カテゴリー : [過去所有]BMW R1200GS

New Multistrada1200 & R1200GS DOHC

そう云えばハンドル引いてからまだGS乗って無かったなw yocchiです、こんばんは。

ちょっと前の話題になりますが、Ducati Multistradaのフルモデルチェンジ、Multistrada 1200がミラノショーで発表になりましたね。
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ちょっとクチバシが野暮ったいwww デザイン的には今のMultiの唯一無二な独特感が好きかな。

内容としては、いよいよエンジンも1198と同じ水冷の4バルブ(150HP)となって、上位モデルでは電子制御サスペンション、ABS、トラクションコントロールが装備されるようです。そして走行モードによってエンジンパワー、車高、サスペンションの固さ、ABS・トラコンの介入率を自動的に変更してくれるモードスイッチが備わるらしい・・・デスモならではのスポーツライディングとツーリング性能を兼ね備えた楽しそうなバイクです。

ただ、Enduroモードがあるのはいいんだけどフロント17インチは無い気がする。GSを意識したと思いますが、Ducatiブランドとしてはどうしてもオンロードのパフォーマンスを重視せざるを得なかったんだろうな・・・ま、オマケでしょうね。
自分の使い方では17インチでも十分なんですがw

実はGS買う前はコレが出るまで待とうと思ってました。実際にはGSの方もモデル末期で、Multiを実質値引きとも言える額で下取りしてくれたので決めてしまいましたが、新しいMultiはより大きく価格も立派になってしまうとのことで、まあGSで良かったのかなと思うことにしますwww。
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さてさて。
我がBMW R1200GSの2010モデルも発表。
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えっ? どこが変わってんの?www

実は・・・なんと・・・遂にDOHCヘッドになったんですね。
それ以外の変更点はどうやらなさそうです。
ま、9月に09モデルを買う時にも(ディーラーの人ははっきりとは云わなかったですが)限定モデルが出たり、値引き率が高いこともあって、多分2010年はフルチェンジだと思って割り切って買ったので、DOHC化だけとは逆に驚きでした。
現行のR1200GSは07までと08以降は外見は似てますが内容的にはフルチェンジと言っていい程変わっているので、DOHCモデルで1~2年引っ張ってからいよいよフルチェンジということなんでしょうかね。

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かなりコンパクトなDOHCヘッド。
次期モデルが楽しみです。

さて、Multiもかなり力を入れたフルチェンジをしてきましたが、元祖アルプスローダーのYAMAHA TDMはどうすんのかな。
ミラノショーに日本のメーカーの出展が無かったそうですが、多分今の経済情勢では意欲的なフルチェンジは期待できないんでしょうね。
あと、スーパーテネレは本当に出るんだろうか・・・。モーターショーではコンセプト・オブジェだったらしいけどw
(新しいテネレはかなりカッコイイね)

ハンドル引いた

先日の “ハンドル引きたい” の続き。yocchiです、おはようございます。

アルミの切れっ端に53,000円はねーよ、と思っていたら、類似品が運よく某所にて入手できました。これも安くは無かったけど他に選択肢が無いことを考えるとまあ妥当な価格だったので、取り敢えずヨシとしましょう。

さて。
BMWだけなのか最近のトレンドなのかは良く判りませんが、GSにはE型トルクスねじが結構使われています。今回交換するハンドルクランプの取付ボルトもE12とE10の2種類(’08モデル以降のみ)が使用されてます。
E型は持ってなく、先週近所の工具屋を探してみたらセット販売しかなかったので、Amazon Primeの翌日配送で取り寄せました。在庫あるところがエラいよw
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取り付けるライザー。ハンドル位置が20mm上方 & 40mm後方へ移動できるらしいです。
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ノーマルクランプとの差。
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早速取付。ブレーキ & クラッチオイルにエアが噛まないようにハンドルを保持しながらなので、全ての工具や部品が常に手の届くトコロに置いての作業。特にブレーキはABS付きなのでエアが噛むと厄介です・・・多分。
ハンドルの高さはできればなるべく上げたくないんだけど、寝かせるとハンドルを切った時にスイッチがタンクに当たるかも知れない、ということでハンドルバーとクランプカバーに取付位置をマーキングしておいて、ハンドル角度も取り敢えず同じにしておきました。
ライザーの工作精度もまあまあで、それ程難儀無く完了。

