暗くなっていたので、清潔で熱いお湯の出るシャワールームでシャワーを浴びる。このキャンプ場は使えるなぁ。
シャワーから出てくると満点の星空。天の川も久しぶりに見た。しばらく見入っていると蚊やらブヨやらに集られるので、堪らずテントに避難。蚊に効くカトリスを持参して正解。

延々と懐かしいアイドルソングが流れてくるNHK-FMを聴きながら、ツーリングマップルで明日のルートをプランニング。
疲れて直ぐ寝たが、流石に山頂は寒く持参したタオルケット一枚では何度も起きてしまった。ちょっと失敗。

本日の走行距離590km。
TOTAL4,390km。

バッフル交換

6月初旬に導入したMivvのスリップオン・チタンサイレンサー。
ノーマル以上の静かさが物足りず、リベットを飛ばしてバッフルを撤去したが、外した状態では逆にあまりにオトナゲない爆音。
一度走っただけで、バッフルを元に戻した。

しかし、やはり静かな上にルックスも酷いので、代わりのバッフルを探していたところ、なかなか良さそうなのを見つけたので通販で購入。


Nプロジェクト/汎用アルミバッフル
Nプロジェクト/汎用アルミバッフル

Mivvの内径に合わせ、53mmをチョイス。1,814円x2個。

Mivvのバッフル。
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インナーパイプがサイレンサー内部で長く湾曲しており、一度周囲の消音機を介して排気する形状。静かだし排圧も小さい。

N-projectのバッフル。
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インナーパイプ無し。穴を開けただけのアルミ削り出し。
音量、音質共に結構満足いくもので、コストパフォーマンス抜群。

バッフル無しの時と比べて抜けもそれ程悪くないし、元々Mivvに付いていたバッフルに比べると見た目もマトモになった。

里帰り

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里帰りと言っても人間の話ではありません。

我がムルティストラーダを購入したドゥカティ東京ウエストに、3月の納車後以来初めて訪問。
買ってからこんなことを言うのもなんだが、東京ウエストは家から遠かったので、系列のドゥカティ練馬でメンテナンスを見て貰っていたのである。
東京ウエストからは、メンテナンスとかツーリングのお誘いの電話とかを何度も頂いたりしていて、どっかのBMWディーラーのように売りっぱなしでないところが素晴らしいのだが、こちらが東久留米まで行く気力が無く、申し訳ありません(笑)。

さて、今日は朝から洗車して、ブリスで磨いて、乾燥がてらかねてから懸案だったリアブレーキの泣きを見て貰いに行ってきた。
1098とハイパーモタードが出て、益々活気が溢れている様子で何よりだが、その分都内最大のピットを以ってしてもメカニックさんは忙しそう。

もうすぐ前回交換から3,000km近くになるのでオイル交換も依頼。前回と同じくShell Advance Vsx4、フィルター交換はなし。

また渋滞の激しい都内を八王子経由で中央道、首都高と走り、3号線を下って帰ってきた。
なんか渋滞に嵌りに行ったような感じで、あまり満足に走れなかったが、オイル交換で生き返ったようでムルティも好調。

リアブレーキの方は、走り出して直ぐは治ったかと思われたが、その内再発。家に帰りつく頃には、また盛大に鳴いていた。
面倒だから、ほっとくか。

本日の走行距離110km。
TOTAL3,800km。

天気に翻弄されますた

明け方雨音で目が覚めて、ああ今日も雨か、と二度寝。

雨さえ降らなければ、バイクか自転車で出かけるつもりだったが、ネットの天気予報をチェックすると雨雲がパラパラと移動している。
さて、どうするか。

取り敢えず出かけて雨が降ったら帰ってくるか、とムルティのカバーを捲って見ると、ここのところの雨続きでチェーンに錆が浮いていた。
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(写真は清掃後です)

こりゃまずい、と軽く洗車の後、工具箱からブラシとクリーナーを持ち出してチェーンの掃除をし、チェーンルーブ差したところで、工具入れに不要な工具が溢れているのが気になりだして工具の掃除と整頓。15mmとか18mmのソケットやら、変態なサイズのトルクスとか国産では絶対使わないスクエアのソケットとかがやたらあるのは、フランス車イジってた時の名残。
もうクルマの重整備をすることも多分ないので、スプリングコンプレッサーとかは物置行きに、1/2のラチェットはカムがバカになっているのでゴミ箱行きとなった。

