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慣らし運転その3

休日は慣らしの日。
Tシャツ、スウェットの上に、DPのライディングジャケットを羽織り、下はユニクロのモモヒキの上にジーンズのいでたちで6時に家を出発、箱根を目指す。

ダイネーゼのグローブをはめた手が目黒通りに出た時点で既に冷たかったのだが、そのまま第三京浜に入ってしまう。やはりというか、3分もしない内に手の感覚が死亡。
第三京浜から横浜新道、一国、134、西湘バイパスととっとと抜けて最初の休息は西湘PAにしようと思っていたのだが、仕方なく保土ヶ谷PAにて停車、予備のウインターグローブを装着し仕切り直しである。

MTS620は快調そのものだが、それにしても寒い。直ぐに暖かくなると思っていたがナメすぎた。

西湘PAでしばし休息の後、西湘バイパスを抜けてターンパイク。
後ろからインプレッサが迫ってきたので、前に詰まっていたクルマを2車線になったところでパスすると同時に譲る。その後コーナーの連続する区間で後ろに就いていくが、立ち上がりで慣らし上限の5,500~6,000rpmを超えてしまい、ペースを落とすうちにあっという間に引き離された。

上の方にくるともう寒さが身に凍みてどうしようもない。上半身には無駄な力が入ってしまうし、足に力を入れると震える始末だ。道も黒く光ったりしているところがあり、注意深く進みながら大観山に到着。

大観山駐車場近辺の光景
daikan1
判りにくいが、後ろの木々が白いのは霜である。実際、到着した8時頃の気温は1度。
寒いわけだ。

その後の予定は、当初伊豆スカイラインを途中まで走って引き返してこようと思っていたが、前述のとおり装備が軽すぎたのと、十国峠までの道が黒光りしており融雪剤が撒いてあったため、熱海方面に降りることにした。
熱海に抜ける道は勾配がきつくRの小さなコーナーが連続する道であったが、寒さで体が縮こまってウマくコーナーが抜けられない。

熱海から海沿いを湯河原に抜け、真鶴一般道で小田原方面を目指す。海沿いだからか暖かく、ようやく体もほぐれてきて快調にすすむ。
対向車線はこれから湯河原・箱根方面に向かうツーリングの集団がぞくぞくとすれ違っていく。この寒さだ、時間的にはそれが普通だろう。

給油後自宅へ向けて出発。
とにかく寒く、トイレも近いし自分のことで精一杯、バイクのことは構っていられない慣らし運転であった。

本日の走行距離215km。
TOTAL645km。

鞍替え?

ドゥカティ東京ウエストでのMTS620納車よりまだ1週間、距離にして430km。

納車の際に、電車を乗り継ぎ徒歩込みで1時間半かかった。
電車に揺られている間はまだいいのだが、同店は最寄の駅から遠い。歩いて15分以上の距離だ。

1,000km 点検や軽整備、または用品の購入など、MTSに乗っていってその日に帰ってこられる場合はちょっとした遠乗り感覚で良いのだが、10,000km点検や車輌預かりの伴う故障、重整備などの場合は、入庫して電車で帰り後日また電車で取りに行くということを考えるとアタマが痛くなってくる。

それならば、電車で15分、歩いても30分程度のドゥカティ東京大田で購入すれば良かったのだが、前に書いたとおりたまたま東京ウエストに在庫があったもんだから、今更言っても仕方が無い。

とは言え、これは後々まで由々しき問題である。
と、そう言えば東京ウエストは系列にドゥカティ練馬があったなぁ、と思い出した。ドゥカティ練馬だったら家から電車で徒歩時間を入れても50分程度だし乗り換えも1回で済む。何より最寄り駅から近いのが良い。

そーゆーワケで、今日突発的にドゥカティ練馬を訪問。お店の綺麗なおねーさんに、今後の整備をこちらにお願いしても良いか聞いてみた。
結果はOK。同じ会社なので全く問題ないとのこと。

ということで初回点検を予約。今後はこちらにお世話になることが多くなりそうだ。
あとついでと言ってはなんだけど、MTS620で気になっている点を改善すべく、以下の品を発注。
・DP製MTS620用リアフェンダー
・de”LIGHT製イージーポジションステアリングバー
・同アルミハンドルバーエンド
・DUCATI CORSAタンクプロテクター