横から。Before
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After
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上から。Before
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After
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かなり後方に引くことができました。40mmは流石に引きすぎかと思ったけど、どう考えてもドイツ人とオイラの手の長さは4cm以上の差があると思うので、まあ大丈夫かな、とwww 今まではハンドルが遠くかなり前乗りになっていたので、窮屈だったら少し後ろに座ればいいし。
今日はこれから自転車のレースに行くので試乗してませんが、跨ってみた感じでは上体が起きて非常に楽そうです。ワイヤーの取り回しも見た目には特に問題ない感じ。

若干不安だった、ハンドルをフルに切った時にタンクに当たるのでは? という懸念は・・・。
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一番近いウインカーキャンセルスイッチとタンク間で5mmくらい。左はホーンスイッチが同じ状況。コケてハンドルが押された時に当たるような気もしますが、通常使用ではまあ問題ないレベルじゃないでしょうか。
但し、これ以上ハンドルは寝かせられないなぁ・・・。

ということで今日は取り付けてみただけなので、後日レビューを追記する予定です。

慣らし第一段階終了

取り敢えずGSの慣らし第1段階を終えました。yocchiです、こんばんは。

1,000km達成で4,000rpm縛りを終えましたので、あとは500km毎に1,000rpmずつじっくりと上げて行く予定です。

さて、GSでは初の名古屋遠征。行きは東名、帰りは中央で計730km程走ってきました。
行きの厚木あたりでODOが1,000km突破したので、4,000rpm縛りを解除し徐々に4,500、5,000rpmと上げていき、時々もう少し回しながら4,500rpmあたりを常用巡航回転として使用。
体が慣れてきたのか、エンジンがこなれてきたのか、4,000rpmまでの回転上がりがスムースに感じてきたのと、巡航時の振動はかなりマイルドになったような気がします。それ以上はまだガサついた感じ。
元々あんまりスムースなエンジンじゃないし回しても楽しくなさそうだけどね。でも力強さは流石です。

ちなみにMulti620で精一杯なあたりでも余裕の巡航。
GSは排気量の割に105hpと控えめだけど、やっぱり排気量倍はダテじゃない。

ハンドルがやや遠いのは段々慣れてきたけど、高速巡航ではやっぱりもう少しハンドルを引ければ楽になるだろうなぁ。
あと気づいた点としてウインドプロテクションはなかなか優秀で今日くらいの気温だと充分ですが、もう少し寒くなったら物足りなくなるんでしょうか。

帰りは中央で。気温は長野あたりでも12℃くらいでそんなに寒くないけど、夏用のグローブだったのでグリップヒーターが有難いです。
岡谷あたりだったかODO1,500kmを超えたので、5,500rpm、6,000pmとまた徐々に上げていき、常用巡航回転を5,000rpmあたりへ。
が、雨が降ってきて途中から土砂降りになってきたので、途中から4,000rpm~4,500rpmに戻しました。

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雨での高速巡航は安心感があって頼もしい限りでした。
そういえばSAからの加速車線の白線でリアがズリっと振れたけど、トラコンが介入したような感触は無かったなぁ。その辺はクルマのようなシステムを期待しちゃいけないのか・・・。

あとは、懸案のトップケースだけど、詰め方を考えたらHit-Airのハーフコートタイプのエアバックジャケットとブーツ、グローブは入りました。
クラウザーのK5あたりに変えようと思っていたけど、遠征の時はなんとかなりそうなのでしばらくこのままでいこうと思います。