あー、なんとかすっきりしたぞ、となったのが昼前。
折角油も差したし、ムルティーでひとっ走り、とようやくここで街中へ繰り出す。
またしてもムルティに跨るの3週間ぶり。梅雨よ早く明けてくれ。

当てが無いので取り敢えず第三京浜に乗って横浜方面に向かうと、黒い雲が見えてきた。
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朝から飯を食っていなかったので、保土ヶ谷SAに寄りメンチカツドッグで適当に済ませる。休みの日の朝とか遅いブランチって、なんかジャンクフード食いたくなりません?
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さあ出発、と横浜新道に向かう道で雨がパラパラと落ちてきた。
途中で降りてUターンし、家路に向かう内に雨は上がってしまったのだが、スタンドでガスを入れながら悩んでいる内に面倒になり、そのまま帰宅。
結局また40kmちょっとしか乗れなかった。

家に戻り直ぐに軽い昼寝に突入。
んー、なんか寝苦しい。暑い、暑いではないか!
あまりに暑くて起きると、なんと外は快晴でした orz

んー、なんか損した気分。

本日の走行距離45km。
TOTAL3,690km。

あてもなくツーリング

なんと、前回ムルティに跨ったのは6月9日のマフラー交換時。以来3週間乗ってなかったのは、休日に仕事とか所用が重なってしまったから。
昨日も休日出勤で丸一日潰れてしまったので、今日こそは!とムルティを引っ張り出す。

朝7時から、交換したマフラーのフレームとのクリアランスを見直すため、一度全て外して付け直し。
センターパイプにラスペネ(潤滑油)を吹き付けて可能な限り奥まで差し込むが、前回よりガソリンタンクとのクリアランスは5mm程度しか変わらなかった。
あと、フレームからサイレンサーを吊る金具に5mmのアルミスペーサーをかませて、フレームとのクリアランスはまあこれなら大丈夫かな? というレベルにはなった。

9時に前宅の引渡し確認があったので、終了後ナップス港北でサイレンサーのバッフルを取り付けるためのM5ボルトを購入。

このまま帰るのも勿体無かったので、第三京浜を南下する。
横浜新道川上ICで降りて裏道を抜け戸塚を通り、鎌倉方面を目指す。
鶴岡八幡宮前を曲がり134へ出て葉山、秋谷、佐島あたりを流す。この辺りは学生時代、授業をサボって友達や好きな女の子とかを誘い出してクルマで毎日のように繰り出していた想い出の場所、懐かしい。
おおっ! マーロウやってるんだぁ、なんて横目で見ながらも、むさ苦しいおっさん一人で立ち寄るのが躊躇われそのまま過ぎる。
ここまで来たら、城ヶ島までいっちまうか。

ということで、城ヶ島公園。
元々蒸し暑いのに加え、海風がベタベタして不快指数100%だ(笑)。
そういえば、城ヶ島公園も昼間来たの初めてかな。夜の城ヶ島公園で・・・、なんて想い出も今は昔。

結局、城ヶ島以外どこに立ち寄るでもなく、帰りは横横衣笠ICから直帰。
海沿いの一般道は蒸し暑くて結構しんどかったけど、帰りの高速は気持ちよかった。

暑さに負けず、たまには乗らないとね。

本日の走行距離215km。
TOTAL3,645km。

マフラー交換

発注後1ヶ月ちょっと、ようやく届いたマフラー。イタリアのミヴ社(Metal Industria Val Vibrata S.P.A)のチタンサイレンサー。

早速インストールしてみた。
期待していなかったが、ボルトやステーなどはビニール袋に無造作に放り込んであって、どこにどのボルトを使うのかの説明もない。
あと、予想通り全く意味不明な取付説明書。説明書に申し訳程度に掲載されている写真もボケていて何がなんだかさっぱりわからない。
よって、完全に経験と勘に頼るしかない。

