Polar CS600

Polar CS200cadを使い始めて5ヶ月程度。
最初は自転車の乗り初めでもあったこともあり、心拍数とケイデンスがデータとして残せることだけで満足だった。
心拍数を徐々に下げながらより重いギアを速く回すことを目標に目安として活用し、そのために、Excelに数値を入力してグラフ化するなど、面倒なことをやっていた。
そして、なんとなく以前よりは心拍数を抑えながらペースを上げることができてきて、もう少し効率的にトレーニングデータの管理ができないかな、と思い始めていた。

そこでCS600。国内未発売の並行品。
キヤノントレーディングによれば、電波出力の関係で関係省庁に申請中、来年の発売を目指している(サイクルモードでのヒアリング)とのことだが、正直待てませんですた(笑)。
国内で正規に発売されているCS400に行かなかったのは以下の理由から。

1)電波の伝送周波数がCS200とCS400では同じで、踏切や高圧線でハートレートが異常値を示したり、信号機の横で速度が異常値を示したりするのは改善されないから。
2)最近は心拍数計測よりも出力(クランク、あるいはハブでの出力を計測する方法)計測によるトレーニングが有効とされているが、現在発売されているパワー系計測機器は高級チャリが一台買えてしまう程高価なモノばかり。貧脚ド素人の自分には勿体無いが、CS600はオプションでパワーキットに対応している(パワー計測の精度に疑問があるらしいがまあ自分レベルでは目安だから)から、いずれ必要性を感じたらバージョンアップできるかな、と。

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本体はCS200より若干大きいが気にならないレベル。電波出力か、周波数の違いか、後輪にスピードセンサーを付けても全く問題なく拾えるので、ローラー台を想定して後輪にセンサーを装着。
スピード、ケイデンスの反応速度はCS200に比べて若干早いかな、程度で相変わらず若干遅れる。
踏切や高圧線で数値が異常値を示すことは皆無。いじわるして電車通過時に踏切に思いっきり近づいてみたりしたけど全く問題ない。

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PCへのデータ転送はUSBにirdaを装着しこのように行う。純正のirdaは法外に高いので、実は最初汎用の1,500円程度のirdaを買ってきてなんとか接続しようと思ったが、悪戦苦闘の結果結局ダメだった。純正は一発接続、最初からコレ買っとけば良かった。

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データを転送するとカレンダーにトレーニングの詳細が表示される。その他体重や天気等は自分で入力。

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走行記録はこのようにグラフで表示できる。速度、ケイデンスは一定だったかとか、走ったコースの標高差はどんなだったかとか、心拍レベルがどのゾーンに入っていたかなどがコレでチェックできる。
グラフで見ると信号でのstop&goが多くてあらためてヤになるが、やっぱり意識しても昇りではケイデンスが落ちてしまうし、平地でも一定の速度で走れてない。

値段なりの満足感があるかと言えばちょっと微妙だけど、データ管理の効率化と、他の電波の干渉を受けないことが精神的安定には大いに寄与している。あとやっぱりグラフとかでビジュアルで入ってくるとモチベーションが違ってくるというのもあるかも。

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