ODO:1,690km

ハンドル引きたい

GSのお話。yocchiです、こんばんは。

ここ数日ちょこちょこ走って、今日もウロウロしてきたので距離は960kmまで行きました。4,000rpm縛り解除までもう直ぐです。

さて・・・GSにも結構慣れて勘を取り戻してきたけど、やっぱりハンドルが遠いのが気になります。
これでも08モデルからハンドルが多少手前になったらしいんですが、やっぱりそこはドイツ車なんで、日本人の中でもとりわけチビな自分にはやっぱりポジションがデカいのに変わりないんですね。

自分のはローダウン仕様でシートが3cmくらい低くなってるけど、ハンドルの取付位置はそのままなので、余計にハンドルが高くて遠く感じるのかも知れませんね。

07モデルまではハンドルセットバックキットは何種類か発売されていたのですが、08モデルからハンドルクランプの取付方法自体が変わってしまってて、07以前用のは加工とかそういうレベルじゃなくそもそも使えないみたい。1万円で見つけたいいヤツがあったんだけどなぁ・・・。
ハンドルの高さを上げるライザーはいくつか出てて、ハンドル持ちあげればキャスターが寝てる分手前にくるんだろうけど、そもそもこれ以上高くしたくないし。
ということでここ最近ネットで散々探してたんですが・・・1つだけありました。あったんですけど

MV Handle Bar Adapter R1200GS 08+

53,000円ってなんだよ。鍛造? www

どう見ても鋳物だけど・・・そういうことじゃなくて。製造元の現地ではこれ140EURです。それもいいけど本国の公式サイトでは日本から買えないようになってんだよ。キタネーな。
「困ってるチビはどうせ買うだろ」的な足元見てる感がプンプンでムカつくんだよ。
ヤナセで聞いた時も「数売れないですからねぇ」とか平然と言われたけど、ハリケーンのクランプだってそんな数出ないだろ。ハリケーンだったら5,000円だwww

ということなので、妹に買って送って貰うとか、なんか考えることにします。

ODO:960km

初回点検

攣ったふくらはぎが痛くて、まだ自転車に乗れる体ではありません。yocchiです、こんばんは。

さて、ここまで850kmばかり走行したGSですが、ディーラーによると800~1,200kmの間で初回点検を受けること、とのこと。
土曜日に800kmを超えたので預けてきて、今日上がったとの連絡があり会社帰りに引き取ってきました。

初回点検内容は、バルブクリアランス調整、インジェクション同調、その他各部調整だそうです。この工賃は車両代に含まれているとのことで初回点検費用自体は無料ですが、エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル、ファイナルドライブオイルのみ実費でした。

帰宅後用があったのでディーラーから家までの10km程度の走行でしたが、明らかにエンジンの回りが滑らかになっていました。これは同調を取り直したからなんでしょうかね。あと、バックファイアも多少少なくなったような気がします。
そう云えば、メカさんにバックファイアが出る原因を聞きましたが、BMWはエミッション絡みでガスが薄めのセッティングなんだそうです。濃いのかと勘違いしてました。

慣れてきたからか段々スムースに転がせるようになってきて、なかなか楽しくなってきましたよ。

慣らし(3)

今日ディーラーに初回点検のため入庫の予約取ってあるんですが、実は朝の時点で555kmしか走ってないので無理やり距離を延ばしてきましたw
ディーラーからは800km~1,200kmの間で入庫してください、って言われてたので、来週セガレに会いに行く遠征の前に点検終わらせておきたかったんですよ。遠征行った後だと1,300kmくらいになっちゃうし、できれば遠征の時には4,000rpm縛りを解きたかったからね。

ということで、東名に乗り西へ。クルマの流れに乗り走行車線をゆったりと3,000rpm~4,000rpmで巡航。4,000rpmでだいたい110km/hくらいね。
速度にあまり変化が無いのですぐ飽きてしまい足柄で最初の休憩。
慣らし3-1