さて購入した東京ウエストについてヨイショ<決して言い訳ではない(笑)。
露骨に新規購入の客優先で売りっぱなしのBMWディーラーとか、そもそも基本的な接客態度からやり直しな某国産ディーラーとかいろいろ付き合ってきたが、東京ウエストで担当してくれたセールスのM氏はそれらとは一線を画した非常に誠実な対応で、接客もサービスも申し分なかった。M氏とのお付き合いを大切にしていきたい思いは変わらない。

お店には何の不満もない。また何か買いに行きます。ただ遠いだけ、ゴメンね。

ストレッチ

久しぶりのバイクで体のアチコチが痛いのは、やはり運動不足が原因だろうということで、月曜日から風呂上りのストレッチをしている。

主に下半身と肩廻りを中心としてやっているが、昨日はちょっと気合を入れすぎたからか、腿から脹脛にかけて足の後ろ側が痛い。

ストレッチで体が痛くなるとは・・・。
相当なまっているようだ。

歳を感じる

土日で430km程Multistradaの慣らしをしてきた。
昨日は心地よい疲労感で床に着いたが、今朝起きると体のアチコチが痛い。

まず一番酷いのは左腕の筋というか腱というか。クラッチ操作によるものだろう。
MTS620の湿式クラッチは軽いと書いたが、手が小さいためレバーが遠く、やはり渋滞などに嵌ると正直辛い。

次に尻。
これまた体格の問題もあろうが、足つきが悪く信号や渋滞のたびに前方に座る必要があり、シートの角に当たる部分が痛くなる。
あと想像以上にシートが固かったのも原因かも。

カスタムはこの辺りをなんとかするところからか。

慣らし運転その2

慣らし運転その2(午後の部)

昼頃、愛用していたGrand Axisが次のオーナーの元へ旅立っていった。手元に置いておきたかったが、置き場所の都合で泣く泣く手放した。今迄有難う。

その後暇になってしまったので、昼から箱根。
東名~小田原厚木道路で一気に小田原まで。MTS620は5,500rpmの上限でも流れに合わせるのは容易だ。
市街地ではやや固めの足回りだが、高速では非常にしなやかで乗り心地が良く素晴らしい。
一方、一見プロテクション効果の高そうなスクリーンは、両端がラウンドしているせいか鎖骨から肩に掛けてモロに風を受けてちょっと疲れる。見た目の印象と違うので余計にそう感じるのかも知れない。

オダアツを降り、ネーミングライツで”トーヨータイヤ”の冠がついたターンパイクで大観山まで登る。ターンパイクは地元の教習所がコースとして使っており、途中何度も教習車の後ろに長い列が出来る。

高速コーナーの連続するターンパイク。早く慣らしを終えて開けたい。途中調子に乗って何度か上限を超えてしまったけど(笑)。

大観山でしばし休憩後、燃料警告灯が点灯したので芦ノ湖畔のシェルで給油、12L。距離は・・・何kmだったかな?忘れた。

そこから1号線をのんびり降りていき、仙石原から御殿場に抜けて東名に乗り帰途に着く。最後はお決まりの海老名SAで休憩。ここも凄い数のバイク。

そう言えば大観山と海老名SAで声を掛けられた。大観山ではモタードに乗ったお兄さん、海老名ではクルマに乗ってきた人。
数多居るスーパースポーツやらハーレー軍団の方々には見向きもされなかったが、なんとなく気になって見てくれる人の傾向が見えて面白い。

最後に気になった点3つ。

1.相変わらず渋いシフト。慣らし終了まで様子見だ。

2.自分の手が小さいからなのだが、ブレーキレバーとクラッチレバーが遠い。ブレーキレバーは写真の芋ネジで調整してみるが、タッチが悪くなったので元に戻した。クラッチ側は接着剤のようなもので封印されており調整できない。
mts62010

3.昨日今日と天気の良い中を走っただけで、リアサスに泥はね。サスペンションのシャフトを守る意味でもやはりインナーフェンダーは必要かな。でもDPのカーボンフェンダーは高い。別にカーボンじゃなくてもいいんだけど。
mts62009

