自転車ノススメ

チャリ通をトレーニングと称して50回、乗り始めからもほぼ3ヶ月経過。
睡眠不足解消と健康的なダイエットを目的として始めたロードバイクだが、今のところ飽きることなく続いている。

1年前はやや肥満気味だったが、昨年末ストレスによる不眠と食欲不振で体重が一気に5kg強減少。不健康に体重が減少したため体調が余計に悪くなり、なんとかしなくてはと思ったところで、昔かじっていた自転車がブームということもあり流行に乗ってみることに決めた。

昔乗っていた頃と比べ体重で20kg増、しかも10年間運動らしい運動をしていなかった体には厳しいものがあったが、元々好きだったのでなんとか頑張れている。
そんな自転車に乗ることによる効能は、単にダイエットだけに留まらない。
そんな効果について、今日は書いてみようと思う。

・体の変化
その昔サッカーや水泳などにハードに打ち込んでいたため、運動をしなくなってからついた脂肪は食事を減らすだけでは全く落ちなかったが、自転車に乗るようになって背中・下腹・尻の贅肉が落ちてきた。
見た目でも「痩せたね」と言われるようになり、実際昨年までのスーツやジーンズなどはダボダボになった。
体脂肪率でいうと4~5%は落ちている>こちらの方が自分としては嬉しい。
一番の効果は階段を駆け上がったりした時の動悸・息切れがしなくなったこと。これは毎日営業で外回りをする自分には大きな変化である。
このまま続けていれば、もっと楽になるかなぁ。

・生活の変化
前述したストレスの原因は今でも継続中であり、思い悩むと相変わらず不眠になる。そうした中、自転車に乗ることで当たり前に疲労を感じることとなり、自然と腹が減り、眠くなる。これには相当助けられている。
自転車に乗っていなければ、睡眠導入剤の世話になり続けなければならなかったかも知れない。
また、休日に家でゴロゴロすることも少なくなって、自転車を漕いでいる時だけはいろいろと思い悩まないようになった。

・心の変化
生活の変化にも通ずるが、自転車を懸命に漕いでいる時は嫌なこともしばし忘れられる。
この歳になると、仕事以外で何かに目標を持って取り組むというのは余裕がないとできないが、実力が伴っているかは置いといてホビーレースに積極的にエントリーし、目標を持ってモチベーションを維持できているのは大きな進歩である。

昨年までは、巷の自転車ブームに「もう自分がエンジンになるなんてまっぴらだ」などと毒づいていたが、今は自転車に乗れない日はなんだかキモチが悪い。バカである。
まだまだだが、始めた頃に比べれば比較にならない程体力もついてきた。
実力が伴っていなくたって自分が考えている程人は気にしていないと思えれば、自分のペースで楽しく続けられる懐の深い趣味、それが自転車だ。

4輪でダートラをやっていた頃は、フレッシュマンからステップアップした瞬間にロクな成績を残せなくなった理由を「ギャランでランエボに勝てるか!」と機材のせいにできたが、自転車ではそうはいかないのもまた面白い。エンジンは自分自身なのだ。
高い機材は自分レベルの実力では単なる自己満足。こないだのヒルクライムでフラットバーロードの中学生に千切られてるし(爆)

健康にダイエットできて、飯も旨いし快眠間違いなし。
自分のレベルを考えながら努力し、それがそのまま結果となる。
メカ好きな男子にはイジる楽しみもある。

ジョギングは辛そうだ、とか、スポーツクラブは続かなさそう、とかお悩みの諸兄、どうです? 乗りたくなってきたでしょ?(笑)

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