時間も勿体ないので直ぐに出発し、富士でおりて西富士道路を北上。富士西麓を走って次の休憩地は朝霧高原。
曇ってる上に風邪が強くて寒いです。気温13℃。
慣らし3-2

衝撃的に不味い肉まんを頬張ってからまた直ぐに出発し、赤池、本栖、西湖を経て河口湖から中央道。談合坂にて再び休憩。
慣らし3-3
薄日が射して多少暖かくなってきました。

張り出した水平対向のシリンダーは、足へ当たる風を軽減してくれるという効果もありw
慣らし3-4

メッツラーのゾウさん。Multiの時には前は端まで使えていた割に後ろは何故か端まで余りまくってたけど(要は下手なんですけど)、GSはズバッと倒しこんでも安定しきっているので、ゾウさんもそう長くはなさそうだwww
慣らし3-5

ここまで高速が多かったので燃費は21km/Lくらい。ペースを考えるとそんなに良いワケじゃないな。そもそも、アクセルオフで盛大にバックファイアが出るので相当濃いような気がします。1100GSの時もそうだった。
距離が伸びてアタリがついたら多少は良くなるのだろうか・・・。
慣らし3-6

そのままガラガラの中央道上り線を走って首都高に入り、ディーラー最寄りの出口で降りて点検入庫。本日は295km走行で、トータル850kmです。
ここまで半分以上高速で慣らしをしてきました。よく「各ギアでアタリをつけないと慣らしの意味がない」なんていうけど、たかが1,000km程度で出来っこない。それより、エンジンの初期アタリをとっととつけて、回せるようにしてから各ギアを慣らしていく方がよっぽど理にかなっていると思います。渋滞にはまって組んだばっかりのエンジンに余計な負荷をかけるよりは全然いいです。
だから高速で慣らしを終わらせても全く問題ないんじゃないかな。

さて、今日は前回程尻が痛くなかったけど相変わらず背中、特に肩甲骨の辺りが痛い。ハンドルが遠いんだろうなぁ。先ずはハンドルを手前に引いてみて、姿勢が改善された状態で尻も痛かったらシートの加工も考えてみよう。
その他の改善項目は、やっぱり積載性か・・・トップケースを変更するか、パニアを付けるか、遠征の時の使い勝手を見てみてから。

慣らし(2)

朝ローラー回して、風呂入って、飯食って、ボーっとしてたらあっという間に9時過ぎ。
何かかったるくなってしまい、GSの慣らし運転に行く気力が失せてしまいかけましたが、何とか気合いで10時半頃出発。

取り敢えず行き先も決めないまま第三京浜に入り、何となくアクアラインを抜けて房総半島。
一気に館山道の富楽里ハイウェイオアシス。
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ハーレー多いっすね。
というか今日の房総は全般的にやたらハーレーが多かったような。

ちょっと休んでそのまま南下し、白浜から外房を走って鴨川で昼飯を食べたあとは、またさらに北上。3連休の割にはそれ程混んで無く、ボチボチのペースでひたすら走り倒してーの・・・。
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うみほたるwww

いや、昼飯以外はホントに走りっぱなしでしたよ。あ、コンビニで2回くらい休憩したけど。
なので、写真もホントにこれだけw

銚子まで根性で行って東関道で帰って来ようかな、と思っていたけど、一宮で力尽きて内陸へ。まだポジションに慣れてないからか、ケツが痛いのと、ケツを庇って体制をいろいろ変えていたら腰が痛くなってしまいました。

ということで、ただ走っただけ。走っただけだけどたったの340km。

なんかえらい中途半端だな。これでセガレ遠征行くと往復700kmだから、初回点検予定の1,200km超えちゃうよ。
1,200km超えたら点検できない、なんてことは無いと思うけど。