午後の走行距離210km。
TOTAL430km。

慣らし運転その1

慣らし運転その1(朝の部)

早起きして首都高で慣らし運転。
目黒線からC1に入りそのまま内回り一周、箱崎までさらに北上した後、9号線を南下して湾岸線からレインボーブリッジを渡り芝浦パーキングまでのコース。
本気組も居ないし一般車両も少ないという微妙な時間帯をついて、黙々と慣らし運転に勤しむ。

コーナーが迫ってきてブレーキを掛けながらシフトダウン。ギアがクロスしているのか、APTCクラッチの恩恵なのか良く判らないが、素早く2段落とし等しても非常にスムース。シフトダウン時のエンジン回転数の差が少なく、4,000rpmを保ちながらコーナーを抜け、立ち上がりでガバっとアクセルを開けたときのピックアップの良さが気持ちいい。ズバババッとあっという間に5,500rpmがやってきてしまう。
空いた首都高を流すペースだと4,000rpm以上を維持しやすいが、やはりここでも5,500rpmの上限が非常にもどかしい。

あと昨日も少し気になっていたが、どうやら回転数に関係なく加速中はバックミラーが全く見えない。加速しながら本線に合流するような場合は目視確認しないと、狂ったように迫ってくる本気組の4輪などに弾き飛ばされかねない。

特異なポジションにもなんとか慣れてきて気持ちよくターンインできるようになってきたが、やはりまだおっかなびっくり。早く自分のモノにできるように走りこみたい。

午前の走行距離70km。
TOTAL220km。

トップケース装着

入手したDucati Performance製トップケースキットを装着。
クラブバーを取り外して、リアカウル上部に付いているラバー4つをキャリア装着用の穴あきラバーに交換し、キャリアを装着するだけ。

途中でアクシデント。
MTS620 Topcase1
クラブバーの固定ボルトを外したら、シートフレームに溶着してあったナットがポロっと取れてしまった。よって、キャリア前部は3点留め。後ろも4本のヘックスボルトで留めてあるからマアイイカ、なのである。
ちなみに私はフランスのクルマで散々学習しているので、ラテン車においてまだ新しいうちから部品がポロっと逝くなんてのは想定の範囲内である。

キャリアが付いたらトップケースを装着。
MTS620 Topcase2
バイクの性格上、46Lでちょうど良い感じ。

MTS620 Topcase3
デザイン的にはバイクに対してちょっと箱が丸みを帯びすぎている気がしなくもない

Multistrada 620納車

身支度をし、電車で1時間半かけて、10:00の開店に合わせるようにドゥカティ東京ウエストに到着。

MTS620 納車1
(写真は奥多摩にて撮影)

店内で書類や付属品の説明を受けたあと、裏のファクトリーにて自分のMultistradaに初対面。黒はちょっと地味だったかも、なんて今更遅いか。

各部の説明を受けて装備を装着し跨ってみる。実はMONSTER用の車高調整ロッド(そのままではほとんど車高が落ちないので多少加工)とフロントフォーク突き出しで1cm程度ローダウンしているのだが、やはり身長162cmの私には片足しか届かない。それでも車体が軽いのでそんなに苦はないのだが、久しぶりだったのでちょっとふくらはぎが攣りそうになってしまった。

MTS620 納車2
さて、キーを捻りエンジンに火を入れてみる。
一度押せばエンジンが掛かるまで勝手に回り続けてくれるセルは、ウォーという重々しい音で独特。それに被さるように静かだけど低く太い音でエンジンが回り始める。
620だけどこれもやはりドゥカティなんだ、排気音とメカニカルノイズで再認識。

湿式の軽いクラッチを握ってシフトを1速に落とし、恐る恐るクラッチを繋いで見る。繋がり方が唐突で慣れるまでちょっとギクシャクする。
空冷の911のようにアイドリングプラスアルファでスパッと繋いでのスタートの方が、半クラッチを使うよりスムースな気がする。

このまま奥多摩まで足を伸ばすつもりで、新青梅街道を西へ走らせる。走り始めると、ハンドルがかなり開いているのが気になり始めた。静止した状態で跨った時はあまり気にならなかったが、身長に比例し手が短いので、このハンドルの開きにより前傾姿勢を強いられる。