早速開始。マフラー交換にはここまでバラす必要あり。
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交換するセンターパイプ。これもチタン製なんだけど・・・。
見よ、この溶接痕! ちなみに、イタリア製の高級自転車フレームの溶接部はそれこそ芸術的に美しいが、高級品には手間を惜しまず大衆品はこの塩梅なのが流石イタリアンクオリティだ。
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センターパイプを装着してみる。
んぐっ、このガソリンタンクとのクリアランス・・・。大丈夫なのか?
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さらにサイレンサーを仮組み。
こっちは更に有り得ないフレームとのクリアランスだ。これで目一杯。
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仕方が無いので、なるべくクリアランスが取れるよう調整しながら本組み。
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微妙にセンターが出てない。だって、センター出すと左のサイレンサーがフレームに当たるんだもん。
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あと、ナンバーステーとかの質感があまりにも酷い。

参考までに重量はステーなど全て込みで5.6kg
ノーマルは8.6kgだから約3kgの重量減。

最後にエンジンかけてみたらあまりに静かなんで、リベットをドリルでかっ飛ばしバッフル撤去。
うはっ、こんどはすげー爆音だ。サイレンサーの容量があるのでそんなにウルサクないと思っていたが大間違い。

早速試走。
アイドリングは家の前では躊躇する音量。しかもあんまりドゥカティっぽくないなんとなくくぐもった感じ。
住宅街を抜けて幹線道路に出るまではなるべく開けずに走り、幹線道路でやや開けてみると、やはりノーマルとは比較にならないくらい抜けがいい感じ。最後にテストコースにて高速走行をしてみるが、特に今迄詰まった感じだった高回転域まで綺麗に回る。但し、特別パワフルになったような印象はない。

まあ満足度は値段なりと言ったところか。仕上げとか音質とかが今ひとつで、他人様にはあまりお薦めできない。

あとは、フレームとのクリアランスの問題と、バッフルを装着するかどうかが悩みどころ。様子見でもう少しこのままで乗ってみることにする。

スクリーン交換

先週末注文したDPのスクリーンが届いたので装着。

ノーマルとの比較。
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写真では判らなかったが、高さも純正に比べかなり大きく、全体的にかなりバカでかい印象。

思ったとおりカウルとスクリーンが一体成型で、カウルステーに外からボルトを貫通させ装着。
なんか、微妙。ラジコンの車体みたく透明ポリカの裏からカウル部だけ黒く塗装してある、みたいなかんじで、カウルとの一体感がまるでない。
特に日光が当たるとスクリーンカウル部だけ浮いてる。
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横からみたところ。スクリーンがかなり高くなっている。
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さて、早速試走!といつものテストコース(¥200)に出かけたら・・・。(つづく)

MOC第三回定例オフ会

前回から一ヵ月半ぶりのMOC定例会。
今回は御殿場から富士吉田へ至るルート。本日も快晴に恵まれ、最高のツーリング日和。

御殿場IC出口のセブンイレブンにて待ち合わせ。
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格好いいマフラー。でも1000用しかないみたい。
こういうの探してたんだけど、620用はホントにラインナップが少ない。
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関東組集合完了でミルクランドに移動。ここで浜松組の方々と合流。
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目当てはコレ、なんだけどかなり不満の残るお味。
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ユキ(仮名)にエサを強奪されるnobuさん。
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次、天下茶屋分店に移動。
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釜飯。味はなかなか。
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木陰で佇むムルティ。
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駐車場で自己紹介など。
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さらにさらに、道の駅富士吉田で、恒例の整列写真撮影会。
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今日の名言「ムルティはケツだ」by監督
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もう一枚。
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ミルクランドのリベンジでもう一度ソフトクリーム。道の駅富士吉田のソフトはかなり美味だった。

ここで解散し、神奈川組に便乗して道志みち経由で帰宅。
道志みちは延々とおっそいクルマの後ろで悶々としていたが、渋滞を過ぎるとshinさんの後ろについていいペースで楽しめた。
途中、高速コーナーの出口で脇道から出てきたクルマに気付き、フルブレーキ。フロントが一瞬ロックしつつ、シフトダウンでリアがホップして流される場面もあったが、shinさんの後ろということもあって総じて精神的には落ち着いて走ることができた。

最後は眠気と戦いながら渋滞をすり抜けて無事帰宅。
皆様お疲れ様でした。次もよろしくお願いします。

本日の走行距離315km。
TOTAL3,400km。