本日の走行距離:340km
ODO:555km

慣らし(1)

夜更かしして、9時起床。
久しぶりの快晴なので、しばらく洗ってなかったクルマを洗車してから、教会へ行き昼に帰宅。

来週は自転車のレースもあるし、練習に出掛けたいところではありますが、折角買ったのに1週間でまだ50kmしか走ってないGSの慣らしをとっとと終わらせたいということで、GSに跨り出掛けてきました。

行先は、最近ご無沙汰のヤビツwww
・・・ってご無沙汰なのは自転車の話だけど。

R246をクルマの流れに合わせてチンタラ。陽射しは強いですが空気が乾燥していて非常に快適。走っていれば革ジャンでも丁度いい陽気です。
名古木を右折してヤビツに向けて登って行きます。
今日は最高の天気なので自転車やハイキング、トレイルランの人も多く、かなり賑わってました。
こんな天気の日にバイクで流してていいのか・・・オレ。

ヤビツ頂上にはゆっくり登って20分弱で到着。やっぱ動力付きは速いねw

峠では、看板前でネタ写真でも撮ろうかと思いましたが、何かの集会か、と思うような数の登山の方々がバス待ちをしていたので、ちょっと恥ずかしくなりやめましたw

そのまま裏に降りていくと空気はひんやり。GSの気温計は15℃を表示していて、グリップヒーターをON。こりゃ快適だ。
路面の荒れたコーナーでも重心の低いGSは安心感があって、リーンウィズで丁寧に抜けていくのが非常に気持ちいいです。
裏ヤビツの細い道で、クルマ同士がすれ違えずに動けなくなっている渋滞に何度か引っ掛かったものの、宮が瀬湖畔でようやくGSを止めて休憩。
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しばしひなたぼっこしながら、周りから眺めてみたりして。

やっぱ、GSはこの角度か真後ろが個人的にはベストショットだと思います。
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それにしても↑の画像。
路面はかなり右に向かって下がってるんだけど、それでもこの傾きはどうよw
ローダウン用のサイドスタンドが工場出荷装備されてるんだけど、やっぱりこれだけ傾けたいのね。
右側走行の欧州仕様のままだから、道路が外に向かってカントしてる分左側通行の日本では傾きが大きいとか実しやかに言われているけど、多分それは真実じゃなくて、BMWはやっぱりGSをオフ車として見てるんでしょうね・・・。
実際は、オーソドックスなテレスコのオフ車ほど意味あるようには思えないけど。
第一、この重量級バイクをサイド畳んで正立させるのが一苦労なんだよwww

裏ヤビツは、ここのところの悪天候でドロドロのヌタヌタだったので、ほんの少しだけGSらしくなりましたw
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そんな感じで、宮が瀬には結構長居してしまったので、もう陽も傾き始めてしまい、慌てて相模湖方面を流して中央道へ。
高速では慣らし中ということもあって相変わらず退屈。高井戸で降りて帰ってきました。

今日の行程は約170km、ODOは215km。
慣らしは1,000kmとのことだけど、800~1,200kmの間に入庫して初回点検を受けてくださいとのこと。少なくともまだ600kmはあるよ。
このまま月末のセガレ遠征まで乗らないでいて、遠征から帰ってきたら点検のいいころあいだけど、それまで乗らないってのもなぁ。

・・・明日終わらすかwww

本日の走行距離:170km
ODO:215km

トップケース

先週からネタにしようと思っていて忘れていたニューマシンのトップケースネタです。

以下、ちょっと理屈っぽくwww

トップケースってのは、バイクの後ろに装着する後付けトランクのようなものです。通称「箱」とも言います。

バイクは基本的に、構造的・操縦特性的な優位性を生かした動力性能と機動力が命ですので、元々積載性はあまり重視されていません。
その究極のカタチはスーパースポーツ、あるいはモトクロッサー、トライアルマシンなどですね。