それと、おろし立てだからなのか、ドゥカティ特有なものなのか、シフトが異常に渋い。ニュートラルもなかなか出ないが、それ以上にシフトアップ時にきちんとシフト出来ているのかが今ひとつはっきりしない。

エンジンは噂どおり3,500rpm以下はスカスカ。それ以下でもパーシャルで流している時やジワジワ開けていく分にはそれなりについてくるが、ガバっと開けるとスナッチが酷くエンジンによろしくなさそうだ。実際、振動でバックミラーは全く使い物にならないし、メーターがブルブルと壊れそうな勢いで震えている。以前乗っていたBMW F650(GSではない昔のヤツ)よりはマシなものの、市街地では2~3速で充分、ちょっと流れが悪いところでは1速のまま走らないとノッキングしそうになる程である。
一方、3,750rpmの目盛りを超えるとまるで別物のエンジンのように急にスムースになり、回転計の針はスパッと上昇する。
このエンジンは1,000kmまでは5,500rpm/min、点検後2,500kmまでは7,000rpm/min上限の慣らし運転が指定されているが、5,500rpmの制限だと美味しいところが1,800rpm程度しかなく非常にもどかしい。

MTS620 納車3
あと、途中渋滞に嵌った際に油温が120℃に達することがあったが、夏場は大丈夫なのだろうか、ちょっと気になる。

奥多摩に到着。暖かいせいかバイクが多く出ていた。
少し早めのペースのクルマの後で体をバイクに慣らす。コーナリングの感覚はこれも前に乗っていたYAMAHA TDM850に近く、スーパースポーツやネイキッドとは全然違う、かと言って上体が起きているオフ車ともまた違う不思議な感覚。ちょっと言葉では表現しにくいけど、この感覚を取り戻すまで結構時間がかかった。思うように曲がらず、ウォー!とかヘルメットの中で叫んだりして(笑)。

そんなこんなで、奥多摩周遊でしばし遊んだあと、家路についた。
帰りに燃料警告灯が点灯したので給油。3Lのリザーブを合わせて15Lのタンクに対し11L入ったので、噂ほど当てにならなくも無さそうだ。

MTS620 納車4
体はバイクに少し慣れてきたが、足つきの悪いバイクで市街地走行が多かったせいで、尻と大事な部分がちょっと痛い。
バイクの方は目茶苦茶渋かったシフトは少しマシになった程度、まだまだアタリがつくまで時間がかかりそうだ。

本日の走行距離150km

保険加入、トップケースなど

Multistrada 明日納車予定。
発注して2週間ちょっと、仕事も忙しく、また調停の準備などに追われてあっという間だったが、今日は朝からなんだか落ち着かず、早く明日になんないかなぁ、なんて。

ライディングギアは時間を見つけては揃えてきたけど、そう言えば任意保険の用意がまだだったので、ディーラーに車両情報を教えてもらって勤め先の代理店で新規に入りなおし。
あと昨日の夜某所にてゲットしたトップケースが届く。中古だけどほとんど新品同様。箱バカとしては、やはり最初からこれは付けておきたいので、間に合って良かった。

topcase
Ducati Performanceのはキャリアベースが高価過ぎるのでGIVIかKAPPAでいいやと思っていたが、運良く程度の良い出物が半値ちょっとで手に入ってラッキーだった。
それにしてもGIVIの箱に7万円とはねぇ。HEPCO&BECKERのアルミケース買えるじゃん。

やっぱ、Ducatiって部品高いんだね。
ますます転倒できないプレッシャーが増してきた。

グローブ

ブーツ、ジャケット、ヘルメットと来て、あとはグローブ。
トップケースとか色々と買わなければいけないモノもあり、グローブは古いので我慢しようかと思ったが、今持っている革グローブは擦れも目立ってきたので気合入れて新調。

台場に出来たばかりのDAINESEショップで先日立ち寄った際に一目惚れしたGUANTO SHORT TRACKS指名買い。サイズは最小のXS。Sだと指が余るorz
dainese

甲側の黒と掌側のサンドベージュのコンビカラーに、甲のチタン製プロテクターが渋い。くれぐれもこのチタンプレートから火花を散らさないように気をつけたいものである。