エアバッグを着る

「エアバッグを着る」と云うとバイク乗りの方は結構ピンとくるのではないかと思います。
そう、無限電光のhit-airですね。

もう10年近く前になると思いますが、発売当初は「キワモノ」扱いでした。実際エアバッグが内蔵されたジャケットのデザイン等もかなり残念な感じでしたが、最近はデザインも良くなり、白バイ隊に正式採用されたりして、ようやく市民権を得たという感じでしょうか。

お値段もそれなりに立派なので、なんとなく欲しいなと思いながら実際に手にすることは無かったのですが・・・。

mts0117
たまたま某オクで発見してしまい、かなりお買い得な価格だったのでポチっと、中古ですけど。
今日ツーリングから帰ったら届いていたので早速袖を通してみました。結構重いけどサイズもジャストで良かった。
去年新調したDUCATIのDainese製ジャケットが痩せたおかげでブカブカになってしまい新しいのを物色していたところだったのでラッキー。

写真でブラブラなってる紐をバイクのフレームに装着しておき、乗る時にウェア側の紐とバックルでワンタッチ固定。転倒などしてバイクと体が離れた瞬間に、 CO2ボンベにつながったこの紐が引かれ、ジャケット内の空気室にCO2が瞬間的に充填されてエアバッグが膨らむ仕組みです。
CO2ボンベは補充用部品として売っているので、一度試しに「プシュ」とやってみたい衝動に駆られますが、膨らんだ空気室をちゃんと元に戻せるのか未調査なのでやってません。

さて、過去に何度か転倒したり飛んだりした経験上、地面に叩きつけられた時の衝撃というのは、それはもう恐ろしいものです。プロテクター入革ジャン等を常用していたこともあり、幸いいずれも肋骨が数本逝ってしまっただけで済んでいますが(頑丈に産んでくれた親に感謝)、背中等から落ちたら、と考えると怖いですね。

このhit-airは、首、背中、腰、脇腹部分が膨らんで衝撃を吸収してくれるようです。
実際に役に立つことがないよう注意しつつ、万が一の時の安心という意味では心強い味方になってくれると思います。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。