一方でその機動性を生かして、気軽に旅をしたいという方向性も自ずと出てきます。そういう場合は、タンデムシートにテントや荷物をうず高く積み上げてネットやゴム製のコード等で縛り付けるのが一般的です。
しかしながら、この方法だと不意の悪天候時には荷物は雨ざらしになるし、パッキングのスキルによっては荷崩れや、取り出したい荷物がなかなか出てこない、等という問題も発生します。

そこで、国間移動などの長距離ツーリングの元々盛んなヨーロッパで考えだされたのが、雨でも荷物が濡れることなく、荷物を気軽に放りこめるトップケース及びパニアケース(車体の左右に取り付けるトランク)です。
多分、最初は旅行用トランクをリアキャリアに括りつけていたのが始まりなんでしょう(推測w)
サイクルロードレースの本場ヨーロッパでも、カメラバイク等にも着いていることが多いですが、タンデムの背もたれにもなり同乗者の安全にも寄与します。

但し、その取付位置や形状により、走行安定性に少なからず影響を与えたり、後ろにバカデカい箱が着いているのを許せない美意識な人がいることも事実です。
実際、スーパースポーツにはとてつもなく似合わないシロモノであることは間違いありません。

それでも、コレの便利さを一度知ってしまうと、もう箱ナシでは生きていけないカラダになってしまい、重症になってくると「箱の似合うバイク」みたいな、「箱」がメインなのか、「バイク」がメインなのか本末転倒なバイク選びをしてしまうおバカな人がいる程です。

・・・って、オレだっ!wwwww

そういうワケで、前置きが異常に長くなってしまいましたが、今度のGSも「箱が似合う」という前提だったことは言うまでもありません。
というか、本質は積載性重視、ということなんですけども。

さて、GS購入時にトップケースをどうするか、ということは最重要課題だったワケですが、決算期のサービスということもあり純正トップケースに決めました。
あと、GSのトップケースは有名なHEPCO&BECKERやRIMOWAの真四角なトップケースのイメージが強かったことも決めてです。

但し、ある程度予想はしていましたが、四角いトップケースはモノが入らない・・・。
純正トップケースは内部のレバーで箱の高さが可変するようにできていて、伸ばすと35L弱くらいはあると思いますが、それでもMultistradaの時に使っていた、GIVI V46(46L)に比べると悲しいくらい入りません。

箱を並べてみました。
Topcase その1

左がGIVI、右がGS純正。GSの箱は可変レバーにより延ばしてあります。後ろの位置は合わせてありますが、一見すると「そんなに大差ない」風に見えますね。

でも。
GIVIはこんな芸当ができますが(勿論蓋もちゃんと閉まります)
Topcase その2

GS純正箱はこのとおり。
Topcase その3

てか、ヘルメット入れたらあとはグローブくらいしか入んないじゃん orz

GIVI箱は45L程度の箱をもう10年以上前から使っていましたが、当時は米5kgとか、トイレットペーパーとか余裕で放りこんでいました。普通の買い物だったらクルマ出す必要ないくらい重宝していたので、GS箱が物足りないのは、大きいのが当たり前な感覚になってるせいもあるかな。

名古屋遠征とかの時は、ライディングジャケットやブーツを箱に入れて、ヘルメットはホルダーに吊るしていましたが、GS箱ではそれすら出来なそうです。
すり抜けに不安があるので、購入時にはパニアは要らないと思ってましたが、これは真剣に検討する必要がありそうだな・・・。

ちなみに、パニアをフル装備するとこういうことになります。
BMW R1200GS

写真では巨大なタンクバックも着いているのでバカさ加減が強調されてますが、それでもパニアの迫力だけでも凄いですね。
噂によれば、パニアケースを最大まで延ばすと幅が1mくらいになるそうで、取り外し式のタンデムシートを外すとパニアケースの上に平らでデカいスペースが確保できそうなので、車輪さえ外せば自転車が乗りそうだなぁ・・・なんてバカな妄想をしたりしてwww

GS納車

眠すぎて更新するか迷いました・・・寝ろよwww

ヒルクラ後ディーラーから携帯に電話があって、急遽今日GSの納車が可能とのことで、帰宅後風呂入ってから引取りに行ってきました。
取り敢えず綺麗なウチに撮っておこうと片っ端から撮ってきた画像中心で。

到着したらおもてに「契約車両に付きお手を(ry」な状態で待ってました。
ホイールは元々キャストでの在庫でしたが、やっぱGSはスポークでしょ、という思い込みで交換して貰いました。あと、フロントフェンダーの黒いカバー(くちばしみたいね)もオプション装着。
GS納車その1

横から撮ってみる。デカっ。
これでもローダウン仕様でノーマルよりハンドル高さで3cmくらい下がってるんですけどね。
GS納車その2

斜め後ろから。基本的なディメンションとかは変わってないはずだけど、以前乗っていた1100GSから比べると随分と近代的なフォルムに見えます。隔世の感あり。
GS納車その3

水平対向のシリンダが突き出しているのがRシリーズの特徴です。宮崎駿的ノスタルジーというか、新しいのに旧い、みたいなとこがオトコノコ心を妙にくすぐると感じるのはオイラだけ?
エキマニもまだピカピカだ。距離走るとマダラに焼けちゃんだよね。
GS納車その4

顔もすっかり近代的になりました。
個人的には1150GSのラピュタのロボット兵みたいな顔が好きだったけど、これもなかなかイイです。
09モデルの途中から、ウインカーがLEDになったらしい。
GS納車その5

一番変わったなぁ、と個人的に思うのがスイングアーム。
Rシリーズはシャフトドライブで、スイングアームとドライブシャフトが一体化されてますが、昔のはそれこそアルミの塊みたいなもっとゴツいヤツでした。なんか凄くスマートになってる。
GS納車その6

相変わらず素っ気ないメーター周りだけど、それでもディスプレイとか格段に高機能になりました。燃費計とか走行可能距離とか・・・4輪みたいです。
ABSとトラクションコントロールが付いているので、その辺のインジケータとかも。てか2輪のクルマみたいだなwww
GS納車その7

ウインカーはBMW独特の左右独立して操作するタイプ。右に出す時は右のボタン。左は左。消す時は右のキャンセルボタン。ハザードは左右一度に押します。操作しやすいかというと・・・個人的にはかなりギモン。
ちなみに右にはスターター&キルスイッチ、ウインカー、ウインカーキャンセラー、グリップヒーターのボタン。
左にはABSとトラコンのキャンセルスイッチ、ディスプレイの切り替え、ウインカー、パッシング、ホーン。
gs008

納車セレモニー後あらためて跨ってみたところ、片足しか着かないけど重心が低いのでそんなに緊張感はありません。
ただ、やっぱりデカいし、ハンドル位置が高いので、Multistrada620に慣れた体にはバイクを押しての取り回しがキツいです。これは慣れるしかないですね。

そして、そのまま首都高で横浜行って帰ってきました。
取り敢えず1,000kmまでは4,000rpmで慣らしとのことなので、非常に退屈です。エンジンの特性もそうだけど、デカいスーパーカブ転がしてるみたいだwww
あと、久しぶりの19インチの特性に慣れてないのか、曲がらねーw
ついハンドルこじりそうになるけど、体預けるように倒しこんでいかないと全然ですね。外側の側壁に張り付きそうになったよw

ただ高速での安定感は凄いし、まだ降ろしたてでショックも馴染んでない筈だけど乗り心地もいいです。この辺は、高速で長距離移動という使い方重視で選んだので良かったと思います。

取り敢えず初日はこんなところ。
眠くてダメだ。おやすみなさい。